ビール券で買えるものはビールだけ?その使い道や注意点を紹介

ビール券で買えるものはビールだけ?その使い道や注意点を紹介

金券ショップ J・マーケットチケットマスター

ビール券で買えるものはビールだけ?その使い道や注意点を紹介

ビール券はビールの購入にしか使えないと思っている人は少なくないでしょう。実は、ビール券はビール以外のお酒や食べ物にも使える場合があります。

また、使える場所も酒屋やリカーショップの他に、スーパーやコンビニなど多くあり、利便性のあるギフト券の1つです。そのため、贈答用や結婚祝い、引っ越し挨拶など様々なシーンでギフトとして活用できます。

この記事では、ビール券で買えるものについて紹介していきます。また、使う時に注意すべき点についても解説するため、参考にしてください。

ビール券で買えるものってなに?

ビール券で買えるものってなに?
ビール券を利用することができる店舗は酒屋だけではありません。また、購入可能な商品もビールだけでなく様々なものに使えます。さらに、ホテルの宿泊費に利用できる場合もあります。

また、ビール券は本物のビールやお酒と比べてかさばらず渡せるため、様々なシーンで活用可能です。ビールやお酒が好きな相手にはおいしいものを贈りたいですが、好みに合わせたものを選ぶのは簡単ではありません。そのような時に活躍するギフトアイテムの1つとして、ビール券について詳しくみていきましょう。

ビール券とは?

ビール券はギフト券の1つで、正式名称は「ビール共通券」です。全国酒販協同組合連合会から発行されており、大びん633mlの2本と交換できる券、缶ビール350mlの2缶と交換できる券があります。

ビール券は取り扱いステッカーが貼られている酒屋などの店舗で買えます。実際のビールと異なり、かさばらず渡しやすさがあるため、贈答用や結婚祝い、引っ越し挨拶など様々なシーンで利用可能です。

注意点は2005年10月発行分の券より有効期限が設定されていることです。有効期限が切れてしまった場合は、無効になってしまうため、利用時には有効期限が利用可能な期間であるかを確認しましょう。

ビール以外も購入できる

ビール券は名前からしてビール以外の買い物ができないと思われがちですが、実際はビール以外のお酒やノンアルコール飲料、食品やお菓子にも使えます。

店舗によってビール券が利用できる対象商品は異なりますが、ビールと一緒に購入する商品であれば一緒に使えたり、酒店では第3のビールや発泡酒、チューハイ、ノンアルコールビールも買えたりします。

ビール券を利用する際は、購入品に使えるかどうかを事前に確認しておくと安心です。

ビール券が使える場所

ビール券が使える場所
ビール券が使える場所は、ビール券の発行元である全国酒販協同組合連合会に加盟している店舗です。取り扱い可能な店舗では「全酒協」と記載された青いステッカーがお店の入口やレジの横に貼ってあります。

ビール券はビール以外の買い物に使えることも多く、それは買い物する場所にも当てはまります。ここでは、ビール券が使える場所について詳しくみていきましょう。

酒屋

ビール券が使える場所の1つ目は酒屋です。多くの中小零細小売酒販店は全酒協に加盟しており、基本的には酒屋やリカーショップといったお酒の専門店で使えます。もちろん、ビール券の購入も可能です。

代表的な酒屋としては、全国展開されている「酒のやまや」や京都を中心に全国展開する「リカーマウンテン」、関東や京阪神エリアを中心とした「なんでも酒やカクヤス」があります。

特にやまやは、店舗で販売しているものであれば、ビールやお酒以外の食べ物やお菓子の購入でもビール券を利用できます。お酒を飲まない人でもビール券を使いやすい酒屋店舗の1つでしょう。

コンビニ

ビール券が使える場所の2つ目はコンビニです。コンビニ大手であるセブンイレブンやローソンで利用可能です。ただし、店舗によってビール券を使って買える商品は異なるため、会計の前にレジでの確認が必要でしょう。

その他のコンビニでは、コンビニ業界売上4位のミニストップや、JR東日本の鉄道駅に出店しているNew days、北海道を中心に関東では埼玉県・茨城県に出店しているセイコーマートでも、アルコール類が1点でも含まれていれば、お菓子などにもビール券を使えます。

一方で、ビール券を買える店舗は少なく、前述の店舗の中ではセブンイレブンとセイコーマートの一部店舗での販売に限られるようです。

スーパー

ビール券が使える場所の3つ目はスーパーです。イオン系列のスーパー、関東を中心に出店するオーケーストアやマルエツ、ヤオコー、茨城県を中心に出店するフードスクエアKASUMIなど、多くのスーパーで利用できます。

ビール以外にも食品類を買える場合がありますが、店舗によって対応は異なるため、会計前に確認するのがおすすめです。

また、スーパーでの利用ではビール券を使って額面以下の場合は、おつりが出るケースがあります。ただし、これも店舗によって対応は異なるため、事前に確認して損しないようにしましょう。

