食品系の株主優待のおすすめ企業20選!選び方のポイントやよくある優待内容も紹介

食品系の株主優待のおすすめ企業20選!選び方のポイントやよくある優待内容も紹介

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食品系の株主優待のおすすめ企業20選!選び方のポイントやよくある優待内容も紹介

各企業の株式を購入すると株主優待が受けられます。企業の特徴によってその優待内容は様々ですが、株主優待の中でもおすすめのものとして食品関係が挙げられます。

近年は特に物価が高騰し、毎月の食費が気になる方もいるのではないでしょうか。食品関連企業の株式を持っていると、普段の食事に活用できるため実用性が高いでしょう。

この記事では食品系の株主優待について、選ぶポイントや実際に検討したいおすすめの企業を紹介します。今回紹介する企業は20社あるため、楽しく選べて自分にピッタリな株主優待を見つけましょう。

食品系の株主優待株を選ぶポイント

食品系の株主優待株を選ぶポイント
ここからはまず、食品系の株主優待株を選ぶポイントを3つ紹介します。

一口に食品系の株式と言っても、嗜好品や普段の食事に必要な食材など様々です。配当利回りはもちろん、自分が「食べたい」と思える企業の株式購入を検討しましょう。

優待利回りと配当利回りで選ぶ

株主優待はもらえる商品やサービス内容を重視しがちですが、利回りにも着目しましょう。優待利回りとは株の購入金額に対して株主優待の価値がどれぐらいあるかを表しています。

また、優待利回りと合わせて確認したい点が配当利回りです。配当利回りは自分が投資した金額に対して配当金がどのぐらいの割合を占めているかを指します。

いずれも数値が高い方が返ってくる金額や商品を期待できるため、商品だけでなく数字として確認が必要です。

自分が欲しいと思う優待品で選ぶ

利回りと言う具体的な数値のほかに「自分が欲しい」と思う商品から選択する方法もあります。

どれだけ利回りが高かったとしても、自分が普段使わない食材の優待だったりもらっても消費しきれない食材の場合、お得さを感じられません。

そのため、普段から使う食材や自分では買わないけれどもらったら嬉しい物等を選択すると良いでしょう。

生活圏内で利用できる株主優待を選ぶ

株主優待によっては対象の施設や地域が限定されており、お住まいの地域周辺で利用できないものもあります。そのため、優待品の商品確認はもちろん、周辺の施設や地域で使えるかの確認も必要です。

どれだけ利回りがよく「欲しい」「食事に行きたい」と思っていても、隣県まで行かなければ入手できなかったり手間がかかったりする場合、株主優待の旨味を感じられません。

食品系企業の株主優待で多い優待内容

食品系企業の株主優待で多い優待内容
一口に食品系を扱う企業の株主優待といっても、優待の提供方法が大きく異なります。

ここからは食品系の優待を受けられる企業において、多く見られる優待の提供方法を下記に4つ紹介します。

  • 自社製品の詰め合わせセット
  • 自社製品以外の食品類
  • 自店舗で利用できるお食事券
  • 食品のカタログギフト

自社製品の詰め合わせセット

自社で生産している商品を詰め合わせたセットを提供する企業が多く見られます。内容が統一して決められているものから自分で組み合わせを選べるものまで様々です。

自分が普段から意識して購入する食品メーカーがある場合におすすめです。また、企業によってはマスコットキャラクターのグッズが食品と合わせてついてくることもあります。

自社製品以外の食品類

食品を扱う企業であっても、自社製品以外の商品を株主優待として送付するところもあります。具体的な食品としてお米や飲料水などが挙げられます。

取り扱う食品が特殊な場合、優待を受けて喜ばれる機会が少ない可能性があります。そのため、実用性のあるお米や水などで送付を行う企業も見られます。

また、食品そのものでなくお米券や食品商品券を配布する企業もあるため、優待内容までチェックすると良いでしょう。

自店舗で利用できるお食事券

食品を扱う企業の中には飲食店を展開している企業も見られます。その場合は食品そのものの提供でなく、店舗で利用できるお食事券を配布しているケースもあります。

普段から外食に行く機会が多い方や優待券を使って普段は行かない飲食店に挑戦したいと考える方におすすめです。ただし、お食事券の場合は店舗が近くにない可能性もあります。

食品のカタログギフト

企業によっては食品そのものでなくカタログギフトとして送付するケースも見られます。和牛や海鮮、レトルト食材など普段自分では買えない食材をカタログギフトから選べます。

