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コロワイドの株主優待とは?その仕組みや使い方を解説

コロワイドの株主優待に興味を持っているけれど、本当にお得なのか、優待は使いやすいのかを疑問に感じている方も多いでしょう。

コロワイドは、ステーキ宮やかっぱ寿司などで知られる大手外食チェーン企業で、株主優待の内容も充実しているのが特徴です。一方で、株主優待が利用できない店舗や有効期限を注意しないと、十分に活用できない可能性があります。

この記事では、コロワイド株主優待の基本的な仕組みから具体的な使い方、メリット・デメリット、そして投資を検討すべき人の特徴まで、投資初心者にもわかりやすく解説します。

コロワイドの株主優待に興味を持っている方は、最後までご覧ください。

コロワイドはどんな会社?

コロワイドは1963年に創業した外食チェーン運営会社で、東証プライム市場に上場している大手企業です。2025年6月末時点では、グループ会社は104社、全国に約2600店舗を展開し、居酒屋から回転寿司まで幅広い業態を運営しています。

代表的な店舗には「甘太郎」「いろはにほへと」「やきとりセンター」といった居酒屋チェーンから、「かっぱ寿司」「ステーキ宮」「にぎりの徳兵衛」などの専門店があり、多様な食のニーズに対応した事業展開を行っています。

さらに、焼き肉やお寿司といった海外でも人気の日本食を、日本以外の15の国や地域で展開しているグローバル企業でもあります。

コロワイドの株主優待とは?基本内容を解説

コロワイドの株主優待とは?基本内容を解説
コロワイドの株主優待はどのようなものなのでしょう。

ここからは、基本的な仕組みや使い方を解説します。

株主優待カードとポイントの仕組み

コロワイド株主優待では、株主に専用の優待カードが発行されます。このカードには保有株数に応じたポイントが年4回に分けて付与され、ポイントを利用することが可能です。

付与されたポイントの使い道は2つあります。

1つ目は、対象となるコロワイドグループの店舗で飲食代金の支払いに充てる方法です。1ポイント=1円として対象店舗で利用可能です。

2つ目は、ギフト商品に交換する方法で、グルメ商品や日用品など幅広い商品から選択できます。

このポイント制により、店舗が近くにない株主でもギフト交換で優待の恩恵を受けられるため、全国の株主にとって使いやすい仕組みになっています。

株主優待は最大年4回!権利確定日と付与基準

コロワイド株主優待の権利確定日は、3月31日と9月30日の年2回です。

株主優待を受け取るためには、これらの権利確定日の2営業日前までに500株以上の株式を保有している必要があります。権利確定日当日に購入しても、その期の株主優待は受け取れないため注意しましょう。

500株以上保有すると、年間で最大4回それぞれ1万円相当分の優待を受け取れる仕組みです。1年で4万円相当のため、コロワイドの店舗を利用される方には大きなメリットです。

株主優待が届くタイミング

500株以上保有の株主には、以下のタイミングで株主優待が届きます。

  • 3月31日時点での確定株主:6月と9月
  • 9月30日時点での確定株主:12月と3月

500株以上を保有している株主には、1万円相当の優待ポイントが年間で最大4回発行されます。定期的に株主優待が届くため、株主は計画的に優待を活用することは可能です。

また、優待ポイントはコロワイドの利用可能店舗で支払いに利用できます。それ以外にもギフト商品に交換でき、ギフト商品は申し込み後3週間程度で手元に届きます。

コロワイド株主優待の使える店舗

コロワイド株主優待の使える店舗
コロワイドの株主優待は、コロワイドグループの「株式会社コロワイド」「株式会社アトム」「カッパ・クリエイト株式会社」の対象店舗で利用可能です。

