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Visaプリペイドカードとは?その種類や注意点を紹介
最近はキャッシュレス決済が盛んになり、現金を持ち歩かずにプリペイドカードへチャージして支払いに活用する人が増えてきました。身軽に出かけられるため人気を博していますが、これからサービスを利用する人にとって何がおすすめなのでしょうか。
この記事では、Visaカードから発行されている「Visaプリペイドカード」について、その魅力や使い方を解説していきます。また、その他の代表的なプリペイドカードも紹介するため、自分にあったカードを見つけられるでしょう。
Visaプリペイドカードとはどんなもの?
Visaプリペイドカードは、三井住友カードから発行されているキャッシュレス決済用カードです。銀行系カードにも関わらず、審査不要で発行してもらえます。
1枚持っていれば、スーパーやドラッグストアなど日々のちょっとした買い物に使え、ネットショッピングや海外でも利用できる使い勝手の良さが魅力です。
Visaプリペイドカードの特徴
Visaプリペイドカードは、申し込みのしやすさと銀行系カードの信頼性の高さが魅力のカードです。発行手数料も年会費も不要であるため、利用のしやすさが人気を博しています。
ここからは、Visaプリペイドカードの代表的な特徴について詳しく紹介します。これから初めてプリペイドカードを持とうと考えている人におすすめです。
全世界200以上の国と地域で利用できる
三井住友カードから発行されている国際ブランドの名を冠しているだけあって、利用できる店舗の多さが魅力の一つです。日用品の買い物で使うようなお店だけでなく、ネット通販の支払いや海外旅行中の買い物にも使えるため、Visaブランドの信頼の高さが伺えます。
全世界で200以上の国と地域が対象に含まれており、店頭に掲載されているロゴが特約店の目印です。お財布の中に1枚あれば現金を携帯していなくても気兼ねなく買い物ができるため、キャッシュレスで国内国外のショッピングを楽しめるでしょう。
だれでも作れる
6歳以上であれば、誰でも作れる点もメリットです。クレジットカードと違い、申し込み時の事前審査はありません。用意しなければならないものも携帯の電話番号とメールアドレスだけとシンプルです。
また、チャージできる上限額が30万円に定められています。そのため、使い過ぎの防止につながり、安心して買い物ができるでしょう。発行手数料と年会費はかからない点もおすすめポイントです。
いつでも作成と利用ができる
申し込み方法は専用サイトへアクセスするだけです。メールアドレスを入力すれば、確認用メールアドレスが手元に届き、案内に従って必要事項を入力すれば完了します。
申し込み後、1週間から10日程度でカードが発送されるため、チャージすればすぐに使えます。また、スマートフォン決済のApple PayやGoogle Payにも対応しているため、カードを利用していなくても使える点は魅力的なポイントです。
買い物での支払いが済めば通知がくるため、残高確認もネット上で簡単にチェックできます。
Visaプリペイドカードの種類
Visaプリペイドカードは1種類だけではありません。発行する企業によって様々な特徴をもっています。そのため、ポイントの還元率や提携している企業によって生活にあったカードを見つけられるでしょう。
ここでは、展開されているカードの特徴について紹介します。
ソフトバンクカード
ソフトバンクカードは、携帯キャリアのソフトバンクから発行されているVisaプリペイドカードです。入会金や年会費は不要で、チャージした金額はスマートフォンの月額費用と合算できます。そのため、簡単にお金を管理できますが、合算して支払いたい場合は「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」を設定しておきましょう。
サービスを利用する場合、専用アプリをダウンロードして、アプリを通じて申し込みできます。リアルカードとバーチャルカードを選べ、どちらを利用しても構いません。
買い物金額に応じてソフトバンクポイントが貯まる仕組みで、200円につき1ポイント貯まります。貯まったポイントは1ポイントあたり1円でカードにチャージできるため、貯まったポイントも無駄になりません。
家計簿も自動作成されるため、堅実に使いたい方へおすすめです。
ワンバンクカード
ワンバンクカードはスマートバンク株式会社から発行されています。子どもから大人まで幅広い年齢層が利用できる点が特徴です。
また、支出管理のしやすさがこのカードのメリットといえます。支払った直後に「リアルタイム通知」が飛んでくるため、キャッシュレスにもかかわらず、現金を使用しているような感覚を味わえます。また、チャージして利用した金額が自動的に家計簿へ記録されるため、お金の勉強を始めた子どもや家計管理を始めた新社会人や新婚夫婦におすすめです。
アプリをダウンロードして利用するため申し込みしやすく、オンライン決済限定のバーチャルカードであれば最短5分で使い始められます。リアルカードは申し込み後に郵送され、ICチップ付きカードは500円の発行手数料が必要です。