カタログギフトの場合、株式の発行枚数を問わず「3,000円」などと決まっているところから株式の発行枚数ごとに差額を設けている企業まで様々です。

食品系の株主優待のおすすめ企業20選

食品系の株主優待のおすすめ企業20選
ここからは食品系の株主優待を受けられる企業の中でおすすめの20社を紹介します。

いずれも有名企業ですが株主優待の中身まで知られている事は少ないため、こちらの情報を参考にして株主優待選びを行いましょう。

アイ・ケイ・ケイホールディングス

福岡県に本社を置き、ウェディング事業を展開するアイ・ケイ・ケイホールディングスは1995年に設立された会社です。全国に結婚式会場を展開しており、それぞれの式場でコンセプトが異なる点が特徴的です。

ウェディング事業が有名ですが、介護事業やフォト事業、食品事業も取り扱っています。

具体的な優待内容は下記の通りです。

優待食事券、株主優待商品。
100株以上:2,000円相当(お菓子)
500株以上:3,500円相当(お菓子)
1,000株以上:6,000円相当(ギフト)
5,000株以上:11,000円相当(ギフト)

キリンホールディングス

キリンホールディングスはキリンビールやキリンビバレッジなどを傘下に持つ企業です。1907年の設立は古く、歴史ある会社と言えるでしょう。

普段、目にする飲料の多くがキリンで、近年は乳製品の人気も目立ちます。免疫ケアを行えたり体に優しい食材を多く扱っているたりするため、健康志向の人から注目される企業です。

具体的な優待内容は下記の通りです。

100株以上:以下より1点選択
・キリンビール詰め合わせセット(合計4本)
・清涼飲料の詰め合わせセット(合計7本)
・iMUSE 免疫ケアサプリメント
・キリンシティお食事券 1,000円相当
・「キリン飲酒運転根絶募金」へ寄付 1,000円

1,000株以上:以下より1点選択
・キリンビール詰め合わせセット(合計12本)
・清涼飲料の詰め合わせセット(合計17本)
・カッシェロ・デル・ディアブロ/カベルネ・ソーヴィニヨン/シャルドネ(各1本 合計2本)
・iMUSE 免疫ケアサプリメント/iMUSE 免疫ケア・良眠プラスサプリメント
・キリンシティお食事券 3,000円相当
・「キリン飲酒運転根絶募金」へ寄付 3,000円

DDグループ

DDグループは1996年設立でフードサービスやアミューズメント不動産を扱う企業です。株主優待の内容としては自社商品でなくお米の優待が特徴的です。

飲食店や食品のサービス券はもちろん嬉しいものですが、お米は毎日食べる食材のため年代問わず喜ばれます。

具体的な優待内容は下記の通りです。

100株以上:株主優待券 6,000円相当
600株以上:以下より1点を選択
・株主優待券 12,000円相当
・お米 5kg
1200株以上:以下より1点を選択
・株主優待券 24,000円相当
・お米 10kg
6000株以上:以下より1点を選択
・株主優待券 36,000円相当
・お米 15kg
12000株以上:以下より1点を選択
株主優待券 48,000円相当
お米 20kg

キユーピー

キユーピーは1919年に設立された食品メーカーです。マヨネーズはもちろん、各種調味料を製造しており誰もが1度は商品を手に取ったことがあるのではないでしょうか。

近年はSDGsや食生活の悩みを解決する取り組みも多く見られ、期待できる企業と言えるでしょう。

具体的な優待内容は下記の通りです。

自社製品詰合せ
100株以上(半年以上保有):自社グループ製品詰合せ(1,000円相当)
100株以上(3年以上保有):自社グループ製品詰合せ(1,500円相当)
500株以上(半年以上保有):自社グループ製品詰合せ(3,000円相当)
500株以上(3年以上保有):自社グループ製品詰合せ(5,000円相当)、キユーピーグッズ(特製カトラリー)

アヲハタ

スーパーのジャムのコーナーを見ると多く見かけるアヲハタは、ジャムやフルーツソースを扱う会社です。果肉がたっぷりのジャムはパンだけでなくヨーグルトなど様々な料理に活用できます。

創業は1932年と歴史ある企業で、ジャムに多く活用するイチゴの新品種開発に取り組んでいる点が特徴的です。安定した人気を誇るアヲハタの商品は子どもから大人まで楽しめると言えるでしょう。

具体的な優待内容は下記の通りです。

自社製品詰合せ
100株以上:1,000円相当
1,000株以上:3,000円相当

ドトール・日レスホールディングス

洋菓子店やカフェ、ベーカリーを運営する「ドトール・日レスホールディングス」は駅や商業施設で見かける「ドトール」「洋麺屋五右衛門」などが有名です。

具体的な優待内容は下記の通りです。

毎年5月末に優待券
100株以上:1,000円分
300株以上:3,000円分
500株以上:5,000円分

イオン

イオン株式会社は千葉県に本社を置き1758年に設立した歴史ある会社です。全国にショッピングモールを展開しており、食品の購入はもちろんショッピングや映画など日常生活の様々なシーンで活用できます。

