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クオカードに有効期限はある?クオカードとクオカードpayの違いも紹介
景品やプレゼントなどでよく使用されるクオカードとクオカードPayですが、「クオカードはいつまでに使用すればいいの?」「クオカードとクオカードpayって何が違うの?」といった疑問を持っている方は多くいることでしょう。
実は、クオカードPayには使用期限が設定されており、クオカードは発行された時期によって使用期限が設定されています。また、クオカードとクオカードPayには様々な違いが存在します。
この記事では、クオカードとクオカードPayの有効期限やどんな違いがあるのか、それぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。また、購入方法や利用時の注意点も紹介するため、クオカードやクオカードPayを使う人は参考にしてください。
目次
クオカードの有効期限を理解しよう!
まずは、クオカードに設定されている有効期限について紹介します。
クオカードの有効期限を理解しておくことで、残高を無駄にせずに使い切ることが可能です。また、友人や知人などにプレゼントとして贈る際も、有効期限を理解しておくことは重要です。
クオカードとクオカードpayの有効期限
クオカードには現在、有効期限がありません。しかし、発行された時期が古い場合は、有効期限が設定されている物もあります。そのため、発行された時期が古いクオカードを持っている場合は、有効期限の記載があるかを確認しましょう。
また、有効期限のないクオカードは磁気不良や破損していなければ、どれほど時間が経っていても使用できます。
クオカードPayは、メールでURLが届き、「バリューコード」と呼ばれるバーコードが発行されることで使用できます。有効期限はバリューコードが発行されてから3年間です。
また、バーコードの種類によっては有効期限がさらに短く設定されている場合があります。
クオカードPayを使用する場合は、事前に有効期限を確認しておくことで、失効せずに使い切ることができるでしょう。
クオカードとクオカードpayの違い
クオカードとクオカードPayは、それぞれが独立したサービスで、様々な違いがあります。
ここで紹介する違いは、形状や支払い方法、使用できる店舗、アプリの有無です。それぞれ、詳しく解説します。
形状
クオカードとクオカードPayの最大の違いは、形状です。クオカードは磁気式カードですが、クオカードPayはデジタルコードとなっています。
クオカードは、全国共通プリペイドカード型商品券です。プリペイド式といっても、あらかじめ残高が設定されており、残高をチャージはできません。残高が0円になった時点で、使用できなくなります。
一方、クオカードPayはデジタル版のクオカードで、スマートフォンで使用できるコード決済の一つです。デジタルギフトカードのため、指定のURLを開いたスマートフォンの画面を提示すれば、使用することが可能です。
購入時
クオカードは、レジでスタッフに渡すだけで使用できます。レジでクオカードの読み取りをしてもらうことで支払いが終わり、サインや暗証番号は必要ありません。
また、クオカードは残高が0円になるまで何回でも使用することが可能です。もし会計金額がクオカードの残高で不足していた場合は、不足分を別の決済方法で支払いましょう。お店によって使用できる支払い方法は異なるため、事前に確認しておくことがおすすめです。
一方、クオカードPayはデジタルギフトカードです。そのため、指定のURLを開いたスマートフォンの画面を提示することで使用します。名前や生年月日などの情報は不要で、レジのスタッフに画面を提示するだけで支払いが可能です。
使用でできる店舗
クオカードとクオカードPayは、利用が可能な店舗が異なります。
クオカードは、コンビニや書店、カフェ、ファミリーレストラン、ガソリンスタンドなどの全国約57,000店舗で使うことが可能です。使用できる機会が多い点は、大変嬉しいポイントの一つといえるでしょう。
クオカードPayは、2019年に開始したサービスということもあり、現時点で使える店舗はクオカードと比較すると少なく、全国約15,000店舗です。今後、使える店舗は増えていくことが予想されるため、使う前に確認しておくと良いでしょう。
アプリの有無
クオカードにはアプリがありませんが、クオカードPayにはアプリが存在しています。
クオカードPayは、指定のURLを受け取り、バーコードを提示することで使用が可能です。指定のURLを開くと、「アプリに保存」というボタンがあります。ボタンをタップすると、クオカードPayのアプリへ保存される仕組みです。
複数のクオカードPayを合算でき、アプリでバーコードを表示することで支払いができます。
なお、アプリをインストールしなくてもクオカードPayの使用自体は可能です。
