クオカードはミニストップで利用可能?クオカードpayについて紹介

クオカードはミニストップで利用可能?クオカードpayについて紹介

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クオカードはミニストップで利用可能?クオカードpayについて紹介

ミニストップはコンビニ業界の中で店舗数第4位の1,849店(2025年1月現在)あり、特に関東地方、東海地方に集中して店舗が出店しています。

コンビニ業界大手のセブンイレブンやファミリーマート、ローソンを追うミニストップでは、ギフトブランドとして認知度が高いクオカードが利用できません。一方で、2019年に提供開始されたクオカードPayは利用できます。

ここでは、ミニストップで利用できるクオカードPayの特徴や利用時の注意点、その他メリット・デメリットについて解説します。

家に眠っていたクオカードはミニストップストップで活用できる?

ミニストップはイオン系列で中堅に分類されるコンビニです。

コンビニ業界大手のセブンイレブンやファミリーマート、ローソンでは、ギフトブランドとして認知度が高いクオカードは支払いで利用可能かつ店舗で購入することもできます。

一方で、ミニストップで利用可能な支払方法は現金、電子マネー、クレジット決済、バーコード決済のみです。また、イオングループの電子マネー「WAON」や交通系電子マネー、Edyへのチャージも店頭でできます。

クオカードとは?

クオカードとは?
クオカードが「QUO」として1995年に市場へブランド投入され、累計発行枚数は現在までで約10億枚に上り、高い認知度を獲得しました。加盟店舗数は全国で約6万店あり、多くの人の生活圏で利用可能なカードです。

また、クオカードはギフトブランドとしても高い人気を誇り、様々なシーンで贈りものやお返しとして活用されています。利用できる店舗数が多いことやレジでカードを出すだけで会計ができる手軽さから老若男女問わず使いやすさに定評があります。

クオカードは3種類ある

クオカードを購入する際、「スタンダード」「レディメイド」「オリジナル」の3種類からデザインを選択できます。

スタンダードは、クオカードが用意している豊富なデザインからカードの柄と金額を決めるだけで良いため、キャンペーン時の御礼品などで使い勝手の良さが立つでしょう。

レディメイドやオリジナルは、メッセージや好きな写真を使い、オリジナリティ感を出せるため、特定の相手にお祝いや感謝の気持ちを伝える時に最適です。また、挿入するメッセージは入稿データを用意したりする必要があるため、注文時に何が必要になるか事前に把握しておくことをおすすめします。

クオカードに有効期限はない

クオカードは有効期限がないため、カードに残高があれば繰り返し利用できます。また、現金と併用できるため、会計時に端数を現金で払うことも可能です。

クオカードの残高はカードに記載されている目盛りや買い物のレシートで確認できます。レシートに表示される残高は詳細なため、次にクオカードを利用する時までレシートを一緒に残しておくと分かりやすいでしょう。

クオカードは磁気タイプのカードのため、磁気不良を起こすことがあります。利用できなくなってしまった場合、再発行申込用紙を記入し、専用封筒に用紙とあわせてクオカード封入して株式会社クオカードのカードサービス係宛てに送りましょう。利用記録や残高を確認できた場合、再発行してもらえます。

ミニストップでクオカードは使えるの?

ミニストップでクオカードは使えるの?
コンビニで使えるクオカードですが、ミニストップはクオカード加盟店ではないため、利用できません。

ミニストップでの支払い方法は、現金やクレジット決済、電子マネー、バーコード決済、その他、イオン系列のためWAONでの支払いが可能です。WAONで支払う場合、200円で1ポイント貯まり、1ポイントを1円として、次回以降に利用できます。

クオカードpayは使用できる

ミニストップはクオカードの加盟店ではありませんが、デジタルタイプのクオカードPayの加盟店には含まれており、クオカードPayは利用できます。レジで支払う際にバーコード決済を選択し、スマホでクオカードPayのURLからバーコードを表示すれば支払えます。

ただし、クオカードPayで支払ってもWAONポイントは貯まりません。ポイントが付与される主な支払方法は、現金、電子マネー、WAON、AEON Pay、イオンカードでのクレジット決済に限られます。

ミニストップで使えるクオカードpayとは?

