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楽天銀行プリペイドカードとはどんなカード?楽天カードとの違いも紹介
オンラインショッピングや宿泊予約を賢く利用するとお得にポイントを貯められる楽天経済圏は、多くの人が利用しているサービスです。その中で「楽天銀行プリペイドカード」が発行されていることをご存知でしょうか。
上手にサービスを活用してお得に生活したい人に向けて、この記事では楽天銀行プリペイドカードの内容やメリット、デメリットについて紹介します。また、楽天カードとの違いも紹介するため、楽天サービスをより深く楽しめるようになるでしょう。
目次
楽天のプリペイドカードはどんなカード?
楽天銀行プリペイドカードは、楽天銀行から発行されているキャッシュレス決済手段の一つです。普通預金口座からチャージして利用します。そのため、預金残高の範囲内で買い物代金を支払います。
クレジットカードと同じように利用でき、スーパーやドラッグストアのような普段使いから、インターネットショッピングまで幅広く利用できる点が特徴です。
楽天銀行プリペイドカードの魅力
買い物を通じて活用できる楽天サービスの中でプリペイドカードはどのような特徴をもつのでしょうか。ここでは、楽天銀行プリペイドカードの特徴を6つ紹介します。
利用開始までのハードルの低さやチャージのしやすさなど、一度は使ってみたいと感じるような特徴ばかりです。自分に合った使い方ができるかチェックしてみましょう。
年会費・発行手数料がかからない
一番の魅力は年会費や発行手数が必要ない点です。初めて利用する人でも使い始めるためのハードルが低くなっています。
カードは16歳以上であれば誰でも作れます。高校生や大学生といった学生であっても問題ありません。そのため、クレジットカードを作りづらいような人にもおすすめです。
使えるお店は世界中のJCBブランド加盟店であるため、幅広いジャンルのお店で使えます。国内にとどまらず海外での買い物にも使える点は大きなメリットです。
ただし、過去に楽天銀行プリペイドカードを退会した人は、再度申し込む場合に審査があります。さらに、楽天銀行を開設後にしか申し込めないため注意しましょう。
必要な分だけチャージするから使い過ぎを防げる
チャージする金額は必要な分だけで構いません。普通預金口座内にある残高が上限額です。そのため、貯金している金額を超えたお金は使えません。その結果、使い過ぎを防止できます。
もし、プリペイドカード内の残高が不足してしまっても安心してください。そのような場合であっても、アプリやスマートフォン、パソコンで即時にチャージできます。日頃のチャージも簡単な操作で入金できるため、安心して日々の買い物に活用できるでしょう。
クレジットカードであれば残高が見えづらく、勢いに任せて高額な買い物ができます。現金が目に見えない支払い方法であるからこそ、使い過ぎないような対策は重要です。
チャージした金額に応じて特典が得られる
入金することでキャッシュバックを受け取れる点も魅力的なポイントです。楽天銀行プリペイドカードでは「プレミアムバリュー」といった名称で、入金額に応じた割戻が発生します。
各金額に応じたプレミアムバリューの金額は次の通りです。
- 5,000円以上…25円
- 10,000円以上…70円
- 30,000円以上…240円
- 50,000円以上…500円
金額例の通り、チャージ金額によってキャッシュバックの金額も高額になるため、お得感が高くなります。また、この仕組みはオートチャージを選んでも、1回のチャージにおける条件は同じです。
アプリで手軽に利用状況を確認できる
利用状況はアプリで簡単にチェックできるため、使い過ぎ防止や家計簿をつけやすい仕組みが導入されています。チェック用のアプリは楽天銀行アプリです。生体認証に対応しているため、簡単にログインできます。そのため、いつもでどこでも利用履歴を確かめやすくなっています。
また、プリペイドカードで支払ったときや、オートチャージが実行されたときはメールでの通知機能も搭載されています。お金の動きを把握しやすい工夫がなされているため、安心して利用できるでしょう。
もし残高不足になっても安心です。残高が足りずにオートチャージできなかった場合でもメールで通知してもらえます。ただし、生体認証機能が搭載されていない端末ではログインIDやパスワードを都度入力しなければならなかったり、メールの受信には「取引通知配信設定」で通知をオンにしておくなどの事前準備が必要です。
楽で便利な自動チャージができる
都度チャージするのも良いですが、忙しい中で端末を操作すると日々の生活に負担がかかります。そのような負担を回避したい場合、オートチャージを利用しましょう。
オートチャージを設定すれば、都度チャージする手間を省けます。「うっかりバリュー残高がなくて支払いできなかった」といったようなケースの防止が可能です。
さらに、オートチャージ金額が普通預金口座の残高を超えているとオートチャージされず、メールで残高不足とチャージできなかった旨が通知されます。口座状況もつぶさに把握できるため安心です。
楽天ポイントがチャージに使える
楽天経済圏は提供されているポイントを様々なサービスの利用時に活用できる点が特徴です。楽天銀行プリペイドカードも楽天経済圏のメリットを享受できる仕組みが採用されています。