イオングループでは株主優待の内容も充実しており、具体的には下記の通りです。

・株主優待カード・イオンギフトカード
半期100万円までの買上金額に対して保有株に応じた返金率でキャッシュバックする
100株以上:3%返金
500株以上:4%返金
1,000株以上:5%返金
3,000株以上:7%返金

・イオンギフトカードを5月頃に進呈する
1,000株以上:2,000円分
2,000株以上:4,000円分
3,000株以上:6,000円分
5,000株以上:10,000円分

日清食品ホールディングス

チキンラーメンやカップヌードルなど、インスタントラーメンの先駆けとも言える日清食品ホールディングスは1948年に大阪で設立されました。

カップラーメンだけでなくチルド食品や冷凍食品などを扱うため、私たちの生活を便利にしてくれる企業と言えるでしょう。近年はキャッチーなCMが話題となりSNSを賑わせることも多く見られます。

具体的な優待内容は下記の通りです。

①グループ会社製品詰め合わせ
②1,500円相当の「ひよこちゃんオリジナルグッズ」
③国連WFPへの寄付
100株以上:①3,000円相当(3月のみ)③3,000円(3月のみ)
300株以上:①3,500円相当+②③3,500円
1,000株以上:①4,500円相当+②③4,500円
3,000株以上:①5,500円相当+②③5,500円

日本ハム

日本ハム株式会社は1949年設立で大阪に本社を置く食品加工メーカーです。スーパーに行くと日本ハムのソーセージやベーコンなど加工食品を多く見かけるでしょう。また、牛肉の扱いもあり加工肉だけでなく生肉の分野でも知られています。

自社で球団を保有していることからスポーツの造形も深く、食とスポーツ健康など幅広い分野での活躍が目立つ企業です。

具体的な優待内容は下記の通りです。

①グループ商品(スポーツ関連含む)
②寄付
100株以上:①3,000円相当(3月のみ)②3,000円分(3月のみ)
500株以上:①5,000円相当②5,000円分

明治ホールディングス

明治ホールディングスは株式会社明治や明治ロジテックなど、様々な会社が傘下にある持株会社です。明治ホールディングスは2009年に設立されていますが、各会社の歴史は古く、商品は私たちの生活に根付いています。

明治グループでは食品事業はもちろん、医薬品事業にも取り組んでおり、生活を食と健康の観点からサポートします。牛乳やヨーグルト以外に乳児用のミルクも扱っているため様々なライフステージで口にする機会があるでしょう。

具体的な優待内容は下記の通りです。

自社グループ製品詰め合わせ
100株以上:1,500円相当
200株以上:2,500円相当
1,000株以上:5,500円相当

雪国まいたけ

きのこと言えば雪国まいたけをイメージできるほど有名な企業です。創業は1983年と40年以上の歴史を持ちます。

まいたけはもちろん、エリンギやしめじ、マッシュルームなど、きのこ全般の栽培と加工食品を提供しています。

株主優待の内容は保有する株式によって異なり、具体的には下記の通りです。

自社製品セット
100株:3,000円相当
300株:5,000円相当
1,000株:7,000円相当

キーコーヒー

キーコーヒー株式会社はコーヒーの製造や栽培販売を行う企業です。設立は1929年と古く、キーコーヒーの看板やロゴは街中でよく見かけます。

スーパーやドラッグストアではドリップタイプのコーヒーからインスタントドリンクタイプなど様々な形でコーヒーを見かけます。ブランドも普段から飲みやすいリーズナブルな価格帯から上質商品まで幅広く取り揃えています。

具体的な株主優待の内容は下記の通りです。

自社製品の詰め合わせ
100株:1,000円相当
200株:2,000円相当
300株:3,000円相当
1,000株:5,000円相当

日清オイリオグループ

日清オイリオグループ株式会社は東京に本社を置く企業です。オリーブオイルやごま油ドレッシングなどを主力で扱っており、スーパーで商品を見かける機会も多いでしょう。

公式サイトでは各種オイルを使った変わり種レシピを提供しており、顧客満足度上昇にも力を入れている企業と言えます。

具体的な株主優待の内容は下記の通りです。

日清オイリオグループ自社製品および関連製品
100株:1,500円相当
200株:3,000円相当

J-オイルミルズ

株式会社ジェイオイルミルズは東京に本社を置く食品メーカーです。1826年設立で私たちの生活においては油やマーガリンチーズなどを提供しています。

油谷食品の製造だけでなく不動産の賃貸も行っている企業で広く展開していると言えるでしょう。

具体的な株主優待の内容は下記の通りです。

①自社製品
②自社公式オンラインショップで使える優待割引クーポン
200株:下記いずれかを選択
①3,000円相当
②3,000円相当
600株:A~Bのうち1点を選択
A:①5,000円相当
B:①3,000円相当+②2,000円相当
1,000株:A~Bのうち1点を選択
A:①8,000円相当
B:①3,000円相当+②5,000円相当

