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株主優待をマクドナルドで受けたい!優待内容や株式購入の流れを解説
世界的なファストフードチェーンであるマクドナルドの商品をお得に購入するには、株主優待を活用することをおすすめします。
しかし、まだ株式を購入したことのない方にとっては、株主優待を受けるための条件や株主優待の内容など、分からないことだらけです。
そこで、この記事ではマクドナルドをお得に楽しむための株主優待の内容や株式を購入する流れについて紹介します。
これから株主優待を利用してみたいと考えている方は、紹介している内容をぜひ実践してマクドナルドをお得に利用してみてください。
目次
マクドナルドの株主優待について
日常生活でよく利用しているマクドナルドの店舗を運営している会社は、日本マクドナルド株式会社ですが、株主優待を受けるためには親会社である日本マクドナルドホールディングス株式会社の株式を取得しなければなりません。
では、株主になるためには、どのような条件をクリアしなければならないのでしょうか。ここからはマクドナルドの株主になるための条件について紹介します。
マクドナルドの株主になる条件
マクドナルドの株主になるためには、株式を100株以上保有しなければなりません。権利確定日は12月末日と6月末日時点で株主名簿に登録されている人が対象です。
株主優待を受けるためには、2023年12月末からは継続保有期間が1年以上経過していなければなりません。例えば、2023年12月末日時点で初めて株式を100株保有している場合、2024年12月末日まで継続保有していなければ株主優待を受け取れません。
株主優待の権利を獲得すると、6月権利確定分が9月下旬に、12月権利確定分は3月下旬に株主優待券が発送されます。
マクドナルドの株を購入する際の流れ
実際にマクドナルドの株式を取得するためには、何をしなければならないのか分からない方も多いでしょう。
ここからは、マクドナルドの株を購入する準備から優待券をもらうまでの流れを紹介していきます。
①証券会社の口座を作成する
株式を購入するためには、まず証券会社の口座を開設しなければなりません。
証券口座を開設するためには、証券会社や銀行の窓口もしくはネット証券会社のホームページのどちらかで口座開設手続きを進めます。
それぞれの開設方法のメリットとデメリットは次のとおりです。
【証券会社や銀行の窓口で開設する場合】
メリット:担当者に詳しく説明してもらえる
デメリット:営業日や営業時間を気にしながら店舗に赴く必要がある
【ネット証券会社で開設する場合】
メリット:基本的に24時間・365日、自分の好きなタイミングで口座開設ができる
デメリット:サイトの説明を自分で注意深く確かめなければならず、ある程度の事前知識が必要
スマホやPC、タブレットがあればネット開設は手続きが簡単なので、おすすめです。
②投資資金を入金する
株式を購入するためには、開設した口座へ必要資金を入金しなければなりません。入金方法は複数あり、ATMや銀行窓口、口座連携やインターネットバンクが活用できます。
メイン口座とその他の口座を分けて複数の口座を運用されている方であれば、口座間で連携しておけば入金までのハードルはぐっと下がります。
入金額の目安は特になく、購入を検討している株式の株価を確かめてからでも遅くありません。まずは口座開設に必要な最低限の金額を入金することから始めましょう。
③購入する銘柄を検索する
次に購入を検討している銘柄を検索しましょう。
ネット証券会社を活用していれば、専用アプリを設けている会社も少なくありません。アプリを活用すると簡単に検索できます。
マクドナルドの株式を検索する場合は、「マクドナルド」や「2702」で検索してみましょう。「2702」は証券コードと呼ばれるもので、上場している株式会社に付与されています。
検索出来た銘柄を確認すると1株当たりの株価や財務諸表など、株式会社にまつわる情報が網羅的に掲載されています。ここで1株当たりの株価を確認できれば、必要株数分を1株当たりの株価にかけ合わせることで必要金額が把握可能です。
しかし、株式の注文方法によっては株価の値動きに柔軟に対応するために、必要金額にプラスアルファした金額を入金しておかなければなりません。投資金額が不足しないように入金しましょう。
④株数や価格などを指定して注文する
購入を検討している銘柄情報が検索出来れば、次は株数や価格などを指定して注文しましょう。
基本的には窓口であれば担当者の説明通り、ネットであれば注文画面の説明通りに必要情報を入力して注文します。
注文方法には「指値」と「成行」があります。
指値は指定した金額で指定株数を購入することです。株価が変動するため、指定した金額になるまでは購入しない点が特徴の注文方法といえます。
成行は注文時に最も低い株価で株式を購入する方法です。そのため、指値注文と違ってタイムリーに注文が確定する点が特徴の注文方法です。
⑤株主優待冊子を受け取る
注文に対して売買が成立したら、株主優待冊子が発送されるタイミングを待ちましょう。
