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株主優待でミスドの特典が受けられるのは株式会社ダスキンとモスバーガー!
今回紹介するミスタードーナツは、子どもから年配の方まで、幅広い層に支持される店舗です。趣向を凝らしたドーナツが販売されており、またノベルティや福袋なども魅力の一つです。
ミスタードーナツは株主になると、割引券の形で株主優待を受けられます。今回はミスタードーナツをはじめとした株式会社ダスキンの株主優待について、その会社の変遷とともに紹介します。
また、記事の後半では飲食店の株主優待券や、使わない優待券を売却する方法を紹介します。
目次
ミスドの株主優待を受けるなら株式会社ダスキンについて知ろう
ミスタードーナツは株式会社ダスキンが展開する事業の一つです。
株式会社ダスキンは大阪の吹田市に本社を置き、1963年に設立された会社です。ダスキンとしての従業員数は3,739名(連結)と大きな企業ということが分かります。
事業内容は様々で、ミスタードーナツをはじめとしたフードグループの他、クリーンサービスのダスキンが有名です。
ダスキンでは家庭用の清掃衛生用品を貸し出したりエアコンや水回りの清掃を行ったりと、私たちの生活に根付いています。また、企業向けではユニフォームのリースやクリーニングのサービスも行っています。
その他にも家事代行サービスやホームリペア、樹木の剪定など生活全般を助ける事業が特徴的です。
なお、フードグループにおいては今回紹介するミスタードーナツの他、モスドやパイフェイスがあります。
モスドはモスフードサービスと資本・業務提携契約を締結したことから実現した店舗で、モスとミスド両社の商品が楽しめるため話題になっています。
なお、ミスタードーナツは全国に997店舗を展開しており、各地域で商業施設や独立店舗など様々な形態で見られます。そのため、株主優待券を使いやすい企業と言えるでしょう。
株式会社ダスキンの株主優待でミスドがお得になる
ここからは、株式会社ダスキンの株主優待券について、詳細を解説します。
なお、株式購入は優待内容の充実だけでなく、企業のなりたちや業績、展開する事業など様々な観点に着目して決定するのがおすすめです。
また、株主優待券は対象者が限定されており使用条件が細かく決まっているため、株式の購入前に確認しましょう。
株式会社ダスキンの株主優待の対象者
ミスドを含む株式会社ダスキンの株主優待の対象者は、毎年3月末または9月末時点で株式名簿に記名されている株主が該当します。
また、株の保有数としては100株以上との決まりがあります。
株式会社ダスキンの株主優待の内容
株式会社ダスキンの株主優待の内容は、保有する株数と期間によって異なります。具体的には下記の優待券が送付されます。
【3年未満の場】
100株以上…500円券2枚(1,000円分)
300株以上…500円券4枚(2,000円分)
【3年以上の場合】
100株以上…500円券3枚(1,500円分)
300株以上…500円券5枚(2,500円分)
株式会社ダスキンの株主優待券が利用できるサービス
ダスキンの株主優待で受け取れる500円券を使用できるサービスや商品は下記の通りです。
- ミスタードーナツ
- モスド
- モスバーガーの各店舗(一部店舗を除く)
- パイフェイス
- かつアンドかつ
- クリーンサービス
- ユニフォームサービス
- ヘルス&ビューティ
- お掃除サービスのサービスマスター
- 害虫駆除のターミニックス
- 家事代行サービスのメリーメイド
- 樹木選定のトータルグリーン
- ホームリペア
- イベント用品のレンタルのレントオール
- 介護福祉用具のレンタル販売のヘルスレント
- ダスキンライフケア
使用できる種類が豊富なため使い勝手が良い優待券と言えます。
株式会社ダスキンの株主優待の郵送時期と有効期限
株式会社ダスキンの株主優待券は毎年、以下の時期に送付されます。
確定日3月末…6月下旬~7月上旬
確定日9月末…11月下旬~12月上旬
有効期限としては毎年、以下の時期に定められています。
6月下旬~7月上旬送付の優待券…その年の12月31日まで
11月下旬~12月上旬送付の優待券…翌年の6月30日まで
受け取った後は期限に注意しながら活用しましょう。
モスバーガーの株主優待でもミスドがお得になる
ミスタードーナツの事業展開を行う株式会社ダスキンは、株式会社モスフードサービスと資本・業務提携契約を締結しているため、モスバーガーの株主優待も利用できます。
ここでは、モスバーガーの株主優待について、対象者や具体的な内容を紹介します。
モスバーガーの株主優待の対象者
モスバーガーの株主優待における対象者は、3月末と9月末時点の株主名簿に登録されている人が対象です。
なお、株の保有数は100株以上と決まりがあります。
モスバーガーの株主優待の内容
モスバーガーの株主優待の内容は保有する株数によって異なります。具体的には下記の優待券が送付されます。
100株以上300株未満…500円券2枚を年2回(2,000円分)