しかし、一部利用不可の店舗も存在します。以下で、利用可能店舗と利用できない店舗を確認しましょう。

利用できる店舗

株主優待のポイントが利用できる店舗は以下のとおりです。

  • 甘太郎
  • いろはにほへと
  • やきとりセンター
  • 北海道
  • 酒場ヤキセン
  • ラパウザ
  • 贔屓屋
  • ウルフギャング・パック
  • ほのぼの横丁
  • 3・6・5酒場
  • KITEKI
  • 寿司と肴 ぴん酒場
  • 酒場トリノ
  • ステーキ宮
  • にぎりの徳兵衛
  • 寧々家
  • カルビ大将
  • がんこ亭
  • かつ時
  • 海へ
  • 暖や
  • 海鮮アトム
  • 鳥の蔵
  • 和牛ステーキ桜 那須高原店
  • 小さな森珈琲
  • CANTINA
  • なぎさ橋珈琲
  • カフェ&ビヤレストラン 宮
  • かっぱ寿司
  • ジンギスカン羊々亭
  • アサヒビール園はまなす館
  • フラムドール
  • ラ・ラナリータ
  • スカイルーム
  • 隅田川ブルーイング
  • バルstyle
  • Beer&Spice
  • Beer Thirty
  • 朝陽閣
  • BW STATION

株主優待は、全国で約1000店舗以上が対象となっており、幅広い業態で優待を活用できます。

コロワイドの店舗をよく利用する方や、周辺にコロワイドの店舗が多い方は、株主優待を活用しやすいでしょう。

利用できない店舗

コロワイドグループ内でも、株主優待が利用できない店舗があります。

  • 牛角
  • しゃぶしゃぶ温野菜
  • 温野菜ごはんのおいしいスープ食堂
  • かまどか
  • 土間土間
  • 日本のおばんざい酒場 土間土間
  • 牛角食べ放題専門店
  • 牛角焼肉食堂
  • とんかつ神楽坂さくら
  • あじフライ神楽坂さくら
  • 鮨処「濱」
  • BAR「馬車道」
  • 濱一貫
  • 濱いちもんめ
  • バンノウ水産
  • シルスマリア
  • フレッシュネスバーガー
  • Cheeseness Burger
  • FRESHNESSパン工房
  • 焼肉 飛車角
  • LITORANEO
  • はまやカレー
  • 大戸屋ごはん処
  • ASIAN CAFE 蓮屋珈琲店
  • チーズガーデン
  • クリオロ
  • グリンデルベルグ
  • カフェ&ガーデン しらさぎ邸
  • エヌカカオチョコレート
  • ピュアココ トーキョー
  • 京都高島屋ビアガーデン(6/1~9/28)
  • 海外店舗

コロワイドグループ内でも有名な「牛角」「土間土間」「大戸屋」では、株主優待が活用できません。そのため、事前に利用予定店舗が対象かどうか確認してから訪問するのがおすすめです。

コロワイド株主優待ポイントの使い方

株主優待は「コロワイドが運営する店舗での支払い」と「ギフト商品への交換」に利用可能です。

具体的な使用方法から、優待を使う際の注意点も解説します。

店頭でのお会計に利用できる

コロワイド株主優待カードは、対応店舗での会計時に提示することで1ポイント=1円として利用できます。支払い時にレジで「株主優待カードを使います」と伝え、カードを提示するだけで簡単に利用可能です。

利用手順は以下のとおりです。

1.会計時に株主優待カードの利用を申し出る
2.カードを提示し、利用したいポイント数を伝える
3.ポイント分が飲食代から差し引かれる

利用後はレシートにポイント残高が印刷されるため、残りのポイント数を確認できます。ポイントは1円単位で利用でき、全額ポイントで支払うことも、一部のポイントのみを利用することも可能です。