権利確定日は12月末日と3月末日の2回設けられていますが、2023年12月末以降は初回権利確定後、1年間株式を保有しておかなければなりません。
必要事項を満たせば、権利確定月の3か月後を目途に株式会社から株主優待が配布されます。
株主優待は証券口座に登録している住所あてに発送されるため、宅配業者から受け取りましょう。
マクドナルドの株の最低購入価格
マクドナルドの株式を購入するためには、いくら必要か気になる方もいるでしょう。
1株当たりの株価は6,040円であり、株式の売買単価は基本的に100株のため、総額で60万4,000円必要だということが分かります。1回の投資金額がかなり高額になるため、購入資金の準備が必要です。
最近では単元未満株の売買ができる証券口座もあるため、時間はかかりますがコツコツと株式を購入することで株主優待生活を叶えられるかもしれません。(2023年12月時点)
マクドナルドの株の配当金
マクドナルドの株式を購入すると株主優待券以外にも配当金が支給されます。
配当金は企業の経営状況によって変動しますが、企業が設定している1株当たりの配当利回りを用いて計算できます。
現在の配当利回りは0.65%であるため、1株当たりの配当金はおよそ39円です。100株購入していれば、年間3,900円の配当金を受け取れる点も、株式購入のメリットです。
マクドナルドの株主優待でもらえる特典
マクドナルドの株主優待は、商品の引換券がつづられた優待券冊子です。バーガー類、サイドメニュー、ドリンクの商品無料引換券が6枚ずつ綴じられており、実際の店舗で商品を引き換えられます。
ここからは、マクドナルドの株主優待券でもらえる特典について詳しく説明します。
バーガー類の引換券
バーガー類はバリューセットのメインとして選べる商品が対象で、レギュラーメニューの他にも期間限定商品や朝マックの商品も引き換え対象です。引換券1枚に対して商品をひとつ交換できます。
朝マックについては、引き換え時間は朝マックを提供している時間帯に限られます。
期間限定商品に関しても、数量限定商品や一部商品については引き換えできない場合もあるため、店頭クルーへ引き換え可能商品を確かめた上で優待券を利用しましょう。
サイドメニューの引換券
サイドメニューもバリューセットのサイドとして選べる商品が引き換え対象です。サイズに関しては自由に選べるため、多く食べられる方にとってはLサイズがお得かもしれません。
サイドメニューに関しても、期間限定メニューや朝マックで選べる商品が引き換え対象に含まれます。そのため、バーガー類と同様に、引き換え時間や限定商品については事前に確かめておかなければなりません。
限定商品の中でも、季節限定のマックシェイクやマックフロートは販売期間中であれば引き換えできます。
ドリンクの引換券
ドリンクメニューもバリューセットのドリンクとして選べる商品が引き換え対象です。こちらもサイズを選べるため、多く飲める方はLサイズがお得です。
ドリンクメニューは期間限定商品や時間限定商品はないものの、マックカフェ バイ バリスタは引き換えできないため注意しましょう。
マクドナルドの株主優待の魅力
引換券の各アイテムの使い方を紹介しましたが、マクドナルドの優待券は組み合わせやサイズ変更など、バラエティに富んだ使い方ができる点がおすすめポイントです。
ここからは、マクドナルドの株主優待の魅力として、引換券を利用する際のお得な使い方について紹介します。
同時利用でセット注文が可能
引換券を組み合わせることで単品では交換対象ではない商品と引き換えられます。
バーガー類、サイドメニュー、ドリンク引換券を同時利用するとハッピーセットと交換可能です。
また、バーガー類とサイドメニュー引換券を同時利用すると「ビッグブレックファスト」や「ビッグブレックファスト デラックス」と交換できるため、少し珍しい商品も楽しめます。
引換券を組み合わせて注文する方法は公式発表されているものの、ちょっとした裏メニュー的な楽しみができる点も株主優待券の魅力です。
追加トッピングが可能
また、株主優待券で引き換えできる商品であっても、通常商品と同じように追加トッピングを注文できます。
追加できるトッピングは次のとおりです。
- スライストマト増量(最大3枚まで)
- オニオン増量
- ピクルス増量
- ソース増量
例えば、通常商品と同じようにスライストマトを3枚追加した場合は120円の追加料金が発生します。株主優待券を活用すると追加料金がかからずにお好みのカスタマイズができるため、いつも以上に満喫できる点も株主優待券の魅力でしょう。
サイズ変更が可能
株主優待券を利用して引き換えできる商品はサイズ変更もできます。
フライドポテトやドリンクが該当しますが、それぞれのサイズ展開はS~Lサイズまであり、各商品の金額は次のとおりです。
【フライドポテト】
Sサイズ:190円~
Mサイズ:330円~
Lサイズ:380円~
【ドリンク】
Sサイズ:120円~
Mサイズ:240円~
Lサイズ:270円~
フライドポテトであれば、SサイズとLサイズの価格差は190円、ドリンクであれば150円程度のため、SサイズとLサイズではほぼ2倍の違いがあります。
お腹に余裕があればLサイズを選んだ方がお得です。
