クオカードはイオンで利用できない?クオカードの使える店舗や利用方法を紹介

クオカードはイオンで利用できない?クオカードの使える店舗や利用方法を紹介

金券ショップ J・マーケットチケットマスター

クオカードはイオンで利用できない?クオカードの使える店舗や利用方法を紹介

クオカードは、ギフトや企業の消費者向け特典などに用いられ、広く流通しているギフトカードです。幅広いジャンルの店舗で利用でき、対象商品も多岐におよぶことから、活躍の場を知っていれば大変使い勝手のよいギフトカードです。しかし、必ずしも全国全てのお店で使えるわけではありません。

この記事では、クオカードが使える店舗や利用方法などを解説していきます。また、取り扱い時の留意事項や換金方法も紹介します。

クオカードについての知識を身につけることで、贈る側、もらう側、どちらの立場においても有意義に活用できるでしょう。

イオンでクオカードは使用できない

イオンでクオカードは使用できない
クオカードはショッピングモール最大手のイオンでは使えません。また、イオン系列のコンビニなどでも使えないため注意しましょう。

一見、クオカードの利用価値は低いようにも感じてしまいますが、実際には多くのコンビニで使えるほか、幅広いジャンルのお店で利用できます。持っていれば現金と同等の価値のあるものとして活用できるうれしいギフトカードです。

まずは、クオカードの基本的な概要について解説します。

クオカードとは?

クオカードとは?
クオカードとは、全国共通のギフトカードです。全国およそ6万店舗で使用でき、購入できる商品のジャンルも幅広いため、大変汎用性の高いギフトカードです。

テレフォンカードや図書カードのようにカードタイプの媒体に残高を記録して使用するため、一般的な紙タイプの商品券(ギフト券)と違い、コンパクトで持ち運び時にかさばりません。

カードのデザインは、ラインナップの中から選ぶ「スタンダードタイプ」のほか、ラインナップのデザインをベースに任意の文字を追加できる「セミオーダーカード」、さらにより自由にデザイン可能な完全オーダーメイドの「オリジナルカード」があります。

購入時には「カード入れ」や「のし」をオプションとして追加できるため、クオカードの活用場面に合わせて自由に贈り物としてカスタマイズできます。

購入手段はお近くの加盟店、ローソンの「Loppi」などのコンビニ店頭端末、オンラインストア、FAX申込などです。誰もが手軽に手に入れられる環境が整っているので、広く流通しています。

デジタルギフトのクオカードPayとは?

デジタルギフトのクオカードPayとは?
クオカードPayは、スマホによるQR決済のように、購入時にレジでバーコードをかざして読み取ってもらう決済方法です。

専用のURLを開くとクオカードpayの画面が開き、そこから決済画面を選択することでバーコードが表示されます。暗唱番号の入力やサインは不要なため、手軽にすばやく決済可能です。

URLからは残高も確認できるためアプリのように利用でき、利便性に優れています。

クオカードPayは、他の人からの贈り物としてオンライン上で送ってもらうことで使える商品です。専用URLは、メールやLINE、FacebookなどのSNSで送ります。送る側はクオカードの専用オンラインストアにログインし、金額や画像デザイン、添付メッセージを指定するとURLが発行され、相手に送信できます。

クオカードが使えるお店はさまざま

クオカードが使えるお店はさまざま
冒頭で紹介した通り、クオカードは全国共通のギフトカードというだけあって、全国で利用できる店舗総数はおよそ6万店にのぼります。クレジットカードやQR決済の取扱店と同様に、クオカードの加盟店にて利用が可能です。

加盟店にはクオカードのステッカーが店頭に掲示されているため、使えるかどうかはステッカーの有無を確認しましょう。

ここでは、具体的にどのようなジャンルのお店で使えるのか紹介します。

コンビニ

利用可能なお店のジャンルとして最初に紹介するのはコンビニです。最大手のセブンイレブンをはじめ、ファミリーマート、ローソンといった主要どころで使えるため、クオカードの使い道に困ることはありません。

