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JCBカードで利用できるスキップ払いとは?その仕組みや注意点を紹介

クレジットカードの支払い方法は複数あり、どの方法が自分に適しているか分からない人は少なくないでしょう。お得にクレジットカードを利用したい人には、JCBカードで利用できるスキップ払いがおすすめです。

この記事では、スキップ払いがどのような仕組みで、利用すると得られるメリットは何かを詳しく紹介します。また、利用するうえで注意すべきポイントについても説明します。

JCBカードのスキップ払いとは?

JCBカードのスキップ払いとは?
JCBカードは国内で誕生した国際ブランドのクレジットカードです。利用できる店舗数の多さやタッチ決済への対応など、使いやすさに定評があります。

利用料金の支払い方法は1回払いや分割払いなどオーソドックスな方法が利用できますが、独自のサービスであるスキップ払いが注目を集めていることをご存知でしょうか。1回払いで購入した商品の代金を最大6ヶ月先まで変更できる点が特徴です。

他のクレジットカードでは取り入れられていない仕組みであるため、どのように利用するとお得に買い物できるのか、支払方法の幅を広げるためにも内容を詳しく理解していきましょう。

スキップ払いの特徴について

スキップ払いの特徴について
スキップ払いは支払い期間を延長できる点が特徴ですが、大きく2つのポイントがあります。

ここからは、スキップ払いの特徴について紹介していきます。有効活用できるように内容を詳しく見ていきましょう。

支払い月を最大6ヶ月後まで延長できる

1つ目の特徴は、支払いタイミングを希望のタイミングまで変更できることです。買い物時に「1回払い」を選択した支払い方法を対象にサービスを利用できます。

とはいえ、注意すべきポイントもあります。それは、希望のタイミングに支払い月を変更できたとしても、最大6ヶ月先までしか変更できない点です。

半年先まで支払い期限を延ばしたとしても、そのタイミングで支払えなければ延滞料金が発生するため注意しておきましょう。

とはいえ、「今月は買い物し過ぎて支払いが厳しい」といったような状況を回避できる点は魅力です。資金繰りのストレスを回避できるため、安心してクレジットカードを使えるようになるでしょう。

支払方法の変更は買い物後でもOK

2つ目の特徴は、支払い方法の変更は買い物が済んだ後でも大丈夫なことです。

日々買い物にクレジットカードを使った結果、「思った以上に使いすぎてしまった」と思ったタイミングで支払金額を調整できます。そのため、払える分だけを支払えるようになり、計画的に利用料金をやりくりできるようになるでしょう。

しかし、変更は期日までに済ませなければなりません。締切日は毎月15日と定められており、この日の午後7:55までまでに変更登録を済ませておく必要があります。

スキップ払いを利用するための条件とは?

お得な支払方法であるスキップ払いですが、利用するためにはいくつかの条件を守らなければなりません。手数料や支払期間など知っておくべきポイントがいくつかあります。

ここでは、これらの利用条件について詳しく紹介します。

利用条件

おさえておきたい利用条件は次の通りです。

・支払日
締切日は毎月15日です。翌月10日に支払いましょう。とはいえ、金融機関が休みの場合は、その限りではありません。

・手数料
利用金額に対して手数料を合算した金額を支払わなければなりません。定められた利率に合わせて、スキップした月数を掛け合わせて計算されます。そのため、支払い金額を低く抑えたいのであれば、あまりスキップしない方が良いでしょう。

・手数料率
年率7.92%~18.00%(月利0.66%~1.50%)です。年率は個人ごとに異なるため一概にはいえませんが、1万円の支払い金額を5か月分スキップする場合、実質年率が15.00%であれば、総額は10,375円を支払う必要があります。

・利用可能枠
0~200万円

スキップ払いのメリットについて

スキップ払いのメリットについて
スキップ払いは月々の支払金額を上手にやりくりするために有効な支払い方法です。では、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

大きく分けると以下の3つが挙げられます。

  • 明細単位で金額を調整できること
  • 支払う金額を指定できること
  • 繰り上げ返済ができること

それぞれのメリットと特徴を詳しく知っておけば、具体的な使い方のイメージがつきやすくなるでしょう。

ここからは、スキップ払いのメリットについて詳細を紹介します。

明細単位で調整できる

利用明細は利用日や店舗、利用金額ごとに「いつ、何に、どれだけ」クレジットカードで支払ったかがわかりやすく表示されているものです。1行ずつ詳細が表示されていますが、支払い情報の1行単位でスキップ払いの対象にするかどうかを選べる点がメリットの一つとして挙げられます。

その理由は、高額商品の支払いのみ延期できるためです。日々の買い物にカード支払いを利用していると、細々とした金額の明細もあるでしょう。少額であればすぐ支払えるため、スキップする必要性はあまり感じられません。しかし、高額商品となれば話は別です。一度に出費する金額が大きくなり、日々の生活に影響を及ぼしかねないためです。