ビール券の使い道


ビール券の使い道は前述のとおり、ビールやお酒以外の購入にも利用できます。実際の利用にあたっては利用先の店舗などに確認する必要はありますが、多くの人が思っている以上に利便性のあるギフト券です。

ここでは、ビールやお酒、食べ物の購入についてはもちろんのこと、その他の使い道についてご紹介します。

酒や食料品の購入にあてる

ビール券の使い道の1つ目は、お酒や食べ物の購入に使うことです。お酒専門の酒屋やリカーショップ以外にも多くのコンビニやスーパーでビール券を使って買い物ができます。

ただし、コンビニやスーパーなどはフランチャイズ経営のところもあるため、店舗によってはビール券を利用できる対象範囲が異なります。買い物前に何に使えるのかをお店側に確認すると良いでしょう。

宿泊代にあてる

ビール券の使い道の2つ目は、宿泊代や宿泊先で使うことです。

東横インでは、ビール券やおこめ券など、使わずに自宅で眠っているギフト券を宿泊代として活用できる「金券キャンペーン」がありました。お酒を飲まない人で使っていないビール券の利用方法として有効でしたが、残念なことにこのキャンペーンは2023年3月末をもって終了しています。

もう1つの利用方法としては、宿泊先のホテルやビジネスホテルでの滞在中の利用です。宿泊客が飲み物を注文する際にビール券を受け付けている場合があります。仕事の出張でビジネスホテルなどを利用した際の息抜きに使えるでしょう。

換金して現金にする

ビール券の使い道の3つ目は、換金して現金にすることです。

お酒を飲まない人などはビール券を貰っても、コンビニやスーパーで食べ物が買えることを知らなければ、使うことがほとんどないでしょう。だからといって、ずっと自宅の引き出しの奥で眠らせてしまうのはもったいないことです。

質屋や金券ショップへ持ち込めば、現金に換えられます。持ち込む時の注意点としては次の2つです。

  • 有効期限の長さ
  • 保管状態

ビール券には有効期限があるため、有効期限が長いほど高値で売れます。反対に有効期限が近いと価値が下がってしまうため、すぐ利用する見込みがなければ、早めに換金しましょう。

また、保管状態も買取価格に大きく影響します。ビール券に汚れや折れがあると買取価格は下がってしまうため、保管しておく時は汚れや折れがつかないよう、箱などに入れて保管しておくのがおすすめです。

ビール券を使う際の注意点

ビール券を使う際の注意点
ビール券は使える場所によって購入時の条件など、店舗ごとに異なることがあります。しかし、それ以外にもビール券を使う際に注意するべき点があります。

ここでは、ビール券を使う際に注意したいことについて解説します。使い方を熟知して、お得に活用できるようにしましょう。

店舗によってルールは異なる

1つ目の注意点は、店舗ごとにルールが異なる点です。ビール券が使えるかどうかはお店の入り口やレジの横に「全酒協」と記載された青いステッカーが貼られているかどうかで確認できます。

しかし、ビール券でビール以外に何が買えるか、購入時の条件までは、店舗スタッフに聞いてみなければ分かりません。

前述にもありますが、「やまや」では店舗内の商品は全て買えます。一方でコンビニやスーパーでは食料品の購入もできますが、ビールや酒類を1つ購入していれば可能などといった条件付きの場合もあります。

上手に買い物できるよう、ビール券を使うにあたっては事前に店舗へ確認しましょう。

おつりは出ない

2つ目の注意点は、おつりが出ないことです。

全ての取り扱いでおつりが出ないわけではありません。そのため、1つ目の注意点と同じように、利用にあたっては店舗スタッフに確認すると良いでしょう。

元々はビールと交換するためのものなので、ほとんどの店舗ではおつりが出る対応はありません。しかし、イオン系列の一部のスーパーやイトーヨーカドーなどのスーパー、コンビニではローソンとセイコーマートでは店舗によっておつりが出ます。

基本的にはおつりが出ないため、額面以上の買い物金額になるよう調整して、損しないよう注意しましょう。

消費税に注意する

3つ目の注意点は、消費税です。ビール券は額面表記のビールとはそのまま引き換えが可能ですが、ビール以外の商品を購入する際、買い物金額は税込金額で考える必要があります。

例えば、大びん633mlの2本券は額面が820円です。税抜820円の商品を購入する時、スーパーやコンビニでイートインせずに買う商品は8%の消費税、イートインの場合は10%の消費税がかかります。この消費税分の差額は現金などでの支払いが必要です。

ビール券を換金できる場所

ビール券を換金できる場所
使う機会のないビール券をいつまでも持っていて、有効期限を過ぎてしまっては勿体ないです。使う機会がなければ、使う機会のある人、欲しい人の手に渡るようにするのがベストです。

