クオカードはスーパーで使用できる?使える店舗について解説

クオカードはスーパーで使用できる?使える店舗について解説

金券ショップ J・マーケットチケットマスター

クオカードはスーパーで使用できる?使える店舗について解説

クオカードという商品券を耳にしたことがある人も多いかもしれません。1987年に誕生して、現時点ですでに10億枚を超えるカードが発行されてきました。

クオカードは全国共通のギフトカードで、各地にある多岐にわたるお店で買い物をする時に使用できるカードです。

今回は、スーパーマーケットでクオカードが使用できるかについて見ていきます。クオカードの中には「クオカードPay」と呼ばれるキャッシュレス決済もあります。クオカードPayはスーパーで使用できるかについても、あわせて見ていきましょう。

クオカードは基本的にスーパーで使用できない

クオカードは基本的にスーパーで使用できない
結論から言ってしまうと、クオカードはこの記事を執筆している2025年1月現在、スーパーでは使えません。

クオカードは日本全国およそ6万店で使用できます。加盟店はクオカードの公式ホームページで紹介されています。こちらを見るとコンビニやホームセンター、飲食店、書店などで利用可能です。

しかし、スーパーでクオカード加盟店はありませんでした。もしクオカードを使用したければ、大手のドラッグストアで加盟しているところがいくつかあります。

ドラッグストアであれば、スーパーで販売されているような日用品も取り扱っているはずです。クオカードを活用するのであれば、スーパーの代わりにお近くのドラッグストアでショッピングすると良いでしょう。

クオカードPayならスーパーでも使用可能

クオカードはスーパーで使用できないと紹介しましたが、これは従来のカードタイプの商品券が利用できないという意味です。クオカードにはほかにも「クオカードPay」と呼ばれるデジタルギフトもあります。スマホなどのデバイスで送ったり、もらったりできるデジタルギフトです。

このクオカードPayであれば、利用できるスーパーはあります。2025年1月時点で、日本全国の31店舗のスーパーで利用可能です。中には日本全国にチェーン展開している大手のスーパーもあるので、お近くで買い物できるかもしれません。

クオカードPayは、利用できる店舗は現在でも拡大中です。今後も利用できるスーパーが増える可能性もあるので、最新情報は公式ホームページでチェックしてください。

クオカードPayをスーパーで使用する方法

クオカードPayをスーパーで使用する方法
クオカードPayの使い方は簡単です。

まずはクオカードPayを受け取りましょう。メールやSNSなどで、URLをタップしましょう。クオカードPayの画面が開くと、バーコードが表示されるはずです。

スマホ決済と同じように会計時、レジの店員さんにバーコードを見せてください。そうすれば専用のリーダーで店員さんがバーコードを読み取ってくれます。これで支払いは完了です。

クオカードPayは個人情報の登録は一切不要です。銀行の口座情報やクレジットカード情報を登録する必要もないので、手軽にショッピング時使用できます。

クオカードPayを利用した場合おつりは出ない

クオカードPayでスーパーにて買い物して、余りが出ることもあるでしょう。クオカードPayの中にチャージされている金額は、現金としておつりを受け取れないので注意しましょう。余った端数は次回の買い物で使用できます。

クオカードPayの特徴として、現金と併用できる点も留意しておきましょう。次回の買い物で代金がクオカードPayよりも多くなることもあるでしょう。その場合、不足分は現金で支払えます。

つまり、クオカードPayにチャージされている金額は、最後まで使いきれるシステムになっているわけです。

ただし、一部加盟店では現金との併用ができない場合もあります。初めて利用するクオカードPay加盟店であれば、あらかじめ現金との併用支払いができるか確認しておくと安心です。

クオカードをスーパーで使えるようにするための裏ワザ

クオカードPayはスーパーで使えるけれども、従来のカード式のクオカードはスーパーで使えないと紹介しました。しかし、間接的にクオカードをスーパーで使用する方法はあります。

いわば裏ワザ的な手法ですが、ここではクオカードを使ったスーパーでの買い物方法について見ていきます。

クオカードを換金する

クオカードを換金する
クオカードをスーパーで使用するには、ずばり換金する方法がおすすめです。クオカードを買取に出して、現金と交換してスーパーで使用すれば、実質クオカードを使ってスーパーで買い物できる形になります。

クオカードを買取してくれるお店として、宅配買取サービスや金券ショップなどが考えられます。ネットオークションに出品して、購入希望者を募る方法も一考です。

もしできるだけ速やかにクオカードを換金して、スーパーで使用したければ金券ショップがおすすめです。金券ショップにクオカードを持ち込めば、その場で買取してもらえます。

換金率が高いのも、金券ショップでクオカードを売る理由の一つです。お店によってまちまちですが、平均換金率は90~95%なので効率的に現金化できます。

クオカードを換金する場合の注意点

クオカードは一昔前まで広く利用されていたテレフォンカードと似た仕組みになっています。テレカを使用したことのある人なら分かると思いますが、残り回数によって穴が開く仕組みです。