チャージは全国の金融機関やクレジットカードなど入金方法の選択肢も多く、セブン銀行を通じて出金もできます。
バニラVisaギフトカード
バニラVisaギフトカードはインコム・ジャパン株式会社から発行されています。店頭やオンラインショップの支払いに利用でき、海外旅行でも使えるため、財布の中に1枚あればいつでも使える点が魅力です。
カードタイプとデジタルギフトタイプがあり、非チャージ式の使い切りタイプになっています。ICチップはついていないため、カード決済端末に差し込めない点に注意しましょう。また、原則他のクレジットカードや現金との併用はできません。
繰り返し使えるタイプではないものの、オリジナルカードを作成できるため、会社の景品など贈り物として使うと重宝するでしょう。
Visaプリぺ
Visaプリペはタッチ決済に対応しているカードです。発行手数料はかからないため気軽に使えます。クレジットカードのような事前審査も必要なく、インターネットから申し込みできるため、初めて使う1枚におすすめです。
また、利用金額に応じて利用額の0.25%がキャッシュバックされます。そのため、お得に買い物を楽しめる点もメリットです。
Apple PayやGoogle Payにも対応しているため、スマートフォンを使って支払えます。現金を持ち歩く必要はありません。
チャージする場合、利用者専用サイトからクレジットカードもしくはインターネットバンキングを利用して入金しましょう。現金で入金したい場合はセブン銀行のATMもしくはローソンの店頭支払いを利用できます。
Kyash Card
Kyash Cardは申し込みのしやすさと家計管理のしやすさが特徴のカードです。申し込みにあたり事前の審査や書類を提出する必要はありません。メールアドレスや電話番号だけでネットの支払いに使えるバーチャルカードであれば、最短1分で発行されます。
また、銀行口座やコンビニから入金できるため、チャージのしやすさも魅力の一つです。Apple PayやGoogle Payにも対応しているため、連携しておけば実際の店舗でも利用できます。
また、申し込みに利用したアプリには家計簿機能も備え付けられています。支払い後、リアルタイムで通知が届き、自動的に家計簿に記録される仕組みです。わざわざ入力する手間がないため、何にいくら使って、後どれくらい使えるのかを瞬時に把握できる点は、使い過ぎ防止にも役立ちます。
エポスVisaプリペイドカード
エポスVisaプリペイドカードは、三井住友カードから発行されているカードです。年会費は無料であり、30種類の豊富なデザインからお気に入りの一枚を見つけられます。
エポス会員のみしか申し込めない分、他のカードと比較すると利用できる人は限られるものの、貯まったエポスポイントをチャージできるため、日ごろの買い物に有効活用できる点はメリットです。
還元率も0.50%と一般的であり、利用できる店舗はVisaブランドのおかげで世界各地に広がっています。特約店では還元率が1.00%を超える店舗もあるため、ポイント生活を目指したい場合におすすめです。
プリペイドカードにはバーチャルカードもある
プリペイドカードは一般的にリアルカードをイメージする人が多いでしょう。しかし、キャッシュレス決済が盛んになっているご時世に合わせて、アプリ上やサイト上に表示されるようなバーチャルカードも発行されています。
バーチャルカードはリアルカードと違って実物がありません。そのため、財布の中でかさばることがなく、発行も数分で完了する利便性の高さが魅力です。クレジットカードと連携するとチャージもしやすく、セキュリティ面にも優れています。
ここからは、展開されているバーチャルプリペイドカードの特徴について紹介します。
V-プリカ
V-プリカはすぐに使いたい人におすすめのカードです。専用アプリにアカウントを登録するとインターネット上のVisa加盟店で買い物を楽しめます。審査や本人確認も必要なく、24時間いつでも即時発行してもらえる点も使いやすい特徴です。
チャージして繰り返し使えるタイプであり、ネットショッピングではクレジットカードと同じように利用できます。
チャージ方法も実に多彩です。コンビニ端末やクレジットカード、銀行口座、ギフトコード、後払いなど自分にあった入金方法を選択できます。また、24時間、時間を問わず手続きできるため、日中に入金できなくても困りません。
バンドルカード
バンドルカードは専用アプリを介して利用できるプリペイドカードです。登録項目は電話番号のみとシンプルであり、本人確認も必要ないため、子どもから老人まで幅広い年齢層の人が使えます。さらに入会費や年会費もいらないため、利用開始までのハードルが低い点もメリットです。
Google Payと連動しているため、スマホでのタッチ決済を活用できます。他にも交通系ICやスマホ決済アプリへチャージできるため、利用中の他サービスと合わせて使いやすいサービスが特徴です。
チャージ方法は前述のV-プリカ同様に幅広い選択肢が用意されています。
バーチャルプリペイドカードの特徴