ビール券は現金に換金可能なため、使う機会のない人は換金を検討すると良いでしょう。ここでは、ビール券を換金できる場所について、2つご紹介します。

金券ショップ

金券ショップは実店舗とオンラインショップがあるため、自分の都合に合った換金方法を選べます。

実店舗のメリットは、その場で換金できるため、まとまったビール券を持ち込めばまとまったお金をすぐに用意できる点です。ただし、自分が店舗まで出向かなければならないため、時間がなかったり、近くになかったりする場合はあまりおすすめできません。

一方で、オンラインショップのメリットは時間がない人も近くに実店舗がない人も時間と場所を選ばずに売却できる手軽さがあります。

ネットオークション

ネットオークションでは、希少価値が高い場合、その価値を加味して額面以上の金額で売却できることがあります。

一方で、前述の金券ショップでは換金率が決まっていたり、知名度が低いギフト券は換金率が低かったりするため、額面以上の金額での買取は望めません。

ネットオークションで売買する際の注意点は次の2つです。

  • 手数料がかかる場合がある
  • ギフト券等の出品を禁止している場合がある

ネットオークションでは、出品手数料等が取られる場合があるため、高値で売買できても手数料分引かれることがあります。また、ギフト券等は現金と同等物の扱いであり不正利用やトラブル回避のため、サイトによっては出品自体を禁止していることもあります。

ネットオークションを利用する場合、この2つについて事前に確認すると良いでしょう。

ビール券を高く売るポイント

ビール券を高く売るポイント
ビール券はお中元やお歳暮などのギフトシーズンに人気のあるギフト券の1つです。そのため、ギフトシーズンに入るタイミングで金券ショップでの市場ニーズも高まる傾向にあります。

売る先の金券ショップを比較することは基本です。加えて、需要が高まるタイミングや有効期限に注意して売ることで高く売れるようポイントを押さえましょう。

複数の業者を比較する

ビール券を高く売るポイント1つ目は、複数の業者を比較することです。

金券ショップで換金する場合は、生活圏に複数の実店舗がある場合、足を運んで確認してみると良いでしょう。

金券ショップはそのギフト券等の市場ニーズや店舗での在庫状況、買取依頼する時期や地域によって買取金額が変動します。相場を知っておくことは、いざ交渉する時にも役立つ材料の1つです。

時間に余裕がある場合は複数の金券ショップを渡り歩いてお得な店舗を見つけてみましょう。

需要が高まるタイミングを狙う

ビール券を高く売るポイント2つ目は、需要が高まるタイミングを狙うことです。

ギフト券は様々なシーンで利用できるため通年で需要がありますが、金券ショップで売られている各ギフト券等にはそれぞれ需要が高まるタイミングあります。

例えば、新幹線のチケットは長期休暇や年末年始など、旅行や帰省のタイミングで需要が高まります。同じようにビール券もお中元やお歳暮などの贈りものをする時に需要が高まるのです。

需要が高まると金券ショップでも品薄になることもあるため、金券ショップでの買取価格は上がりやすくなります。ビール券の有効期限に余裕がある場合は、ギフトシーズンで需要が高まったタイミングを狙って売るのもポイントの1つでしょう。

できる限り早めに売る

ビール券を高く売るポイント3つ目は、できる限り早めに売ることです。

2つ目のポイントと矛盾した部分がありますが、それはビール券に設定されている有効期限のためです。有効期限が長いほど換金率が上がる傾向にあるため、使う機会がなければ早めに手放すのが良いでしょう。

また、金券ショップによって、有効期限までどのくらいの期間があるかで、そもそも買取不可を提示する場合もあります。有効期限が失効しているのはもちろん買取不可ですが、有効期限まで半年を切っている場合も買取不可になるケースがあります。

この基準については、金券ショップに確認する必要があるため、使わないビール券があった時はまず確認しましょう。

綺麗な状態で保存しておく

ビール券を高く売るポイント4つ目は、きれいな状態で保存しておくことです。

ビール券は汚れや破れがあると換金率が下がってしまったり、買取自体不可になったりする場合もあります。ただし、汚れや破れがあっても次の状態の場合は買い取ってくれることもあります。

  • ビール券が2/3以上つながった状態である
  • 裏面のバーコード下に記載されている管理番号が読める
  • ミシン目部分が切り取られていない状態である

換金率を高くするためにも、ビール券は貰った時に使う機会がなければ箱などにしまって良い保存状態を維持しましょう。

まとめ

①ビール券は、ビール以外のお酒や食べ物を買うときに利用することもできる
②酒屋に限らず、スーパーやコンビニでの利用も可能
③店舗におけるビール券の利用については、店舗ごとのルールがあることが多いため、利用する前に事前に確認する
④ビール券を換金する際は、保存状態を良くしておき、需要が高まるタイミングを見計らって早めに売ると良い

 

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