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商品券の換金率はどれくらい?現金に換えたいときの注意点を紹介
商品券をもらったものの、自分が買い物をしないショップのものだったり、有効期限が近かったりする場合「どうしたら良いのだろう…」と悩むこともあるでしょう。その場合は、金券ショップを始めとした商品券を買い取ってくれる場所での売却がおすすめです。
しかし、金券ショップは様々で、換金率も異なるので注意が必要です。
この記事では、商品券の買取を検討している方向けに、換金率の違いや注意点を紹介します。
自宅に使わない商品券があったり、商品券を現金に換えたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
商品券の換金率は店舗で異なる
結論として、商品券の換金率は金券ショップごとに異なります。
使用しない商品券がある場合は、お住まいのエリアにある金券ショップを利用することも多いでしょう。しかし、いくつかショップがある場合は換金率を確認した上で買取に出すのがおすすめです。
一般的に換金率は90%以上と高いものの、96%から98%程度で差があります。また、換金は金券ショップの利益が必要なことから額面通りの100%ではない点に注意が必要です。
金券ショップで商品券の換金率が異なる理由
ここからは、金券ショップにおいて商品券の換金率が異なる理由を解説します。
商品券の換金率が異なる理由としては、ニーズや利便性などが挙げられます。
ニーズが異なるから
金券ショップや商品によって換金率が異なる理由はニーズが異なるためです。
例えば、連休前であれば新幹線や宿泊施設で使える商品券のニーズが高まり、換金率も上がる傾向にあります。
高価買取を狙う場合、ニーズとそのタイミングに合わせて店舗への持ち込みがおすすめです。
利便性や用途の豊富なものは高価買取を目指せる
商品券の中でもニーズだけでなく、使い勝手が良いものは安定した換金率で買取が叶うでしょう。
例えば、使用範囲が広いものであれば需要があるため、高値での買取が叶います。QUOカードやクレジットカード系の商品券の場合、全国の様々な店舗で利用できるため需要が高く、金券ショップにおいても積極的に買取を行っています。
商品券の換金率を挙げる方法
ここからは、商品券の換金率や買取額を少しでも高める方法を紹介します。
換金率は金券ショップごとに定められているものの、少しの工夫で上げることも可能です。コツを知り、換金率アップを目指しましょう。
買取のタイミングを見計らう
換金率を上げるためにタイミングを見計らうことも重要です。商品券の換金率は常に変動しており、需要に合わせて高くなったり低くなったりしています。
例えば、ゴールデンウィークやお盆、お正月のように帰省や旅行する人が増える時期は、新幹線の回数券の需要が高まります。
需要が高いタイミングで金券ショップは換金率を上げて、多くのアイテムを集めようとします。そのため、換金率が上がっているタイミングで買取に出すとより高値での売却が叶います。
手持ちの商品券がタイミングによって需要が異なる場合は特に注意が必要です。
また、商品券は様々なイベントで受け取る機会が多いアイテムですが、もらってから使わないと判断した場合、早めの買取依頼がおすすめです。
商品券によっては有効期限が迫っているものもあり、遅れてしまうと無効になったり、買取金額が下がってしまったりすることがあります。
保存状態に注意する
商品券は額面だけでなく、保存状態にも注意が必要です。
買取に出した商品券はやがて他の人が購入します。そのため、状態が悪ければ金券ショップ側も売り物にできないため買取を断られてしまう可能性もあるでしょう。
また、商品券によっては「券の3分の2以上が残っている状態でないと使用不可」といったものも見られます。そのため、汚れや傷がある商品券は注意が必要です。
もしも手持ちの商品券を売却したいと考えているのであれば、クリアファイルや封筒など、商品券が傷まないように管理を行いましょう。
まとめて取引する
同一で複数の商品券を持っている場合、まとめて取引を行うとお得に売却できる可能性があります。
例えば、クレジットカード系の商品券を10枚持っている場合、1枚ずつ出すのではなく10枚セットで買取に出しましょう。
商品券をはじめとした各種金券の換金率は額面に比例して高くなる傾向があります。そのため、使わない商品券があると判断した場合はまとめての売却がおすすめです。
複数店舗で比較する
商品券を買い取ってもらう際は複数店舗で換金率を比較しましょう。
換金率は商品券ごとだけでなく金券ショップごとにも異なります。数%の差ではあるものの、できる限りお得に買取ってもらいたい場合は2〜3店舗で比較しましょう。
確認の方法としては金券ショップに電話で問い合わせる方法があります。また、公式サイトに換金率を掲載している店舗もあるため、あわせて確認してみましょう。
そして、ある程度であれば交渉も可能な場合があります。「他のショップでは◯◯円と提示された」と伝えると、換金額に反映される可能性もあります。ただし、何度も交渉を行うとかえって悪影響を及ぼすため、あくまでさりげない提示を行いましょう。