ギフト商品に交換できる

株主優待ポイントは、コロワイドグループの店舗での支払い以外に、ギフト商品への交換も可能です。この制度により、近くに対象店舗がない株主でも優待を受けられます。

ポイント交換は、株主専用サイトからオンライン申し込みするか、申込書の郵送で手続きが可能です。

交換可能な商品には、全国の名産品やグルメ商品、日用品、カタログギフトなどが用意されており、ポイント数に応じて選択できます。

商品は注文から約3週間で自宅に届くため、家族や友人へのギフトとしても活用できる便利な制度です。

ポイント残高や有効期限の確認方法

コロワイド株主優待ポイントの有効期限は発行から1年間のため、期限を過ぎると失効してしまいます。そのため、定期的にポイント残高と有効期限を確認することが重要です。

ポイント残高の確認方法は、2つあります。

1つ目は株主専用サイトにログインして確認する方法で、いつでも残高を把握できます。

2つ目は対象店舗で支払いに利用した際に発行されるレシートで確認する方法です。レシートには利用後のポイント残高と有効期限が記載されます。

また年2回付与されるポイントはそれぞれ異なる有効期限を持つため、複数のポイントを管理する際は特に注意が必要です。

 

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コロワイドの株を保有するメリット

コロワイドの株主優待を受けると対象店舗で利用できたり、ギフト商品に交換できたりすることが分かりました。

ここからは、コロワイド株を保有することのメリットについて紹介していきます。

飲食代が節約できる

コロワイド株主優待の最大のメリットは、株主優待で付与されるポイントにより飲食代を大幅に節約できることです。

500株保有の場合、年間で最大4回各1万円相当のポイントが付与されるため、定期的な外食費の軽減が期待できます。

ポイントは、居酒屋やファミリーレストラン、回転寿司など幅広い業態で利用できるため、様々なシーンで節約効果を実感できます。

ギフト商品に交換できる利便性

コロワイド株主優待は、ギフト商品への交換制度により利便性が高いのも特徴です。コロワイドグループの店舗が近くにない地域に住んでいる株主や、ポイントを利用できる対象店舗がない場合でも、全国配送のギフト商品で優待受けられます。

2025年度はギフト商品として、ポイント数に応じて以下のものと交換できます。

  • 海産物のセット
  • ブランド牛肉のセット(黒毛和牛、松阪牛など)
  • 有名菓子店のチョコセット
  • 有名店のカレーセット
  • ステーキ宮のハンバーグセット

ギフト商品への交換は、株主専用サイトと申込書での手続きが可能です。複数の交換方法がある点も利便性を高めています。

株主優待人気ランキングでも上位に入る魅力

コロワイドの株主優待は、各種株主優待人気ランキングで常にトップ10入り、高い評価を受ける投資先です。

人気の理由は、年間最大4万円の充実した優待内容と、全国約1000店舗で利用可能な利便性にあります。居酒屋からファミリーレストラン、回転寿司まで多様な業態をカバーしているため、様々なライフスタイルの株主が恩恵を受けやすい優待内容です。

多くの投資家が魅力を感じて保有していることは、株価の安定性にもつながります。優待目的の長期保有者が一定数存在することで、投資リスクが小さくなりやすいため、投資先としても魅力があるといえます。

コロワイドの株主優待のデメリットと注意点

コロワイドの株主優待のデメリットと注意点
コロワイドの株を保有する際はデメリットと注意点もあるため、以下で紹介していきます。

株価変動リスクと投資金額の大きさ

コロワイド株主優待を受けるためには500株以上の保有が必要で、まとまった投資金額が必要です。2025年9月19日時点で1株あたり1913円のため、500株取得には95万6500円かかります。(※具体的な株価は変動するため、投資前に必ず確認してください。)

また、株式投資には価格変動のリスクが伴います。経済状況や業界の動向によっては、株価が大きく変動するため、購入時より価値が下がる可能性があることを理解しておきましょう。

また、コロワイドの経営状況によっては、株主優待自体が廃止される可能性もあります。投資判断の際は株主優待の内容だけでなく、企業の財務状況や将来性も総合的に検討することが重要です。