いつものお昼ご飯を買うのに使ってみるのも良いですが、デザートやお酒などを購入して贅沢感を味わうのもおすすめです。

大手3社のコンビニだけでなく、セイコーマートやデイリーヤマザキなどの地域密着型のコンビニでも使えます。ただし、いずれも一部店舗では使えないこともあるため、店頭ではクオカード加盟店のステッカーが貼ってあるか確認しましょう。

ドラッグストア

近年急速にシェアを拡大しているドラッグストアでも、クオカードが使える店舗が増えています。マツモトキヨシやヘルスバンクといった有名どころで利用可能です。

ただし、誰もが知っているお店でどこでも使えるというわけではありません。そのため、公式サイトやお店のホームページなどでクオカードが使えるか事前に確認しておくと安心です。

ドラッグストアはいまや食品や日用品をはじめ、なんでも買える便利なお店として認知されており、薬品類にとどまらない商品ラインナップです。そのため、クオカードを使うのであれば、コンビニ同様、普段はなかなか手に取らないものを購入することをおすすめします。比較的高価なサプリメントや化粧品などは、特別感があって良いでしょう。

ホームセンター

ホームセンターでは、Hamart、ホームアシスト、ジャンボエンチョーなどの店舗で利用可能です。

ホームセンターは特別な目的があっていくお店のため、日常的に通う人はそれほど多くないでしょう。クオカードをもらったときは、あると便利だけどなかなか買えていなかったようなものを購入してみましょう。外用の折りたたみ椅子やカー用品などは、クオカードを使うのにちょうどよいものです。

カフェ

上島珈琲店、UCCカフェプラザ、AUTO TOWN Cafeといったカフェでもクオカードが使えます。形ある商品だけでなく、飲食店でもギフトカードが使えるのは驚きです。

普段は一杯コーヒーを飲むだけですが、クオカードを持っている機会にワンランク上のコーヒーを頼んでみたり、一緒にスイーツを頼んでみたりしてもよいでしょう。いつもとは違うひと時を味わえます。

書店

書店では、紀伊國屋書店、三省堂書店、未来屋書店といった全国展開する書店から、ヒバリヤ書店やさわや書店といった地域密着型の書店まで、クオカード取扱店は多岐にわたります。

書店では本のほかにも、高価な文房具などを取り揃えている店舗もあります。クオカードがあるからこそ、高級なものを購入するチャンスです。

しかし、書店で使えるギフトカードには「図書カードNEXT」もあります。図書カードNEXTも同時に持っているなら、使える店舗、用途が限定されているこちらを優先的に使うのがおすすめです。

グルメ

カフェ以外の飲食店では、全国的チェーンのファミリーレストランのデニーズと、愛知県江南市に店舗を置く五味八珍という中華料理店でクオカートが使えます。

グルメというジャンルでは、クオカードが使える店は限られています。しかし、デニーズは店舗数も多く、ファミレスの中では比較的高価格帯なお店のため、こちらでカードが使えるというのは消費者としては嬉しいポイントです。

クオカードを使って家族や友人にごちそうして喜んでもらう使い方もいいかもしれません。

レジャー・サービス

レジャー・サービスの分野では、ペット向けの各種サービスを取り扱うズースクエア、車用品販売や車体整備を手掛けるイエローハット、ENEOSを含むガソリンスタンド数社にてクオカードが使えます。

ここでは自分の大事にしているものに対して使うことをおすすめします。ペットを飼っている方は、ご褒美としてトリミングやペットエステなどにクオカードを使ってあげるとよいでしょう。イエローハットでは愛車のボディーコーティングやオイル交換など、メンテナンスに使ってみましょう。

子ども用品

「博品館」という歴史あるおもちゃ屋さんが東京銀座にあり、ここでクオカードが使えます。遊び心を満たすアイテムが20万点以上取り揃えられている大型老舗玩具専門店であり、おもちゃ・ぬいぐるみといった伝統的なものから、時代の変遷に適応しながらゲームや各種ホビーグッズまで取り扱うなど、ジャンルも様々です。