上手にやりくりするためにも、一度での支払いを避けたい場合におすすめの方法といえます。

支払う金額を指定して調整できる

もし、明細行の指定が面倒な場合、JCBのスキップ払いでは「支払い金額を指定」することで、その金額内に支払い金額が収まるように自動的に明細を選択してもらえる機能が搭載されています。そのため、支払い月の金額を「〇〇円以下にしたい」といった希望を持っている人にとって有効な手段といえるでしょう。

また、この機能を使うことによって、支払金額を上手にやりくりできるようになります。支払金額を理想の金額内に収めることで、家計管理がしやすくなるためです。

余裕がある月は繰り上げ返済できる

支払いできるお金に余裕のある月があれば、未来までスキップしていた支払い金額でさえも繰り上げ返済できます。そのため、手数料が高くなる前に支払いが完了できるため、余分なお金を支払う必要はありません。ちょっと支払いが苦しい月があっても、無駄なお金は払いたくない人におすすめの方法です。

例えば、ボーナス月に合わせてまとめて支払う、といった使い方もできるでしょう。スキップしている金額の全部を支払うことでも、一部のみに絞っても、どちらでも構いません。早めに上手に調整できれば、「あれ、もう返済したっけ?」といったことを考えるストレスからも解放されるでしょう。

スキップ払いの注意点

スキップ払いの注意点
様々なメリットのあるスキップ払いですが、いくつか注意すべき点があります。

例えば、支払い忘れの可能性であったり、利息面であったりが挙げられます。月々の支払いが楽になる方法ではあるものの、ちょっとしたことを勘違いであったり間違ってしまったりすると、想定外のことにつながりかねません。

気持ちよくサービスを利用するためにも、ここで紹介するポイントは必ず押さえておきましょう。

支払い忘れに要注意

スキップ払いは最大半年までしかできません。そのため、スキップしていることを忘れて支払期日を超えてしまうこともあるでしょう。そのような場合、支払い遅れによる遅延損害金が発生するため注意してください。

また、支払い忘れをしてしまうと追加料金以外にもデメリットが生じます。それは信用情報に傷がつくことです。つまり「ブラックリスト入り」の可能性が高まります。

ブラックリストに入ってしまうと、支払い能力に難あり、と判断されてしまい、新たにローンを契約する際に審査に通りにくくなってしまうかもしれません。

このように支払いが遅れた後の生活にも影響を及ぼしてしまう可能性があるため注意しましょう。

利息が高い

支払い月をずらせる点は、家計をやりくりするうえで大きなメリットです。しかし、適用される金利の高さには注意しておきましょう。

設定されている実質年率は7.92%から18.0%とされていますが、多くのケースにおいて基本的に採用される金利は15%の最高利率です。そのため、手数料として支払うべきプラスアルファのお金が余分に必要となってきます。

また、手数料の計算方法は利率にスキップする月数をかけ合わせています。そのため、支払いを後に遅らせれば遅らせるほど手数料は高額になるでしょう。

余分なお金を支払いたくない場合は繰り上げ返済も視野に入れて計画を立てることをおすすめします。

スキップ払いに変更できる条件とは?

メリットの多い支払方法ですが、クレジットカード払いしたものであれば何でも変更できるわけではありません。希望の支払方法に変更できるケース、変更できないケースを知っておけば支払い時に上手に調整できるでしょう。

ここでは、スキップ払いに変更できる条件について詳しく紹介します。

変更できる支払い方法

スキップ払いに変更できる条件は、支払い時にショッピング1回払いに指定して支払っている場合のみです。そのため、次のような支払い方法を選択した場合は支払い月を延長できないため注意しましょう。

①ボーナス1回払い
②2回払い
③スキップ払い
④分割払い
⑤リボ払い

③については、一度支払い月を延長した場合は再延長できないことを指しています。また、一部カードではスキップ払い自体を利用できません。

さらに、登録型リボ払いのサービスに登録している場合は、1回払いしていたとしても自動的にリボ払いに変更されるため利用できないため注意しましょう。

変更できないケース

支払方法以外にも特定の条件に該当する場合、スキップ払いを利用できません。例えば、次のようなサービスを利用した場合は支払い月を延長できないため注意しましょう。

  • カード年会費
  • JCBが提供する有料付帯サービスの年間サービス料
  • スポーツくじ
  • JRAダイレクト
  • エステティックサロン
  • 外国語学校
  • OAスクール
  • 結婚相談所
  • 家庭教師派遣

これら以外にも該当するサービスはあります。そのため、スキップ払いを利用できる加盟店かどうか知りたい場合はJCBに問い合わせると良いでしょう。

スキップ払いの利用方法を紹介

スキップ払いの利用方法を紹介
スキップ払いを利用したい場合、具体的にどのように手続きすると良いのでしょうか。具体的な方法について紹介します。

前提条件として、支払い時は必ず1回払いを指定していなければなりません。

【支払う金額を指定する場合】
①MyJCBにログインし、「お支払い方法を変更」を選択する
②変更したい支払日を選択する
③希望する支払方法を選ぶ
④希望金額、希望の支払い月を指定する
⑤変更内容を確認し、手続きを完了させる