マクドナルドの株主優待で知っておきたいこと
たくさんの魅力があるマクドナルドの優待券ですが、株主優待券を使う際は気を付けておかなければならないこともあります。
ここからは、お得に株主優待券を使うためにも知っておくべきことを紹介します。
テイクアウト・ドライブスルーでも利用できる
株主優待券は一部店舗を除く全国のマクドナルドで利用できます。イートインだけでなく、テイクアウトやドライブスルーでも利用できるため、気軽に株主優待券を楽しめます。
株主優待券の使い方は、カウンターで株主優待券を使う旨を伝え、注文したのち、お会計時に株主優待券を渡すだけです。公式アプリのクーポンを利用する方法と変わりありません。
デリバリーサービス・モバイルオーダーでは利用できない
デリバリーサービスやモバイルオーダーでは株主優待券を使えないため注意しましょう。
株主優待券を使う場合は、店舗での直接注文のみに限られます。
バリューセットの対象外商品は引き換えできない
また、バリューセットの対象になっていない商品とは引き換えできない点も注意が必要です。
バーガー類であれば期間限定商品を含めてバリューセットのメインになるため、選べない商品はありませんが、サイドメニューでは次の商品が引き換え対象外に設定されています。
- ナゲット15ピース
- マックフルーリー
- ソフトツイスト
- ワッフルコーン
- 三角チョコパイ など
株主優待冊子に金額の上限はない
株主優待券の条件には、引き換え可能な商品の上限金額は設けられていません。そのため、高額な商品と交換するほどお得に楽しめます。また、月見バーガーやグラコロといった期間限定商品を狙うのもおすすめです。
夜マックでは倍バーガーの注文も可能です。例えば、ビッグマックのセットの料金は通常950円です。そこにトッピングをすべて増量すると、トマト3枚分の追加料金が120円、サイドメニューのサイズアップに50円、ドリンクのサイズアップに30円必要となるため、合計で1150円になります。
トッピングを追加したりサイズアップした場合のセット料金でも、株主優待券を活用することができるのは、とってもお得です。
株主になる方法以外の優待冊子の入手方法
魅力がたっぷり詰まった株主優待券ですが、株式を購入する以外の方法で活用できないのか気になる方もいるでしょう。
お得にマックを楽しめることは分かっても、単元株を購入するためには多額の資金が必要なため、手を出しづらいと感じている方も少なくありません。
そこで、ここからは株主になる以外の方法で株主優待券の冊子を入手する方法を紹介します。
金券ショップでの購入
1つ目の入手方法は、金券ショップで株主優待券を購入することです。
金券ショップは、株主優待券以外にも、全国百貨店の商品券やグルメ券、図書券を売買できます。全ての金券が通常価格よりも安く販売されており、株主優待券もお得に購入できる点が金券ショップを利用するメリットです。
金券ショップでは株主優待券の冊子を1シートずつに分けて販売されていることがあり、1枚当たりの販売価格は800円前後です。1冊分の6シートを購入しても、購入金額は4,800円程度なため、先述した倍マックの組み合わせを頼めば、購入金額の元は十分に取れるでしょう。
ネットオークションでの購入
2つ目の方法は、ネットオークションを活用して購入することです。
金券ショップのように店舗へ行く手間がなく購入できるメリットがあります。また、入札のタイミングによってはかなり安く購入できる点もおすすめポイントです。
一方で実物を確認できないため、掲載されている写真から優待券の有効期限や利用条件を確かめなければなりません。画質によっては判別できないような商品が出品されていることもあるため、騙されないように注意して購入する必要があります。
フリマサイトで購入での購入
3つ目の方法は、フリマサイトやフリマアプリを活用して購入することです。
金券ショップやネットオークションは古物商をはじめとした業者が販売している一方で、フリマサイトやフリマアプリは一般人が出品しているため、タイミングが合えば最安値で購入できる可能性を秘めています。
しかし、フリマサイトやフリマアプリによっては、運営会社が出品できる株主優待券の範囲を定めている場合があります。1つのサイトやアプリだけでは希望の商品を見つけられないことがあるのは、この購入方法のデメリットと言えます。
まとめ
①株主優待を受けるためには株式を購入して株主になる必要があり、株式を購入するためには証券口座の開設をはじめとした購入までのプロセスを踏む必要がある
②株主優待を受けるためには100株以上の株式を購入する必要があり、購入金額の目安は60万4,000円
③優待特典で受け取れる優待の内容はバーガー類・サイドメニュー・ドリンク類の無料引換券で1商品に対して1枚消費する
④株主優待の魅力は無料引換券以外にもトッピングやサイズの増量やトッピング類などを無料で楽しめる点
⑤株主優待を手に入れるためには株式を購入する以外にも金券ショップやネットオークションなどの方法がある
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