バーチャルプリペイドカードは実物のプラスチックカードがない点が特徴です。さらに上限設定やカードロック機能などサービスごとに用意されている設定を使いこなせられれば、使い過ぎを防止できます。
また、カード利用時にVisa Secureを使える点も特筆すべきポイントです。Visa Secureはオンラインショッピング時に利用できる3-Dセキュアといった認証方法を指します。決済時にワンタイムパスワードを入力しなければなりませんが、より厳格な本人確認ができるため、不正利用の防止に役立っています。
使いやすさに加えて安全性も確保されている点は、これからプリペイドカードの利用を検討している人におすすめの特徴です。
Visaプリペイドカードの注意点
ここまでは、Visaプリペイドカードの豊富な魅力について紹介しました。とはいえ、利用するうえで気を付けておかなければならないポイントもあります。
一般的なものから特有の注意点があるため、これらの項目を知ったうえで利用を検討しましょう。ここでは、利用上の注意点について紹介します。
残高以上の使用はできない
チャージ残高を超えた金額は基本的に支払えません。そのため、残高が少なくなれば入金するようにしましょう。一部、利用時に都度チャージできるものもありますが、少ない残高で買い物は避けた方が無難です。
また、基本的にチャージすれば即時に反映されますが、一部の加盟店では即時反映されない場合もあります。そのような場合においては、利用可能残高を超えた金額でも取引は成立します。
複数のカードを併用できない
1回の取引で利用できるカードは1種類が基本です。そのため、プリペイドカードとクレジットカードといったような複数のVisaカードを併用した支払い方法は利用できない点に注意しましょう。
前述の通り残高が少なくなれば都度入金しておくことをおすすめします。
分割払いはできない
プリペイドカードを利用して支払う場合、基本的に「1回払い」しか利用できません。クレジットカードであれば「分割払い」を利用できますが、プリペイドカードはクレジットカードではないためです。
もし、加盟店での会計時に分割払いを案内されたとしても、「1回払いで」と自己申告しなければなりません。もし申告せずに分割払いを申し出た場合は利用を拒否されます。
返金時は反映に数日かかる
もし誤って商品を購入してしまい返品を希望したり、何かしらの理由で返金して欲しかったりする場合、データの反映まで数日かかります。通常は1週間程度で反映されるものの、場合によっては最大2ヶ月半ほどかかってしまうこともあるようです。
返金の時期については、利用店舗ではわかりません。必ず発行元のカード会社に問い合わせましょう。
カードに有効期限がある
プリペイドカードにも有効期限は設けられています。定められた期限はカードごとに異なる点に注意しましょう。とはいえ、おおよそ1年から5年に設定している会社が多いようです。もし有効期限を過ぎてしまった場合、期限切れのプリペイドカードは利用できません。
引き続き利用したい場合は更新を忘れないように気を付けておきましょう。更新した場合、チャージ済みの金額は更新後のカードに引き継がれます。
ただし、更新できておらず解約や失効に至ってしまった場合、チャージ残高は失われるため注意が必要です。
チャージした金額は返金できない
一度チャージした金額は基本的に返金できません。また、カードを解約したとしてもお金は返金されない点に注意しましょう。そのため、無駄にしないように買い物で使い切ることが重要です。
もし発行会社の運営方針によってサービスの提供が終了するような場合であれば、残高の返金はあり得ます。とはいえ、原則プリペイドカードに入金したお金は返金してもらえない、と理解しておくことが大切です。
利用できないお店や支払いがある
Visaプリペイドカードは国際ブランドによる利用店舗の多さが魅力の一つです。とはいえ、加盟店でなければ利用できません。どこでも使えるわけでない点に注意しましょう。
加盟店を見つけたい場合、お店のドアにVisaのマークが掲示されているかどうか確かめましょう。掲示されていなければ利用できません。
さらに一部店舗だけでなく、利用できないサービスもあります。例えば、公共料金の支払いやスマホ料金の支払いが該当します。また、飛行機内の機内販売にも利用できません。電子マネーのチャージも対象外になっているため注意しましょう。
専用スマホアプリを使ってカードレスで使う場合、実店舗では利用できないケースもあります。
まとめ
①Visaプリペイドカードは三井住友カードから発行されている国際ブランドのVisaを冠したキャッシュレス決済用カードである
②全世界200以上の国と地域で利用でき、スーパーやドラッグストアだけでなくネットショッピングなどでも活用できる
③クレジットカードのような事前審査や書類提出がないカードがあるため、だれでも作れるお手軽さが魅力
④実物のカードだけでなくバーチャルカードも用意されているため、財布を持ち歩かない人にもおすすめ
⑤残高以上の支払いができなかったり、支払いに複数のカードを利用できなかったりと注意点を理解したうえで使うことが大切
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