クオカードも同様で、一度でも使用するとカードに穴が開きます。この穴の開いたクオカードは、たとえまだ残金があっても、金券ショップで買取できないので注意してください。

もしクオカードの買取を希望するなら、未使用の状態で金券ショップに持ち込んでください。

使用後で残金があるクオカードを売却したければ、ネットオークションなどに出品してみましょう。もしかすると買い手が現れる可能性もあるかもしれません。ただし、買い手のついた場合でも買取価格は高くならないと思ってください。

クオカードPayを換金する

クオカードPayと呼ばれるデジタルギフトの場合、利用できるスーパーがいくつもあります。しかし、自分がよく利用しているスーパーでは、クオカードPayが利用できない場合もあるでしょう。

もしクオカードPayをもらったけれど、利用できるスーパーが近くになければこちらも換金すると良いでしょう。ギフト券買取サイトやネットオークションなどで売却は可能です。

できるだけ高い価格でお手持ちのクオカードPayを売却したければ、ギフト券買取サイトの利用がおすすめです。買取条件があまり厳しくないので、気軽に買取に出せます。

またギフト券買取サイトの場合、他の方法と比較して換金率が高いのもおすすめの理由です。ただし、古物商許可のある正当なギフト券買取サイトを利用してください。

クオカードPayを換金する際の注意点

クオカードPayはギフト券買取サイトなどに売却できます。しかし、買取のためにいくつか条件があるので、確認した上で手続きを進めてください。

まず、専用タイプと呼ばれるクオカードPayは買取の対象外です。書店でしか使えないなどの専用カードは買取を断られる可能性があります。

またクオカードPayには有効期限があり、発行日から3年を過ぎたクオカードPayは買取の適用外です。

クオカードPayにはいろいろな種類があるものの、少額のものは買取してもらえません。一般的に1,000円未満のクオカードPayは、買取対象外です。ただし、まとめて買取に出す方法があり、数百円のクオカードPayをまとめて申し込めば買取も可能です。

クオカードPayをスーパーで使う際の注意点

クオカードPayをスーパーで使う際の注意点
デジタルギフトであるクオカードPayであれば、利用できるスーパーがいくつもあります。

ただし、スーパーでクオカードPayを利用する場合、いくつか注意すべきポイントがあるので以下にまとめました。

残高が足りなくなった場合の対処法

クオカードPayでスーパーにて買い物した際に、残高が足りない場合もあるかもしれません。この場合、従来のクオカード同様、現金と合わせて支払いができるので心配しないでください。

クオカードPayを使用すると、端数のような中途半端な残金が出てくるかもしれません。現金と合わせて支払えるので、クオカードPayも残金を余らせることなく最後まで使いきれます。

クオカードとクオカードPayを持っている場合、買い物時に併用したいと思う人もいるでしょう。しかし、クオカードの残金をクオカードPayにはチャージできないので注意してください。

またクオカード同様、クオカードPayと現金の併用ができない加盟店も一部あります。初めて利用する際には現金との併用が可能か店員さんに尋ねておきましょう。

ポイントは付与されない

最近では、さまざまなキャッシュレス決済が導入されています。キャッシュレス決済の魅力として、現金が不要なこと以外にもキャッシュバックポイントのついてくるものが多い点も見逃せません。

クオカードPayもキャッシュレス決済の一種です。しかし、クオカードPayには、キャッシュバックポイントのようなプログラムは採用されていません。

クオカードPayでスーパーの買い物をいくら行っても、ポイントは貯まらないので注意してください。ポイントを貯めたければ、他のキャッシュレス決済やクレジットカードを使用しましょう。

クオカードPayは個人情報の登録などの設定が必要なく、いつでも手軽に利用できるのが魅力です。

チャージはできない

クオカードPayは使い捨て型のキャッシュレス決済システムであることも、頭の中に入れておきましょう。つまり、クオカードPayにチャージ機能はありません。プリペイド式のキャッシュレス決済で、クオカードPayに記載されている金額までしか使用できないということです。

ただし複数のクオカードPayを保有している場合、それぞれの残額を合算することはできます。クオカードPayを複数持ち、合算して買い物する際にはクオカードPayのアプリが必要です。

お手持ちのスマホなどにアプリをダウンロードしておきましょう。クオカードPayアプリは無料でダウンロードできます。AndroidでもiPhoneでも利用可能です。

有効期限がある

クオカードPayを利用するにあたって、有効期限が設けられている点に注意してください。クオカードPayの有効期間は、発行日を含め3年間です。

発行されてから3年を超えると、残金があっても利用できなくなります。クオカードPayを長期間使用せずにそのままにしていると、うっかり失効させてしまうかもしれません。