クオカードを使って子どもへのプレゼントを購入しようと考えている方は、喜びそうな商品であふれる博品館へ、ぜひ足を運んでみましょう。

宿泊

宿泊施設では、龍飛崎温泉 ホテル竜飛と、東京ベイ舞浜ホテル ファーストリゾートでクオカードが利用できます。

宿泊代金全てを支払える金額のクオカードを持つ機会はあまり無いかもしれませんが、クオカードを持っているときに旅先の近くにこれらのホテルがあればラッキーです。お得に泊まれた気分になるため、代わりに食事や買い物など、宿泊以外の部分で贅沢してみましょう。

クオカードの利用方法

クオカードの利用方法
商品やサービスの購入代金を実際にクオカードで支払うときは、クオカードをレジで提示するだけでOKです。お店側の機械でカードを読み取れば支払いが完了するため、大変簡単です。

残高が足りない場合は、追加を現金で支払うか、別のクオカードをさらに提示することで支払可能です。

支払い手続きはシンプルですが、クオカードの利用にあたり、知っておいた方がいいことがいくつかあります。ここでは、クオカードの有効活用において知っておくべき3つの点を解説します。

以下の内容を知っておくと、自分が使うときだけでなく、他の人にプレゼントするときも使い方を教えてあげることで、より喜ばれるでしょう。

①基本的に有効期限はない

特定のカードを除き、基本的にクオカードに有効期限はありません。クオカードをもらった人も期限を気にせずに使い道を探すことができるため、これはうれしい特徴です。

クオカードの流通が始まって間もないころは発行されたカードに有効期限がありました。有効期限があるものは、券面の裏側に期限の記載があります。この期限を経過しているカードは使えないため注意しましょう。

②残高を確認する方法

クオカードを使うときには、残高がいくらあるかを知っておく必要があります。カードの残高を確認する方法はいくつかあります。

まずは、テレフォンカードのように、カードの左下にある度数表示の穴の位置を確認する方法です。この穴の位置で最後に使った時点のおおよその残高がわかります。カードを目視するだけなので、簡単に確認ができます。

しかし、穴の位置を確認する方法は、おおよその残高の目安のみで、1円単位の残高はわかりません。細かい単位まで確認するには、カード利用時のレシートを確認する方法と、加盟店で残高照会を依頼する方法があります。これらの方法であれば、カード残高が1円単位で把握できるため安心して買い物ができます。

③チャージ機能はなく使い切り

クオカードには、交通系ICカードのようなチャージ機能はありません。購入時の残高が0円になった時点で終わりの使い切りタイプのプリペイドカードです。

ただし、オリジナルデザインのカードを作った場合は、残高がなくなっても、もらった人にとっては券面そのものに価値があったりもします。写真などが印刷されたクオカードは、使い終わった後も大切に保管しておきましょう。

クオカードに関するトラブルの対処方法

クオカードに関するトラブルの対処方法
クオカードの破損や紛失など、何らかの理由で使えなくなってしまった場合は、どうしたらよいのでしょうか。

ここでは、クオカードが利用できなくなったときの対処方法について解説します。使えないからといって、残高が0円になっていると思い込んだり、どうしようもなくなったと諦めて捨ててしまったりすることのないように注意してください。

クオカードが使えなかった場合は交換が可能

カードの残高があるのに、何らかの理由で使えなくなる場合があります。

クオカードは、株式会社クオカードが発行しているギフトカードです。このような場合には発行元のサービス係に連絡して送付することで、発行元で確認できた残高のカードを再発行してもらえます。