ミニストップで使えるクオカードpayとは?
クオカードPayは、株式会社クオカードから2019年に提供開始されたスマホ専用のデジタルギフトです。贈る側も受け取る側もスマホがあれば購入や利用ができ、支払い時の利用にあたっては、専用アプリのインストールや事前の個人情報や銀行口座の登録が不要です。

約1万5,000店の加盟店舗があり、カードタイプのクオカードよりは加盟店が多くありませんが、昨今におけるキャッシュレス決済のニーズを受けて順次加盟店が増えています。

クオカードpayの種類

クオカードPayには、加盟店であれば利用できる共通のクオカードPayと、特定の加盟店・業態専用で利用先が限定されているものがあります。

共通のクオカードPayは加盟店であれば、基本的に全国どこでも利用可能です。

一方で、加盟店・業態専用で利用先が限定されているものは、クオカードPay公式サイトで「使えるお店」を確認することおすすめします。利用先が限定されているものは「子育て支援専用クオカードPay」とも呼ばれ、特定の店舗で子どものおもちゃや衣類、文房具など子育てに関連する買い物で利用可能です。

クオカードpayと他のpayサービスとの違い

クオカードPayの他にも様々なバーコード決済サービスがありますが、クオカードPayが他と大きく異なるのは次の3点です。

  • スマホにアプリをインストールする必要がない
  • 個人情報や銀行口座情報の登録が不要
  • チャージはできず、使い切りタイプのデジタルギフト券

クオカードPayはアプリのインストールが不要であり、スマホやSNSを通じて送られてきたURLをタップしてバーコードを表示させれば決済ができます。また、他のバーコード決済サービスと異なり、利用前に個人や銀行口座、クレジットカードなどの情報登録も必要なく、送られてきたURLをタップしてバーコードを表示させれば決済が可能です。

一方で、他のバーコード決済サービスはチャージして繰り返し利用できますが、クオカードPayにチャージ機能はなく、繰り返しの利用はできません。

クオカードpayと現金の併用

クオカードPayは決済時に残高が不足した場合、現金と併用して買い物ができます。例えば、3,000円の買い物をする時、クオカードPayの残高が2,000円だった場合、クオカードPayで支払った後の不足分を現金で支払うことが可能です。

ただし、一部加盟店の店舗によっては現金との併用ができない場合もあるため、事前に確認することをおすすめします。また、クオカードPayの不足分を現金以外で支払いができるかは店舗によって対応が様々です。そのため、クオカードPayの残高を上回る買い物をする時は、電子マネーなどでの支払い方法以外に必ず現金を用意しておきましょう。

クオカードpayのメリット

クオカードpayのメリット
クオカードPayは前述のとおり専用アプリをインストールしたり、個人や銀行口座などの情報を登録したりせずとも、受け取ったらすぐに利用可能です。

株式会社クオカードが、2021年に実施した回答対象者50代以上の「QUOカードPay シニアの利用動向調査」では、クオカードPayを利用した後の感想として、全体の90.8%が「次もデジタルギフトを希望する」といったクオカードPayの使いやすさを評価しています。

ここでは、具体的にどのようなところにメリットがあるのか、解説します。

相手の個人情報なしで贈れる

クオカードPayを贈る際に必要な情報は、相手のメールアドレスもしくはSNSのアカウント情報です。個人の住所情報など分からずとも、連絡先を知っていれば送ることが可能なのがメリットの一つでしょう。

また、送った相手にも送り主の個人情報を知られることはなく、情報漏洩などのセキュリティ面でも安心して利用できます。

会員登録なしで利用可能

クオカードPayは受け取った相手も個人や銀行口座などの情報を登録せず、すぐに利用できます。

多くのバーコード決済サービスなどは、個人や銀行口座の情報を登録する手続きを経てからでないと利用を開始できませんが、クオカードPayにはその煩わしさがありません。また、インターネット上での個人や銀行口座などの情報を登録することに抵抗のある人も、クオカードPayはその手続きが不要なため、利用しやすいでしょう。

アプリを使うことで便利さが向上

アプリをインストールせずとも利用できるクオカードPayですが、残高確認をするためには専用アプリが必要です。専用アプリでは、登録したクオカードPayの残高や利用履歴の確認ができます。

複数のクオカードPayを持っている人は、アプリですべてのクオカードPayのURLを管理できるため、会計時にURLが分からなくても慌てる必要はありません。残高も一括管理できるため、専用アプリをスマホに入れておくと便利でしょう。

また、クオカードPayの有効期限も専用アプリ上で確認できます。

オリジナルのデザインで贈れる

クオカードPayは、贈る時にデジタルギフトの券面に好きな写真や画像を使用できます。

専用オンラインストア上で、額面や数量の他に券面画像の指定があり、好きな写真や画像のデータをアップロードし、メッセージを添えることも可能です。また、写真を使う時はアップロード後にトリミングなどの編集も簡単にできます。

親しい間柄であれば、一緒に撮った写真などを使って贈るのも相手にとって嬉しい贈りものになるでしょう。

クオカードpayのデメリット

クオカードpayのデメリット
簡単に贈れたり、使いやすかったりする一方で、使いにくさやデメリットを感じる部分もあります。それは、クオカードPayが利用できる店舗がカードタイプのクオカードや他のバーコード決済サービスより少なかったり、クオカードと違い3年の有効期限があったりする点です。