クオカードPayの有効期間は確認できます。アプリでもブラウザでもメニューの「有効期限」から確認できます。

アプリの場合、有効期限が近づくとプッシュ通知してくれるので、たびたびクオカードPayを利用するならアプリのインストールがおすすめです。

スーパーにおけるキャッシュレス決済事情について

スーパーにおけるキャッシュレス決済事情について
スーパーでクオカードの使えるお店はありません。一方、デジタルギフトであるクオカードPayであれば一部利用できるスーパーもあるので、お近くに店舗があれば活用しましょう。

大手のスーパーを中心に、クオカードPay以外のキャッシュレス決済に対応しているところは少なくありません。ここからは、スーパーにおける近年のキャッシュレス決済事情について見ていきます。

新型コロナの拡大によって普及が進んだ

大手スーパーを中心に、電子マネーやスマホ決済をはじめとしたキャッシュレス決済が対応しているところは増加傾向です。複数の決済に対応することで、誰でもキャッシュレス決済しやすい体制を整えているお店も見られます。

なぜスーパーでキャッシュレス決済が普及しているのか、いろいろな事情が考えられます。その中でも大きなきっかけとなったのが、新型コロナウイルスの世界的な流行です。

コロナ禍では感染防止のため、自粛生活が強いられました。また新型コロナは飛沫感染のほかに、接触感染もあると言われています。不特定多数の人が手にする現金を触りたくないという人も増えました。

キャッシュレス決済はスマホやカードをかざすだけで決済できるので、感染リスクが低いとされ普及が広まったとされています。消費者の動向に対応するために、キャッシュレス決済を導入するお店が増えたというわけです。

オリジナルのキャッシュレス導入を進めるスーパーも

キャッシュレス決済を導入しているスーパーは増加傾向です。しかも近年の動向として、お店オリジナルのキャッシュレス決済の導入を検討しているところも増えています。

キャッシュレス決済の導入を急いでいる理由は、コスト圧縮のためです。現在普及しているキャッシュレス決済の場合、手数料を負担しなければなりません。キャッシュレス決済の利用者が増えれば増えるほど、手数料コストもかさんでしまいます。

一方、独自のキャッシュレス決済を導入すれば、手数料がかからずに済みます。さらに独自のキャッシュレスでデータを蓄積すれば、消費者動向も把握できるのもメリットです。マーケティングができ、消費者の需要に合わせた商品展開も可能になります。

ポイントを貯められる

キャッシュレス支払いを導入しているスーパーが多いのは、利用者にとってメリットがいろいろと期待できるからです。その中でも大きいのは、キャッシュレス決済の多くで独自のポイントプログラムを導入している点です。

一定の還元率でポイントが貯まり、そのポイントは景品と交換できたり、買い物の支払いで使えたりできます。実質割引価格で買い物できるわけです。

日用品を主に取り扱っているスーパーは、週に何度か定期的に通っている人も多いでしょう。その支払いをキャッシュレスで行えば、それなりのポイントを獲得できます。

キャッシュレスで買い物するお客さんが多いので、キャッシュレスのシステムを導入するスーパーも増えています。

会計の待ち時間の短縮化が期待できる

スーパーがキャッシュレス決済を導入する理由として、スムーズに会計できるのも大きなポイントです。現金をいちいち出す必要はなく、クレジットカードもしくはスマホを提示すれば良いからです。

中には細かな小銭を出すのに苦労して、会計に手間取る人もいるでしょう。キャッシュレスにすれば、支払いにかかる時間の短縮も可能です。

スーパーは生活必需品を取り扱っているので、連日多くの買い物客が利用します。時間帯によっては混雑し、会計に長蛇の列ができることもあります。

キャッシュレス決済を導入すれば、支払いの手間も省けるので、長いこと会計で待たされる必要もなくなるわけです。

支出の管理がしやすくなる

スーパーでキャッシュレス決済を導入すれば、お客さんからすると家計の管理もしやすくなります。クレジットカードやスマホ決済を利用すれば、いつ、どこで、いくら利用したか明細に記録されます。

この明細を一定期間でチェックすれば、どのくらいお金を使っているか確認できるわけです。いちいち家計簿をつけなくても支出管理できるのは、お客さんにとって大きなメリットです。

クレジットカードの場合、近年Web明細システムを採用しているところも少なくありません。Web明細であれば、ブラウザやアプリで自分の好きなタイミングで支出状況をチェックできます。

また、家計簿アプリと連携しているようなサービスも見られます。資金管理するために普段からキャッシュレス決済メインで利用している人もいて、このような人たちを集客するためにキャッシュレス決済を導入するわけです。

まとめ

①クオカードを利用できるスーパーはないが、クオカードPayであれば利用可能なスーパーはいくつかある
②クオカードをスーパーで使えるようにするためには、金券ショップで換金するのがおすすめ
③キャッシュレス決済に対応しているスーパーは増えている

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