商品券の買取における注意点
ここからは、商品券の買取における2つの注意点を紹介します。
換金率は金券ショップごとに異なるため、無駄足にならないように事前に確認をしてから店舗に向かいましょう。また、換金率によっては自分で使った方がお得になるケースもあるため見極めが肝心です。
換金率を確認してから買取に出す
商品券は必ず金券ショップの換金率を確認してから買取に出しましょう。店舗に向かったはいいものの思ったような換金率でなく「結局損をしてしまった」「無駄足になってしまった」というケースが多く見られます。
効率的に買取してもらうためにも、複数店舗に事前に確認してから希望する店舗に向かいましょう。特に、ネットに換金率が記載してある店舗の場合、確認が容易です。
なお、店舗によっては店頭の買取だけでなく郵送買取を実施しているところもあります。その場合、店頭と郵送での買取は換金額が異なるケースもあるため、事前の確認が必要です。
換金率や商品券の状態によっては自分で使用することも検討する
商品券が汚れていたり折れていたりする場合、換金率が下がる可能性があります。そのため、状態が悪いものは自分で使う方法も検討しましょう。
特に、クレジットカード系の商品券や全国百貨店共通商品券など、使用範囲が広いものの場合、日用品や食品の購入に充てることも可能です。普段はデパートに行かない方であっても、商品券をきっかけに普段は食べない少し良いものを購入してみるのも良いでしょう。
なお、商品券は紙のタイプとカードタイプのものがあります。紙のものはカードタイプと比較して汚れやすいため注意が必要です。
金券ショップで商品券の買取を行う注意点
ここからは、金券ショップで商品券を買い取ってもらう際の流れや注意点を解説します。
金券ショップは、お住まいのエリアの駅近や商業施設などにテナントが入っているケースが多くあります。どの店舗に依頼するかを決めて確認作業に進みましょう。
事前に電話やメールで問い合わせる
まず買取を検討する店舗をいくつか確認し、電話やメール公式サイトで換金率や買取の流れについて確認しましょう。
ここで換金率を確認しておくことで、換金率が低くて商品券を買い取ってもらわないまま帰宅するトラブルを防げます。
しかし、確認した換金率と当日行った際に提示された換金率に違いのある場合もあります。まれに電話では高い換金率を話していたものの、実際は低くなっていたというケースも見られるので注意しましょう。
身分証明書を準備する
商品券の換金は身分証明書の提示が必要な場合があります。身分証明書の提示基準は店舗ごとに異なりますが、持参しておくとスムーズでしょう。
持参する身分証明書は下記のような顔写真付きのものを用意しましょう。
・運転免許証
・健康保険証
・マイナンバーカード
・学生証 など
もしも身分証明書について上記のものが準備できない場合、また不安を抱える場合は事前に電話して確認しておくと安心です。
商品券を換金するメリット・デメリット
ここからは、商品券を換金するメリットとデメリットを紹介します。
手持ちの商品券を使わない場合は、お金に変えた方がお得だと感じます。しかし、額面よりも買取金額が下がってしまう点に注意が必要です。
メリット:現金を用意できる
商品券を換金する最大のメリットは現金を用意できる点です。
どれだけ額面が高い商品券を持っていても、使う場所がなかったり、使うタイミングがなかったりすると宝の持ち腐れです。その場合、現金に変えたいと考えることもあるでしょう。
使わない商品券を金券ショップに持っていくと、額面よりもやや下がるものの現金を入手できます。不要な商品券を片付けたい、現金が必要といった場合におすすめの選択肢です。
デメリット:額面が下がってしまう
金券ショップで商品券を買い取ってもらう際、額面よりも提示される金額が低くなるのがデメリットです。
金券ショップの場合、商品券をはじめとした金券類の買取で利益を上げる必要があるため、100%額面での買取は困難です。
しかし、使わずに捨ててしまうよりは金券ショップで買い取ってもらう方がはるかにお得だといえるでしょう。
金券ショップの探し方
金券ショップに商品券を持ち込みたいと考えていても、普段意識していない場合「どこに金券ショップがあるのだろう?」と悩むこともあります。
ここでは、金券ショップの探し方を紹介します。
Web上で検索する
最も簡単な方法はWeb上で検索することです。
検索エンジンで「金券ショップ 〇〇(お住まいの地域)」と入力すると近くにある金券ショップが表示されます。ここでいくつかの金券ショップがある場合は自宅から近いところを確認してみましょう。
なお、金券ショップは2〜3店舗チェックした上で実際に買取に進むのがおすすめです。どこの金券ショップを選んでいいか分からないといった場合は口コミを参照するのも良いでしょう。
最寄りの商業施設をチェックしてみる
金券ショップは商業施設内に併設されていることが多くあります。しかし、目立ちにくい場所にあったり、小さな店舗だったりすることから、普段意識しなければ見つけにくいでしょう。