再発行は、再発行の申込用紙を記入し、使えなくなったカードと一緒に郵送することで手続きが完了します。申込用紙の入手方法は以下の3つです。

  • 加盟店の店頭で受け取る
  • ホームページからダウンロードして印刷する
  • ホームページからオンラインで取り寄せの依頼をする

申込用紙が受領された後、2週間程度でお手元に再発行されたカードが届きます。

折れたり破損したりした場合も交換できる可能性がある

カードが使えなくなる理由としては、物理的なカードの破損(折れ、汚損、欠損)、内部の磁気データの破損、有効期限切れなどが考えられます。

物理的なカードの破損があっても、発行元で残高が確認できた場合には再発行の依頼ができます。破損してしまったからといって諦めてはいけません。

逆に、残高の確認ができないような不具合は再発行に応じてもらえない可能性があるため注意しましょう。

クオカードを紛失してしまうと再発行が難しい

カードの再発行には元のカードの現物が存在していないといけません。先に説明した通り、カードの再発行の申込用紙は、カードの現物を同封する必要があります。カードの現物がなければ、発行元が残高の確認をする術がありません。

また、カードが無くても再発行が認められるようなことがあれば、この仕組みを悪用してクオカードが量産されることになってしまいます。したがって、いかなる場合でも再発行にはカードの現物が必要です。

クオカードは現金と同等の価値のあるものとして、大切に保管することが重要です。

使用していないクオカードは売却を検討しよう

使用していないクオカードは売却を検討しよう
使用していないクオカードを所持している場合は、売却するのがよいでしょう。欲しいものはあるけれど、クオカードが使えないなら現金に換えて、手元資金の足しにした方が良いケースも考えられます。

クオカードの売却方法としては主に3つの方法があるため、以下で紹介していきます。

売却方法によってクオカードの金銭的評価が変わってくる場合もあります。残高相当額の金銭的価値を評価してもらいたいのか、カード媒体そのものの希少価値を評価してもらいたいのかを考えて売却方法を選択してください。

①リサイクルショップ

雑貨や家電、書籍などあらゆるものを買取するリサイクルショップでは、クオカードの買取も取り扱うお店があります。お住まいの近くにショップがあれば、気軽に売却し、即時換金できるのがメリットです。

リサイクルショップでは基本的に、額面ごとに決められた換金率をもとに買取価格が決められます。特別なデザインのカードだと換金率が下がる可能性があるため注意しましょう。

なお、お金もギフトカードも普通に生活していれば、いずれどこかで使えるものです。クオカードはなるべく利用できるお店で使い切るほうが、売却するよりも経済合理性が高いことは覚えておきましょう。

②ネットオークション

クオカードは、ネットオークションで出品して売却することもできます。この方法では、カードのデザインが評価され、マニアなコレクターが高値で取引に応じてくれる可能性があります。

一方で、いつ落札されるかは分かりません。また、リサイクルショップの換金率を下回る可能性もあるなどの不確実性がデメリットとして挙げられます。

コレクションアイテムとしての希少性が高く評価されそうな場合に、この売却方法を検討することをおすすめします。

なお、メルカリなどのフリマアプリでは、金券類の売買が禁止されているので、残高が0円のものしか販売できないことを覚えておきましょう。

③金券ショップ

様々な金券類を取り扱う金券ショップでもクオカードを売却できます。

こちらでは基本的にカードの残高が買取査定価格の基準となります。そのため、ネットオークションのような、コレクションアイテムとしての価値は評価されない点に注意しましょう。

また、店舗によって換金率が異なる点も覚えておきましょう。

生活動線上に金券ショップがあれば、一般的なクオカードの売却先として有力な候補といえます。

まとめ

①クオカードはイオンでは使えないが、全国6万店で取り扱い可能な店舗がある
②コンビニやドラッグストアといった身近なお店から、カフェや一部の飲食店・宿泊施設など幅広いジャンルのお店で利用可能
③クオカードは有効期限のない使い切りタイプのプリペイドカードで、決済はレジでカードを提示するだけなので簡単
④何らかの理由で利用できなくなってもカードの現物が存在し、発行元が残高を確認できるものは再発行の申込ができる
⑤額面金額相当から所定の還元率で売却したいならリサイクルショップか金券ショップ、コレクションアイテムとして売却するならネットオークションを選ぶとよい

 

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