ここでは、クオカードPayのデメリットについて解説します。

クオカードより利用店舗が限られる

クオカードPayは2019年に提供開始後、キャッシュレス決済の需要の高まりもあり、順次加盟店が拡大されています。

全国約6万店舗で利用できるクオカードと比較すると、利用できる店舗が多くないと感じるでしょう。同じ会社が提供するものでもクオカードは利用可能だが、クオカードPayは利用できないという店舗も多くあります。

コンビニを例に挙げると、ファミリーマートはクオカードの加盟店でクオカードを利用できますが、クオカードPayは利用できません。一方で、ミニストップはクオカードPayの加盟店であるためクオカードPayは利用できますがクオカードは利用できません。

クオカードPayとクオカードは互換性がない

クオカードとクオカードPayは同じように利用できますが、残高の合算はできません。それぞれが独立したサービスであるため、互換性もありません。そのため、複数枚あるクオカードをクオカードPayに集約して管理することも不可能です。

カードタイプのクオカードは複数枚所持していると、それぞれの残高をカードの目盛りを都度確認したり、残高が印字されているレシートを保管したりする必要があります。

一方で、クオカードPayは複数所持していた場合、専用アプリを活用すれば残高や有効期限について一括管理が可能です。

有効期限がある

クオカードPayはクオカードと異なり、発行日から3年の有効期限があります。有効期限については受け取ったURLをタップしてブラウザ上で確認できます。前述のとおり、専用アプリをインストールすればアプリでも確認可能です。

アプリを利用するメリットは登録しているクオカードPayの有効期限が近づくと、アプリ上で登録しているメールアドレス宛てに通知が届く点です。これにより、有効期限を失念して、クオカードPayが失効してしまうリスクを減らせます。

クオカードpayの注意点

クオカードpayの注意点
クオカードPayの購入時や利用時に注意すべき点は、いくつかあります。

ここからは、どんなことに注意したらいいのか解説していきます。

クレジットでの購入は制限がある

クオカードPayを購入する際の支払い方法は、クレジットカード決済もしくは銀行振込のどちらかです。クレジットカード決済の場合、支払回数は1回のみでしか購入できません。

また、注文金額にも制限があり、1回の注文における上限金額は10万円(税込)、1か月間における注文の上限金額は50万円(税込)までです。さらに、すぐに発行したい時は1回の注文で発行可能なコード数は100コードまでです。

決済時に注意すべき点は、クレジットカードのセキュリティコードが必要であり、公式サイトでの購入においては本人認証サービスに対応しているクレジットカードでないと利用できません。

1か月における注文可能な上限金額が50万円となるため、それ以上を購入したい場合は銀行振込を利用しましょう。

また、クオカードPayの注文時の条件として、注文金額と注文数量に制限があります。1件の注文につき、発行金額では1,000円以上10億円以下であること、発行コード数では1コード以上200万コードまでです。

ポイントが貯まらないお店がある

クオカードPayには独自のポイント制度がないため、クオカードPayに付与されるポイントはありません。

また、クオカードPayで支払いをする時、多くの場合ではポイントカードを提示してもポイントが付与されません。ポイント付与の有無は店舗に確認が必要です。

ポイントが付与される例としては、ローソンでクオカードPayを利用する時、Pontaカードを提示するとPontaポイントが200円(税抜)につき1ポイント付与されます。

セルフレジで利用できない

クオカードPayはバーコード決済サービスの一つですが、他の決済サービスと異なり、ほとんどの店舗においてセルフレジで利用できません。確実に使えるのは有人レジです。

セルフレジで利用できるお店はTSUTAYA、セブンイレブン、ローソンです。ただし、一部店舗においては利用できないこともあるため、こちらも店舗で事前に確認することをおすすめします。

バリューコードのURLは再発行できない

クオカードPayは、個人情報などの登録が不要で簡単に使えますが、一方で個人を特定する手段がありません。そのため、受け取ったメールを誤って削除してしまいバリューコードのURLが分からなくなってしまうと、利用できなくなってしまいます。

バリューコードのURLは再発行できないため、受け取った後はすぐにブラウザ上でブックマークに登録する、もしくは専用アプリをインストールしてアプリ上に登録することをおすすめします。これによりバリューコードのURL紛失を防げます。

まとめ

①ミニストップはクオカードの加盟店ではないため利用できないが、クオカードPayは加盟店のため利用できる
②クオカードPayは個人や銀行口座などの情報を登録しなくても、受け取った後すぐに利用できる
③クオカードPayはクオカードとは互換性がないため残高の合算はできない、また有効期限があるため専用アプリを活用した管理がおすすめ
④クオカードPayはバリューコードのURLを紛失すると残高が完全に失われてしまう、またバリューコードのURLは再発行できない

 

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