ハウス食品グループ本社

ハウス食品グループは東京都に本社を置く食品メーカーです。1913年設立で「カレーやシチューを扱っている会社」とイメージする方が多いでしょう。

カレー以外にもわさびや七味などの調味料や鍋にぴったりの「マロニーちゃん」など、誰もが1度は食べたことのある食材を扱っています。

具体的な株主優待の内容は下記の通りです。

下記の内容から選択可能
「自社グループ製品の詰め合わせ」もしくは「全国こども食堂支援センターむすびえへの寄付」
100株:1,000円相当
200株:2,000円相当
1,000株:3,000円相当

タカノ

長野県に本社を置くタカノ株式会社はバネの製造業としてスタートし、医療機器やエクステリアを扱う企業です。しかし、長野の風土を活かして「ルビーの里」というエクステリア・ガーデンを運営し、地元の食材を使った商品を優待で送付しています。

具体的な優待内容は下記の通りです。

オリジナル商品
100株以上:高嶺ルビー(赤そば)はちみつラスクセット(80g×2袋)(1,000円相当)
1,000株以上:以下より1点を選択(3,000~5,000円相当)
・信州ワイン・ウイスキーのセット
・信州りんご
・高嶺ルビーはちみつ350g
・信州産なめたけ(6本入り)
・信州富士見高原ハム・ソーセージ
・信州そば 悠-HARUKA- 寂-SABI- 侘-WABI-(3種類・各2食入、つゆ付)

ダイイチ

北海道帯広市に本社を置くダイイチはスーパーマーケットを運営する企業です。店内は広く買い物がしやすい工夫がなされており、地元の人々から愛されています。

なお、優待内容は下記の通りです。

VJAギフトカードと北海道特産品
100株以上:VJAギフトカード 1,000円相当
500株以上:VJAギフトカード 2,000円相当
1,000株以上:下記より1点を選択(4,000円相当)
・VJAギフトカード
・自社商品券
・北海道特産品1品

江崎グリコ

江崎グリコ株式会社は大阪に本社を置き、1922年から続く老舗食品メーカーです。ポッキーやビスコ、パピコなど多くの方に愛されるお菓子はもちろん、サプリメントや粉ミルクなど様々な食品の製造を行っています。

なお、優待内容は下記の通りです。

自社グループ商品
100株:1,000円相当
500株:2,000円相当
1,000株:4,000円相当

株式継続保有期間3年以上の場合
100株:1,500円相当
500株:3,000円相当
1,000株:6,000円相当

ヤクルト本社

ヤクルト本社は乳酸菌飲料で有名なヤクルトを扱う企業です。近年は乳酸菌飲料だけでなく、化粧品や医薬品を扱っている点も特徴的です。

「ヤクルト1000」は効果を期待して購入者が殺到し、一時売り切れになったこともあります。

具体的な株主優待の内容は下記の通りです。

・100株以上
3年未満保有株主:飲料・乾麺の詰め合わせ
3年以上保有株主:飲料・乾麺の詰め合わせ、および化粧品

・1,000株以上
3年未満保有株主:飲料・乾麺等の詰め合わせ
3年以上保有株主:飲料・乾麺等の詰め合わせ、および化粧品

森永製菓

森永製菓株式会社は東京に本社を置き、1899年に設立された食品製造メーカーです。お菓子やアイス、飲料など様々な食品を展開しており「キャラメル」「おっとっと」などは多くの方が目にしたことがあるでしょう。また、ホットケーキミックスやココアも有名です。

森永製菓株式会社の具体的な株主優待は下記の通りです。

自社製品詰合せ
・100株以上
6ヵ月以上保有:1,500円相当
3年以上保有:2,500円相当
・300株以上
6ヵ月以上保有:2,500円相当
3年以上保有:4,000円相当

まとめ

①食品の株主優待は優待利回りや配当利回りを意識して選択がおすすめ
②利回りとあわせて自分が魅力的に感じる優待を扱っている企業を選びたい
③食品会社と言っても自社商品の詰め合わせやカタログなど様々な優待方法がある
④企業によっては保有株数で配当商品が異なる
⑤自分が食べたい食品を元に企業を見比べると楽しみながら選べる

 

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