クオカードとクオカードpayのメリット・デメリット
形状や使用方法などが違うことから、クオカードとクオカードPayのメリット・デメリットも異なります。
それぞれ詳しく解説するため、クオカードやクオカードPayをプレゼントしようと悩んでいる方や、購入して自分で使用しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
クオカードのメリット
まずは、クオカードのメリットを紹介します。
1つ目は、お礼の品として使える点です。クオカードは子どもから高齢者まで、幅広い世代の方が使用できます。レジでカードを渡すだけで支払いが可能で、取り扱いが簡単です。そのため、幅広い世代の方へのお見舞いやお礼の品などとして適しています。
2つ目は、使える店舗数が多い点です。クオカードは使える店舗数が多く、全国約57,000店舗で使用できます。コンビニや書店以外にも、カフェやファミリーレストラン、ガソリンスタンドなどでも使用が可能です。様々な場面で使用できる点は、魅力のひとつと言えるでしょう。
3つ目は、有効期限がない点です。発行された時期が古いクオカードは有効期限が設定されている物もありますが、現在発行されているクオカードには有効期限が設定されていません。期限を気にせずに使用でき、残高が無駄になってしまう心配は不要です。
クオカードのデメリット
続いて、クオカードのデメリットを紹介します。
1つ目は、なくす可能性がある点です。クオカードは磁気式のカードであるため、紛失する可能性があります。財布やカードケースなどに入れて、しっかりと管理しておくことが必要です。
2つ目は、残高が分からない点です。クオカードは、現在の残高がすぐに把握できません。クオカードを使用したときに貰えるレシートなどで、残高を把握しておくと良いでしょう。気が付いたら残高が無くなっていたという可能性もあるため、クオカードと一緒に現金を持ち歩いておくと安心です。
3つ目は、合算できない点です。複数枚のクオカードを合算することは不可能で、1枚ずつ使い切る必要があります。複数枚持っている場合、財布やカードケースなどがかさばってしまうため注意しましょう。
クオカードpayのメリット
ここからは、クオカードPayのメリットを紹介します。
1つ目は、スマートフォンで使用するデジタルコードタイプの支払い方法である点です。物として管理する必要がないため、かさばらずに持ち歩ける点は魅力と言えるでしょう。また、レジでスマートフォンの画面を見せるだけで使用できる点も魅力のひとつです。
2つ目は、残高が1円単位で分かる点です。スマートフォンの画面で残高をすぐに確認できるため、残高が不足していて支払いできないというケースを防げます。クオカードPay同士であれば合算できるため、残高が不足しているため買い足して使用することも可能です。
3つ目は、会員登録が不要な点です。デジタルコードタイプの支払い方法の中には、会員登録しないと使用できない物がありますが、クオカードPayは会員登録する必要はありません。受け取ったあと、会員登録や本人確認をせずにすぐに使用できます。
クオカードpayのデメリット
最後に、クオカードPayのデメリットを紹介します。
1つ目は、使用できる店舗数が少ない点です。クオカードは全国約57,000店舗で使用が可能ですが、クオカードPayを使用できる店舗はまだ少ないのが現状です。ただし、少しずつ使用できる店舗数は増えているため、使用する前に確認しておくと良いでしょう。
2つ目は、有効期限がある点です。クオカードPayには、3年の有効期限があります。有効期限内に使用できないと、残高が失効してしまうため、使用する際は注意が必要です。
3つ目は、クオカードと合算できない点です。クオカードとクオカードPayはそれぞれ独立したサービスのため、互換性はありません。クオカードの残高をクオカードPayへ移動したり、クオカードPayの残高をクオカードにチャージしたりすることは不可能です。
クオカードとクオカードpayの購入方法
続いて、クオカードとクオカードPayの購入方法を紹介します。
クオカードは、加盟店やオンラインストア、FAX、コンビニ店頭端末、ガソリンスタンドなどで購入が可能です。店舗によっては限定のデザインがあります。
額面は以下の8種類の中から選べます。
- 300円券
- 500円券
- 700円券
- 1,000円券
- 2,000円券
- 3,000円券
- 5,000円券
- 1万円券
クオカードPayは、クオカードPayオンラインストアから購入が可能です。クオカードPayを購入する際は、画像やメッセージをカスタマイズできます。
額面は50円~10万円まで1円単位で購入でき、銀行振込もしくはクレジットカードでの購入が可能です。
クオカード利用時の注意点
ここからは、クオカード利用時の注意点を3つ紹介します。