プリペイドカードについては、サービスを利用して貯まったポイントをチャージ金額に充当できる点が特徴です。1ポイント=1円として利用できるため、貯まったポイントを日々の買い物に有効活用できます。
ただし、期間限定ポイントおよび楽天キャッシュは利用できないため注意しましょう。また、通常チャージには使えますが、オートチャージには使えない点も気を付けておくべきポイントです。
プリペイドカードの利用手順
プリペイドカードは後払いではなく前払いです。預金口座から事前にチャージした金額の範囲内で買い物に使えます。この点はクレジットカードと大きく違っている特徴です。
1日当たりの利用限度額は1,000円単位で変更できます。具体的な使い方は次の通りです。
1.口座にログインします。
2.ログイン後の画面で入金します。(1,000円単位でチャージ可能)
3.JCBの加盟店で利用します。
4.支払い後、支払金額がプリペイドカードの残高から即時に引き落とされます。
5.口座内の「プリペイドカード利用明細」に利用した加盟店情報が反映されるため、履歴を確かめたい場合はこの利用明細をチェックしましょう。
楽天銀行プリペイドカードの使い方
前述の通り、大まかな利用手順は分かりましたが、店舗での使い方やインターネットショッピングでの使い方については、より詳しい方法を知りたいでしょう。
ここでは、それぞれの買い物において、具体的な使い方や注意点について紹介します。
店舗での支払い方法
店舗での買い物に使う場合、クレジットカードと似たような使い方になる点が特徴です。支払い時に「カードで」もしくは「1回払いで」と店員さんに伝えましょう。
ただし、分割払いはできない点に注意が必要です。店員さんがカードの見た目だけでクレジットカードと区別をつけられない場合、1回払い以外の支払い方法を聞いてくることがあるかもしれません。もし1回払い以外の方法で会計したとしても扱いは「1回払いのみ」です。
また、プリペイドカードは磁気ストライプによる決済のみに対応しています。ICチップやタッチ決済には対応していないため注意しましょう。決済には支払い端末にカードをスライドして利用してください。
ネットでの支払い方法
実店舗だけでなく、インターネットショッピングでもプリペイドカードを利用できます。クレジットカードで支払う時のように以下の情報を入力する場合があります。
- カード番号
- 有効期限
- セキュリティコード
また、「3Dセキュア」を要求されるかもしれません。あらかじめ登録している「ワンタイム認証用メールアドレス」へ発行された「ワンタイムキー」を入力することで、なりすましによる不正利用を防止できます。決済時にはサイトの指示通りに処理しましょう。
楽天銀行プリペイドカードの注意点
使いやすさやポイントを利用しやすい仕組みなど、魅力に溢れたサービスである楽天銀行プリペイドカードですが、いくつか注意しておかなければならないポイントがあります。難しいことではありませんが、後々に「思っていたことと違う」とならないように事前に把握しておくと良いでしょう。
ここでは、おさえておくべき注意点について紹介します。
1回の支払いに複数のカードは併用できない
1回の支払いにつき、使えるカードは1種類のみです。そのため、プリペイドカードの残高が不足している分をクレジットカードで支払うといったような併用はできません。
支払い時に残高が不足していると焦ってしまうかもしれませんが、この条件があるため支払い前には残高を十分に確かめておきましょう。
基本は即引落としされる
基本的に支払い完了後、チャージ残高から即時に引き落とされます。そのため、買い物が終われば支払い結果が速やかに反映されるため、現金での買い物と同じような感覚で使えるでしょう。
しかし、一部加盟店では即時に支払い額が反映されないケースがあるようです。クレジットカードと同じような条件ではあるものの、残高が足りていないのにもかかわらず決済できてしまうため注意が必要です。
このような場合においては、後日に支払い額が反映され、不足分(残高と支払額の差額)を請求されます。身に覚えのない金額を請求されるような感覚になるかもしれないため注意しましょう。
返金は即時反映されない場合がある
支払い額は即時に反映されますが、商品を返品した場合は返金が反映されるまで何日かタイムラグが発生するかもしれません。そのため、返金額を加味して残高を管理すると、他の買い物時に残高不足になる可能性があります。
返金には時間がかかる点にはあらかじめ注意しておきましょう。
一部のサービスは利用できない
JCBブランドを冠しているため、国内国外の様々なお店、サービスの支払いに使えます。とはいえ、一部サービスや店舗では利用できないため注意しましょう。
具体的な例は次の通りです。
- 高速道路の利用料金
- ガソリンスタンドでの給油代や洗車代
- 水道代や電気代のような公共料金の支払い
- 携帯料金などの月額利用料金の支払い
- オンライン、電子マネーなどの一部加盟店での支払い
海外で利用する際の注意点
これまで紹介してきた注意点以外にも、海外で使う場合に特有の注意すべきポイントがあります。それは為替レートによる支払額の過不足です。