一部店舗で利用できない

コロワイド株主優待は、コロワイドグループ全店舗で利用できるわけではありません。牛角やしゃぶしゃぶ温野菜、フレッシュネスバーガー、大戸屋ごはん処など、知名度の高い店舗でも株主優待が使えない場合があります。

株主優待カードを持参しても利用できない事態を避けるため、事前に対象店舗かどうかの確認が必要です。

特に地方在住の株主の場合、近くにある数少ないコロワイドグループ店舗が対象外かもしれないため、ギフト商品への交換を活用したり、投資前に居住地域周辺の利用可能店舗を調べたりしておくことをおすすめします。

ポイントの有効期限切れに注意

コロワイドの株主優待ポイントの有効期限は発行から1年間と設定されており、期限切れが起きる可能性があります。500株以上保有している株主の場合、年間で最大4万円相当のポイントが付与されるため、これらを計画的に消化するのが大切です。

また、年間に最大で4回に分けて付与されるポイントはそれぞれ異なる有効期限を持つため、複数のポイントを同時に管理する必要もあります。

ポイント失効を防ぐためには、定期的な残高確認と計画的な利用を意識しましょう。

コロワイドの株主優待の保有がおすすめな人とは?

コロワイドの株主優待の保有がおすすめな人とは?
コロワイドの株主優待の保有をおすすめする人の特徴は3つです。

  • 利回りを気にする
  • 外食をよく利用する
  • コロワイドグループの店舗をよく利用する

大手外食チェーンのすかいらーく、吉野家とも比較しながら1つずつ解説します。

利回りを気にする

コロワイド株主優待は、すかいらーくや吉野家といった他の外食系株主優待銘柄と比較して、優れた利回りを実現しています。

2025年9月19日時点の株価と優待と配当を合わせた利回りは以下のとおりです。

・コロワイド
(株価)1913.0円(利回り)4.44%

・吉野家
(株価)3096.0円(利回り)1.94%

・すかいらーく
(株価)2982.5円(利回り)2.01%

コロワイドは、株価が相対的に低い一方で、年間に最大4万円相当の充実した優待内容により、実質的な優待利回りが高くなる傾向があります。

ただし、優待利回りは株価変動により常に変化するため、投資タイミングも重要です。株価が割安な水準にある時期に投資することで、より高い優待利回りが期待できるでしょう。

外食をよく利用する

コロワイドの株主優待は、すかいらーくや吉野家と比較して利用可能店舗数が多く、外食頻度の高い方に特におすすめです。

すかいらーくは運営している30の店舗、吉野家は9つの店舗で株主優待を活用できます。一方でコロワイドは運営している40の店舗で利用可能です。

コロワイドは店舗数はもちろん、ファミリーレストランから、焼肉・カフェなど多様な業態を運営していることが大きな強みです。会社の歓送迎会から家族での食事、友人とのカフェまで、様々なシーンで優待を活用できるでしょう。

コロワイドグループの店舗をよく利用する

コロワイドの株主優待は、既にコロワイドグループの店舗を頻繁に利用している方にはおすすめの選択肢です。

普段からかっぱ寿司で食事をしたり、甘太郎で飲み会をしたりしている方であれば、株主になることで実質的な割引効果を得られます。特に自宅や職場の近くに株主優待の対象店舗が複数ある場合、年間で最大4万円相当のポイントを無駄なく消化しやすいでしょう。

また、家族でコロワイドグループの店舗を利用する機会が多い場合、年間でみると食費削減の大きい効果を得られます。

まとめ

①コロワイドグループは、大手外食チェーンを運営している会社
②500株以上を保有していれば、年間で最大4万円相当の株主優待を受けられる
③株主優待は、ポイントが付与され店舗の支払いで活用またはギフト商品がもらえる
④コロワイドの株主優待は、他の飲食チェーン企業と比較して株価が手ごろでさらに利回りもよい
⑤株主優待が活用できる店舗も多く、またギフト商品との交換もできるため利便性がよい

 

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