それぞれ詳しく紹介するため、クオカードを利用する機会がある方は、ぜひ参考にしてください。
1.購入できない商品がある
クオカードは、現金やクレジットカードなどと同じように、どの商品でも購入が可能だと勘違いしがちです。しかし、商品によってはクオカードでは購入できない場合があります。
例えば、公共料金や切手、はがき、印紙、調剤(処方箋)など、クオカードで購入できない商品は様々あります。
そのため、現金を持っていなくて購入ができないことがないように、注意が必要です。事前にしっかりと確認したり、常に現金を持っておいたりするなど工夫しましょう。
また、店舗によっては店舗独自に設定された利用できない商品やサービスがあるため、購入する際は注意してください。
2.おつりは出ない
クオカードを利用して支払いをした場合、現金でのお釣りは出ません。
例えば、3,000円のクオカードを使用して1,000円の商品を購入したとします。支払いを済ませたあとは、クオカードの残高が2,000円となります。クオカードの残高は、支払いを終えたあとに貰うレシートで確認することが可能です。
万が一、クオカードの残高が不足している場合は、不足している分を別のクオカードや現金で支払うことが可能です。
3.有効化しないと使えないカードがある
クオカードの中には、盗難や悪用を防止するために、有効化しないと使用できないカードがあります。具体的には、セブンイレブンの3,000円券、5,000円券、1万円券と、ローソンの500円券、1,000円券、3,000円券、5,000円券、1万円券です。
クオカードを利用する人自身が行うことは特にありませんが、支払いの際にレジでスタッフに有効化してもらわなければいけません。有効化されているかどうかは、レシートの品目名に「QUOカード」「クオカード」「クオカード発行」といった記載がされているかどうかで判断できます。
クオカードpay利用時の注意点
クオカードPay利用時の注意点は、4つあります。
それぞれ、詳しく解説するため、クオカードPayを利用する機会がある方は、ぜひ参考にしてください。
1.クレジット購入には制限がある
クオカードPayをクレジットカードで購入する場合、1回10万円まで、1ヶ月に50万円までという制限があります。制限を超えてクオカードPayを購入する場合は、銀行振込であれば可能です。
銀行振込であれば、1回の決済で総発行数200万コードまで、総発行数10億円まで購入できます。プレゼントなどで一度にたくさんのクオカードPayを購入する場合は、銀行振込での購入がおすすめです。
2.ポイントが貯められない店舗がある
クオカードPayは、現金やクレジットカードなどと同じように、店舗での支払いに使用することが可能です。ただし、クオカードPayでの支払いは、店舗のポイント付与が対象外となる場合があるため、注意する必要があります。
ローソンでクオカードPayを使用する場合は、Pontaポイントが付与されますが、ほとんどの店舗ではポイントが付与されません。そのため、クオカードPayを使用する前に、ポイントが付与されるかどうかを店舗に確認しましょう。
3.クオカードと合算できない
クオカードPayは、クオカードとはサービスが異なり、それぞれが独立したサービスであるため、クオカードPayにクオカードの残高を合算することはできません。逆にクオカードにクオカードPayの残高を合算することもできません。
また、クオカードPayは現金としか併用ができないため、クオカードPayとクオカードを併用して使用することもできないので注意しましょう。
4.セルフレジが利用できない
クオカードPayは、ほとんどの店舗でセルフレジで利用することは不可能です。通常の有人レジでのみ、クオカードPayで支払いすることが可能です。
クオカード加盟店では、セルフレジに「クオカードPay」と記載されているケースがありますが、記載があっても対応していない場合もあるため注意しましょう。
ただし、TSUTAYAやローソンでは一部の店舗を除いてセルフレジで使用が可能です。そのため、クオカードPayをセルフレジで使用したい場合は、支払いをする前に確認しておきましょう。
まとめ
①クオカードは現在有効期限がないが、古いカードには期限が設定されている場合があるため、確認が必要
②クオカードPayはバリューコードを発行してから3年の有効期限がある
③クオカードは使用店舗数が多く、プレゼントとして適している
④クオカードPayは残高が1円単位で把握でき、会員登録せずに使用できる
⑤クオカードを利用する際は、一部の商品に利用することはできず、おつりが出ないなどの注意点がある
⑥クオカードPayを利用する際は、クレジット購入に制限があったり、ポイントが貯められない店舗があったり、クオカードと合算できなかったりするなどの注意点がある
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