支払い時の為替レートと、加盟店から売り上げ情報が届くときの為替レートが異なる場合、為替の差額で過不足が生じるかもしれません。このような場合においては、売り上げ情報が届いたタイミングの為替レートが採用され、最終的に清算されます。
不足が発生していれば口座から差し引かれ、剰余分があれば口座に返金されます。予定外の取引が生じる場合があるため、注意が必要です。
そのため、海外で利用する場合は為替レートではなく換算レートが用いられます。指定されたレートに3.080%が加算されている点を留意してください。
楽天銀行プリペイドカードの有効期限と更新について
楽天銀行プリペイドカードには有効期限が定められています。そのため、使わない期間が続き期限を迎えてしまうとカードが利用できなくなるため注意しましょう。
ここでは、有効期限の確認方法と更新方法について紹介します。
有効期限はカードの表面を確認する
カードの有効期限を確かめたい場合、表面をチェックしましょう。クレジットカードと同様に「月/年」の形式で記載されています。
例えば、表面の有効期限欄に「04/25」を記載されている場合、有効期限は2025年4月です。記載されている末日まで利用できます。
更新カードは有効期限の1か月前までに届く
カードを更新するタイミングになると、有効期限のおよそ1か月前に更新後のカードが送付されます。送付先は登録している住所です。
そのため、住所を変更しなければならないタイミングであれば、有効期限が到来する3か月前までに手続きを済ませておきましょう。
もし、登録情報の変更手続きが進行中のまま完了していない場合、更新後のカードが発行されない可能性があります。
更新後のカードは転送不要の簡易書留で郵送されます。
更新カードが発行対象となる条件
更新後のカードが発行される条件は次の通りです。
- 「有効期限到来日時点でカードの残高があり有効であること」もしくは、「有効期限到来日時点から溯って、過去13ヶ月以内に1回以上商品やサービス等の支払いに楽天銀行プリペイドカードを利用していること」
- 更新カード発送日時点で、登録情報の変更手続きが進行中でないこと
- 更新カード発送日時点で、楽天銀行の口座が有効であること
もし、更新カードが発送されるタイミングで上記の条件を達成していなかったとしても、有効期限の到来日までに楽天銀行プリペイドカードへチャージしたり、支払いに使っていたりすれば、後日カードが発送されます。
楽天銀行プリペイドカードの作り方
楽天銀行プリペイドカードは16歳以上であれば作れます。カードを申し込むためには、楽天口座を開設していなければならないため、口座を持っていない人は口座開設から始めましょう。
ただし、口座開設とプリペイドカードの申し込みは同時にできません。この点は注意が必要です。
口座を開設する場合、専用サイトにアクセスし、個人情報、キャッシュカードの選択、本人特定事項の確認方法など必要事項を入力します。そして、申し込み時に選んだ方法で、本人確認書類を送付してください。
楽天銀行から送付される「ThankYouレター 初期設定ガイド」に沿って初期設定できれば口座開設完了です。
楽天銀行プリペイドカードが届くまでの流れ
口座開設が完了したのちにカードを申し込めます。スマートフォンで申し込む場合はアプリを経由して、パソコンで申し込む場合は専用サイトを経由しましょう。
スマートフォンアプリの場合、ログイン後、「支払う」から「カード一覧・お申込」へ進み、プリペイドカードを選んでください。
パソコンの場合、ログイン後、「カード・ATM」タブからプリペイドカードを選びましょう。
申し込みが完了すれば、最短でおよそ1週間から10日ほどで届きます。
楽天銀行プリペイドカードと楽天カードの違い
楽天銀行プリペイドカードと楽天カードの違いは「支払い方法」「支払い回数」「利用限度額」「申し込める年齢」「申し込む際の審査の有無」に大別できます。
支払方法については、プリペイドカードは前払い形式が採用されていますが、クレジットカードは後払いが採用されています。また、プリペイドカードは口座からチャージしますが、クレジットカードは利用料金が後日口座から引き落とされる仕組みです。
支払回数については、プリペイドカードは1回払いしか利用できません。クレジットカードは1回払い以外にも分割払いやリボ払いが利用できます。
利用限度額については、それぞれに限度額が設けられています。プリペイドカードは1日単位で定められていますが、クレジットカードは月額単位で定められている点が特徴です。
申し込める年齢については、プリペイドカードは16歳以上であるものの、クレジットカードは18歳以上にならないと申し込めません。
申し込み時の審査については、クレジットカードのみ事前審査があります。
まとめ
①楽天銀行プリペイドカードは楽天銀行から発行されており、口座の残高からチャージして使える
②年会費や発行手数料が必要なく、JCB加盟店で使えるため利用できる範囲の広さが特徴
③オートチャージ機能や利用状況の即時反映など、使いやすい仕組みが多数採用されている
④1回の支払いに複数のカードが使えないなど、使用上の注意点を理解しておくと使いやすい
⑤クレジットカードに比べて申し込みがしやすく、初めてのキャッシュレス決済サービスの利用におすすめ
※本記事は公開時点の情報になります。
記事内容について現在の情報と異なる可能性がございます。