休みの日に商業施設に立ち寄った際には、ショップマップを確認して金券ショップがないかチェックしてみましょう。普段通らない場所にひっそりと店舗がある可能性もあります。
各商業施設の公式ホームページからショップリストで開店時間や詳細を確認することも可能です。
駅近で探してみる
金券ショップは駅近や駅のビルの中に併設されていることがあります。そのため、普段電車やバスを使って通勤しているのであれば、駅周辺を確認してみましょう。
これまで気にしていなかったところに実は金券ショップがあったということもあります。仕事や学校帰りに少し時間がある場合は散歩を兼ねて周囲を見てみるのも良いでしょう。
商品券以外にも金券ショップで扱うアイテムはある
金券ショップで商品券を買い取ってもらえますが、それ以外のものも買取対象です。
金券ショップで扱う主なアイテムは下記の通りです。
・切手や印紙
・はがき(年賀状はがき含む)
・レターパック
・航空会社各種株主優待券
・飲食店各種株主優待券
・JR株主優待券
・私鉄株主優待券
・バス、海運の株主優待券
・小売店株主優待券
・レジャーやスパの株主優待券
・宿泊施設観光系株主優待券
・テレフォンカードや図書カード
・ビール券や清酒券
・お米券やお肉のギフト券 など
商品券以外にも様々なものを買取ってもらえるため、ご自宅に不要なものがある場合は持ち込みを検討してみましょう。
換金率が高いと評判の商品券6選
ここからは、金券ショップにおいて、比較的換金率が高い傾向にある商品券を6つ紹介します。
いずれも全国の様々な店舗で利用できるため、ニーズが高く、換金率は期待できるでしょう。
全国百貨店共通商品券
全国百貨店共通商品券は北海道から沖縄まで全国にある500店舗以上の百貨店で利用できる商品券です。伊勢丹や大丸、高島屋など様々な百貨店で利用できるため、需要が高い商品券といえるでしょう。
額面は1,000円で、まとめて買取に出すと換金率が高くなることもあります。
なお、この商品券を使用する場合、商品券やギフトカード、印紙や切手など、交換できない商品もあるため注意しましょう。
セブン&アイ共通商品券
セブン&アイ共通商品券はセブン&アイグループ各店で使える商品券です。額面が500円と1,000円のものがあります。
イトーヨーカドーやヨークベニマルなど系列のスーパーやセブン-イレブン、デニーズなど様々な使用シーンで活用できるため、需要が高いでしょう。
なお、この商品券においては公共料金の収納代行サービスや切手や印紙など、いくつかの商品では利用できないため注意が必要です
イオン商品券
イオン商品券は全国のイオングループで利用できる商品券です。ショッピングやグルメ、映画鑑賞など様々な用途で利用できるため、需要が高いアイテムです。
額面は500円と1,000円の設定があります。使用できる店舗はイオンやマックスバリュ、ミニストップやダイエーなど様々です。
イオン商品券の場合、使用範囲が広いため商品券の状態が悪い場合は自身で使う方法も検討しましょう。
JCBギフト
JCBギフトカードは買い物や宿泊施設などで使用できる商品券です。1,000円と5,000円の額面があります。
使用できる店舗は全国に100万店舗以上あるため、商品券の状態が悪い場合、自身での使用もおすすめです。
なお、使える店舗としては百貨店やスーパー、家電量販店や飲食店など多岐にわたります。年間を通して需要が高いアイテムのため、どのタイミングで買取依頼を行っても問題ないでしょう。
ナイスギフト
ナイスギフトはJTB商品券です。額面が1,000円と5,000円のものがあり、100万店舗以上で利用できるため、全国規模で需要が高い商品券といえるでしょう。
こちらも普段の買い物や宿泊、食事など様々な施設で利用可能です。有効期限が設けられていないため、買取に出す際もタイミングを気にせず持ち込めます。
なお、商品券によっては有効期限が設けられているものもあります。その場合は有効期限が近いと換金率が下がる可能性があるため、早めに買取ってもらいましょう。
UCギフトカード
UCギフトカードも百貨店やスーパーショッピングセンターや宿泊施設などで利用できる商品券です。額面は500円、1,000円、5,000円の設定があり、他のクレジットカード系商品券よりも幅が広くなっています。
こちらも有効期限が設けられておらず、どのタイミングで買取に出しても問題ないでしょう。
なお、UCギフトカードにおいては表面の左側にあるミシン線を切り取ってあるものは無効になってしまいます。そのため、取り扱いに注意しましょう。
まとめ
①金券ショップで商品券を買い取ってもらう際は「換金率に」注意する
②商品券を現金に変えたい場合、換金率を見て自分で使うべきか買取してもらうべきかを判断する
③金券ショップによって換金率が異なるため、事前に確認してから店舗に行くと効率的
④商品券はタイミングによって換金率が異なったり、ニーズが異なったりするため注意が必要
⑤商品券の状態が悪かったり、換金率が低い場合は自分で使用するのも選択肢の一つである
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