300株以上500株未満…500円券6枚を年2回(6,000円分)
500株以上1,000株未満…500円券10枚を年2回(10,000円分)
1,000株以上…500円券20枚を年2回(20,000円分)
こちらも使いやすい金券のため近くのショップで利用できるでしょう。
モスバーガーの株主優待の郵送時期と有効期限
モスバーガーの株主優待券は毎年、以下の時期に送付されます。
確定日3月末…6月
確定日9月末…11月
株主優待券の有効期限は毎年、以下の時期に定められています。
6月送付の優待券…翌年の3月末日まで
11月送付の優待券…翌年の9月末日まで
ミスタードーナツの店舗でも利用可能
モスバーガーの株主優待券はミスタードーナツの店舗でも使用可能です。
2008年2月より株式会社ダスキンと株式会社モスフードサービスは資本・業務提携をしていることからこの相互利用が可能になりました。
モスカードのMOSポイントに交換することも可能
モスバーガーでは独自のポイントサービスとして「MOSポイント」を設けています。株主優待の内容はMOSポイントに交換することも可能です。
ただし、MOSポイントへ交換すると使用可能店舗がモスバーガー、もしくはマザーリーフのみに限定されるため、ミスタードーナツでの使用はできません。
ミスタードーナツで優待券を使用したい場合は、ポイント交換を避けましょう。
飲食店で使えるおすすめ株主優待5選
ここからは、ミスタードーナツ以外にチェックしたい飲食店で使えるおすすめの株主優待を5つ紹介します。
株主優待の種類は様々ですが、食事に使えるものは普段の生活に役立ちます。また、お得に美味しいものを楽しめるためメリットが豊富でしょう。
自分が普段利用する店舗をチェックするのも良いでしょう。
不二家
株式会社不二家は1910年創業の歴史ある企業です。不二家は様々な菓子・食品、アイスクリームなどの製造販売を行っています。
不二家の株主優待の内容は下記の通りです。
100株以上…飲食・買物優待券500円分6枚
500株以上…飲食・買物優待券500円分8枚
1,000株以上…飲食・買物優待券500円分12枚
優待券は不二家チェーン店舗(一部店舗除く)で利用可能です。
なお、優待券の贈呈時期としては、3月上旬に発送される「定時株主総会招集ご通知」に同封されています。
ドトール・日レスホールディングス
2007年に設立されたドトール・日レスホールディングスは駅ナカや商業施設でよく見かける「ドトール」を運営する会社です。
その他にもエクセルシオールカフェ、麺屋五右衛門、星乃珈琲店など様々な飲食店を展開しています。
具体的な優待内容は下記の通りです。
100株以上…株主ご優待カード1,000円分
300株以上…株主ご優待カード3,000円分
500株以上…株主ご優待カード5,000円分
なお、この優待内容はドトールバリューカードへの残高合算が可能です。
贈呈時期は毎年5月末です。普段カフェに行く機会が多い方におすすめです。
コメダホールディングス
ボリュームのあるメニューやシロノワールが人気のコメダホールディングスは1968年に愛知で誕生した会社です。
コメダ珈琲店の他、様々な飲食店を展開しています。
優待内容は100株以上の保有でプリペイドカード「KOMECA」へ1,000円相当(年間2,000円相当)のチャージになります。
長期保有の特典として、3年以上かつ300株以上の保有で1,000円相当の優待を追加で受けられます。
なお、継続株主には新規カードを送付していないことと、カード紛失時等の再発行には500円(税込)の再発行手数料がかかることに注意しましょう。
優待券の贈呈時期としては下記の通りです。
確定日8月末…12月1日にチャージ
確定日2月末…6月1日にチャージ
サンマルクホールディングス
サンマルクホールディングスは岡山県に本社を置く、1991年に設立された会社です。焼きたてのパンが楽しめるサンマルクカフェをはじめとした飲食店を複数展開しています。
優待内容は100株以上の保有で下記店舗において20%の割引を受けられるサンマルク株主優待カードの送付です。
- ベーカリーレストラン・サンマルク
- サンマルクカフェ
- ベーカリーレストラン・バケット
- BISTRO309
- ブレッドガーデン
- 生麺工房鎌倉パスタ
- 広東炒飯店
- グリル蔵敷
- 石焼炒飯店
- 台湾小籠包
- 九份小籠包
- 神戸元町ドリア
- チーズ&ドリア.スイーツ
- 倉式珈琲店
なお、すし処函館市場では10%割引が適用されます。
サンマルクホールディングスの株主優待カードは有効期間中、何度でも繰り返し利用可能なため使う機会が多い方はメリットが豊富でしょう。
優待カードの送付は、株主総会招集通知に同封されており、使用期限は7月1日~翌年6月30日までです。
銀座ルノアール
銀座ルノアールは東京の中野区に本社を持つ1964年設立の会社です。飲食店の経営や食料品の製造加工、フランチャイズチェーン店の経営を行っています。
具体的な優待内容は下記の通りです。
100株以上…飲食券1,000円相当
500株以上…飲食券5,000円相当