【変更する明細を指定する場合】
①MyJCBにログインし、「お支払い方法を変更」を選択する
②変更したい支払日を選択する
③希望する支払方法を選ぶ
④スキップ払いに変更する明細を選択する
⑤変更内容を確認し、手続きを完了させる

この機能を使う場合、支払金額が確定する毎月23日前後からしか利用できません。利用するタイミングに注意しましょう。

スキップ払い以外の支払方法について

スキップ払い以外の支払方法について
便利な支払方法であるスキップ払い以外には、どのような支払方法があるのでしょうか。上手にやりくりする方法として「リボ払い」と「分割払い」が挙げられます。それぞれの特徴を知っておけば自分に合った返済ができるでしょう。

ここでは、スキップ払い以外の支払方法について詳しく紹介します。

リボ払い

リボ払いは、利用した金額や買い物の回数にかかわらず、毎月の「支払金額が一定となる」支払い方法です。

JCBでは2種類のリボ払いが用意されており、請求額を見てから変更できる「あとからリボ払い」と、事前登録しておく「スマリボ」があります。

「あとからリボ払い」は1回払いもしくはボーナス1回払いを選択している明細に対して利用可能です。「スマリボ」は登録しておくと自動で月々の支払いがリボ払いになります。

また、店頭でリボ払いを指定することも、リボ払い専用のクレジットカードを選択することもできます。

支払金額を一定にできるものの、金利が高い点には注意しておきましょう。とはいえ、月々の支払いが同じになれば家計管理は容易になります。

分割払い

分割払いは利用金額と手数料の合計を「希望する回数に分ける」支払い方法です。支払い回数は3・5・6・10・12・15・18・20・24回の中から選べるため、分割回数ごとの返済額に合わせて支払い回数を選ぶと良いでしょう。

分割払いを希望する場合は、店頭での支払い時に分割払いを指定するか、利用後に分割払いに変更するかの選択肢があります。

利用後に分割払いに変更したい場合は、1回払いもしくはボーナス1回払いの場合しか選べません。また、店頭で指定する場合は分割払いに対応している加盟店でしか利用できない点に注意しましょう。

この支払い方法も手数料が発生する点に注意しましょう。とはいえ、高額な返済額を上手にやりくりするために有効な方法です。

スキップ払いのよくある質問

スキップ払いのよくある質問
ここでは、スキップ払いに関するよくある質問を紹介します。賢くサービスを利用するためには知っておくと良い内容ばかりです。

また、これから新しく利用を考えている場合は、具体的なイメージを掴みやすくなるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

スキップした支払いをさらにスキップできますか?

スキップ払いを指定した金額もしくは明細がある場合、支払い月の再延長はできません。そのため、一度延長しているタイミングが近づいているのであれば、買い物金額に注意しておくと良いでしょう。

もし入用で使いすぎてしまった場合は、すでに変更している金額や明細以外のものをスキップすると上手にやりくりできます。

他の支払方法と手数料は異なりますか?

スキップ払い以外にもリボ払いや分割払いなど多種多様な支払方法が用意されています。しかし、それぞれの手数料は計算方法が異なるため、一概に支払い額が同じになることはありません。

スキップ払いであれば定められた利率以外にも延長している月数が手数料の計算に含まれます。そのため、余分な手数料を支払いたくない場合は1回払いを選ぶか、早めに返済すると良いでしょう。

支払いが遅れたらどうなりますか?

もし支払いを延長した金額の返済が遅れた場合、遅延損害金が発生するため注意しましょう。法定利率が適用されるため、法外な金額を請求されることはありませんが、手数料以外の余分なお金が発生します。

また、遅延損害金以外にも信用情報に傷がついてしまうなど、その後の生活にダメージが残るようなデメリットもあります。返済は期日に遅れないように生活することが重要です。

スキップ払いに変更した後に他の支払方法へ変更できますか?

一度スキップ払いに変更した場合、スキップ払いからリボ払いや分割払いには変更できません。そのため、支払い月の延長で済むように計画的にクレジットカードを利用すると良いでしょう。

また、大きな金額の買い物をクレジットカードで支払う場合、ボーナスがあればボーナス月に合わせて延長するとスムーズです。

まとめ

①スキップ払いとは、支払い月を延長することで賢くやりくりできるJCBカード独自のサービスである
②最大6カ月後まで支払い月を延長でき、買い物後でも変更できる
③明細単位や支払い金額を指定しながら希望の金額をスキップでき、余裕があれば繰り上げ返済もできるため家計管理を賢くできる点がメリット
④支払忘れや返済遅れは遅延損害金の発生やブラックリスト入りのリスクがあるため要注意
⑤MyJCBで簡単に変更登録できるため、返済額を気軽に調整できるサービス

 

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