1,000株以上…飲食券10,000円相当
利用対象店舗は下記の通りです。
- 包装材料喫茶室ルノアール
- ニューヨーカーズ・カフェ
- カフェ・ミヤマ
- カフェ・ルノアール
- ミヤマ珈琲
- 瑠之亜珈琲
- BAKERYHINATA各店
なお、店舗に併設されている貸会議室「マイ・スペース」や個人空間「マイ・ブース」などの利用も可能です。
優待券の発送は株主総会終了後に送付される通知に同封されており、受け取りから翌年の6月30日まで使用可能です。
1000株以上を保有する方は、3,500円相当のオリジナルアイスコーヒーセットが別途送付されます。
株主優待券を売却する方法
ここからは、株主優待券をお持ちの方向けに売却する3つの方法を紹介します。
株主優待券を受け取っても近隣に店舗がない、もしくはサービスを利用する予定がない場合は売却がおすすめです。
売却方法としては、金券ショップに持ち込む他、買い取り業者を経由したり、フリマショップを活用したりといった方法が挙げられます。
金券ショップへ持ち込む
一番知られている方法は、お住まいの地域にある金券ショップで買い取ってもらうことです。
金券ショップでは基本的に株主優待券をはじめとした様々な金券を買い取ってもらえるでしょう。また、その場で現金を受け取れる点が魅力的です。
しかし、優待券によってはニーズが少なく買取価格が思ったように反映されないこともあるでしょう。
また、注意したい点がエリアを限定して使える優待券です。例えば、西日本に根付いた企業の株主優待券を東日本で売却しようとしても、使える店舗がなく、あまりニーズがないことから価格がつかない可能性もあります。
金券買取業者に依頼する
ブランド品の買取を行う業者でも株主優待券の買取が可能です。株主優待券と合わせてバッグや洋服などを買い取ってもらうのも良いでしょう。
なお、買取業者の場合は金券の取り扱いがあるか確認が必要です。公式サイトで可否を確認し、検討してみましょう。
フリマサイトやオークションサイトを利用する
近くに金券ショップがない場合やエリアが異なり売却が難しい場合は、フリマサイトやオークションサイトの利用もおすすめです。
フリマサイトであれば、全国の方が確認するため売れる可能性が高まります。また、需要が高ければ相場以上の価格で売れる可能性もあるでしょう。
ただし、金券ショップや買取業者と異なり、必ず売れるとは限りません。そのため、有効期限が近い場合は売れずに残ってしまう可能性もあるでしょう。
フリマサイトやオークションサイトを活用する場合は有効期限に注意が必要です。また、サイトによっては株主優待券の売買自体を禁止している可能性もあるため、利用前に確認を行いましょう。
株主優待券を高く買い取ってもらうポイント
ここからは、株主優待券を業者で高く買い取ってもらうポイントを3つ紹介します。
株主優待券の相場はある程度決まっていますが、ポイントを守ることで高く売却することができるでしょう。
なるべく早めに売却する
株主優待券には有効期限があります。そのため、有効期限までの期間が短いと買取価格が下がる傾向があります。
また、優待券によっては有効期限まで3ヶ月を切ると買取してもらえないケースもあります。できる限り早めの売却がおすすめです。
「できる限り高く売りたい」と考え、様々なサイトを見ているうちに期間が過ぎてしまったということも考えられます。優待券を使わないと思った場合は、すぐに売却することをおすすめします。
休暇前を狙って売却する
株主優待券は大型連休前の売却がおすすめです。
例えば、鉄道の優待券やホテルの優待券などは、多くの方が旅行に行くゴールデンウィークやお盆、年末年始などの休暇前に需要が高まります。そのため、休暇の数か月前に売却するとうまく高値で買い取ってもらえる可能性があるでしょう。
ただし、優待券によっては大型連休に使えないものもあるため、内容を確認してタイミングを合わせましょう。
【注意】売却前に使用条件をチェック
株主優待券は使用条件を確認した上で売却しましょう。
優待券の中には株主のみ使用できるものもあります。本人しか使用できないものは、優待券と株主カード本人確認ができる証明書等を提示する必要があるため、他の人が使えない可能性が高いでしょう。
その場合は、売却ができません。売却前に使用条件に定めがあるかチェックを行いましょう。
なお、今回の紹介したポイント以外にも、株主優待券が汚れていたり折れ曲がっていたりすると相手にネガティブな印象を与える可能性があります。
優待券は適切に保存し、高値での買取を目指しましょう。
まとめ
①ミスタードーナツは株式会社ダスキンが行う事業の一つ
②全国に店舗が展開されているため優待券を使える機会が多い
③株式会社ダスキンの場合はミスタードーナツだけでなく、モスバーガーの株主優待も受けられる
④ミスタードーナツをはじめとした株主優待券は自分で使わない場合、売却という選択肢もある
⑤株主優待券を売却する場合は使用条件や期間を確認することが大切
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