ビール券はビール以外にも利用可能?使用用途や利用できる店舗を紹介

ビール券はビール以外にも利用可能?使用用途や利用できる店舗を紹介

金券ショップ J・マーケットチケットマスター

ビール券はビール以外にも利用可能?使用用途や利用できる店舗を紹介

ビール券は、プレゼントや会社のイベントの景品などで人気のアイテムです。しかし、ビールを飲まない方にとっては使い道に困ってしまう方も多いのではないでしょうか。

ビール券には有効期限があり、期限が切れてしまうと使うことができなくなってしまうため注意が必要です。

この記事では、ビール券をビール以外に使用する方法について紹介します。ビール券が使用できる店舗や注意点もまとめているので、使い道にお困りの方は参考にしてみてください。

ビール券はビール以外にも使えるの?

ビール券はビール以外にも使えるの?
ビール券はプレゼントやイベントの景品で手に入れる機会がありますが、ビールを飲まない方にとっては使い道に困ってしまうものでしょう。「ビールは飲まないから…」といって放置していると、せっかくの金券が有効期限を過ぎてしまい、1円にもならなくなってしまうのは勿体ないです。

実は、ビール券は店舗によって食料品の購入に充てられたり、金券ショップで現金化できたりします。ここからは、ビール券のビール以外の使い道について紹介していきます。

ビール券の使用用途

ビール券はビールの購入以外にも使用用途があり、満額ではありませんが現金化も可能です。

ここからは、ビール券の使用用途について紹介します。

酒類・食料品の購入

ビール券の一般的な使用用途は、ビールの購入です。額面の記載されている金額分の金券として使用できます。

ビールを取り扱っている店舗では基本的に利用が可能で、全酒協の青いステッカーが目印に貼られています。

ビールに限らず、発泡酒やチューハイなどのアルコール類の購入も可能です。また、店舗によっては酒類を1本でも購入していると、差額でおつまみなどの食料品を購入できる場合もあります。

主にスーパーや酒店などで利用ができますが、店舗によって使用の可否や範囲が異なるため、事前に店員さんに確認しておくことをおすすめします。

宿泊代の支払い

ビジネスホテルの「東横イン」では、2023年3月末までビール券や商品券などを宿泊料金の支払いに充てられるキャンペーンが行われていました。店舗が限られていたり、銘柄限定のビール券は一部利用できなかったりしますが、額面全額分の支払いができる魅力的なサービスです。

なかなか使用できずにいた金券を有効活用できるキャンペーンでしたが、現在は行われていないため注意が必要です。しかし、今後もしかするとこのようなキャンペーンが再び実施される可能性もゼロではありません。

アルコール類の購入の機会はないけれど、額面の金額分使用したいという方は、金券キャンペーンなどを調べてみると良いでしょう。

換金して現金化

ビール券には有効期限があるため、有効期限を過ぎてしまうと1円にもなりません。そのため、お酒を飲まない方や金券キャンペーンでの使用の予定が無い方は、金券ショップや質屋、リサイクルショップなどで換金することがおすすめです。

額面全額の現金化はできませんが、有効期限が長いほど換金率は高くなります。

金券ショップでは買取ったビール券を再び販売して利益を出しているため、ビール券自体の状態も買取価格に影響します。折れ曲がったり汚れていたりする場合には、有効期限が長くても換金率が悪くなってしまうため気を付けましょう。

そもそもビール券とは?

そもそもビール券とは?
ビール券は、全国酒販協同組合連合会が発行している商品券の一種です。主にビール類の購入に使える金券で、長年にわたり贈り物などとして親しまれています。

全国の多くの店舗で利用ができ、基本的には自分の好みの銘柄を選べるため、受け取る側にとっても実用的です。使用可能な店舗は加盟店に限られており、入口や店内に「全酒販」と書かれた青いステッカーがあれば利用できます。

ビールに限らず、発泡酒やチューハイなどのアルコール類の購入にも利用できる場合が多く、プレゼントとして渡すときにもかさばらず荷物にならないことが人気の要因です。

ビール券の金額

現在ビール券には2つの種類があります。

  • 633mlびん2本分(額面金額770円で販売価格845円)
  • 350mlびん6本分(額面金額488円で販売価格544円)

ビール券は「ビール共通券」という正式名称で、メーカー問わずに好きな銘柄と引き換えができます。

金券にはコードが書かれており、下3桁に書かれた「488」や「770」が金額を表しています。もし、額面通りのビールを購入しない場合でも、差額を支払えば使用可能です。

ビール券には使用可能な商品の内容や金額が詳しく記載されているため、利用前に確認しておきましょう。

ビール券の使い方

ビール券を使うときの流れは以下の通りです。

1.使用可能な店舗であるか確認する
2.購入したい商品を選んでレジに持参する
3.スタッフにビール券を使用したい旨を伝える
4.会計時にビール券を渡す

これだけの手順で簡単にビール券の使用ができます。

ビール券を使用する際には、有効期限が切れていないか確認しておくとスムーズです。また、食料品の購入に充てたいと考えている場合には、会計に進める前にスタッフに使用できるか確認しておくと安心です。

もし、ビール券の使用方法に不安がある方は、レジのスタッフに確認すれば丁寧に案内してくれるため気兼ねなく利用できるでしょう。

ビール券が使用できる店舗

ビール券は全国のさまざまな店舗で利用できますが、すべての店舗で使えるわけではなく、あらかじめ取り扱いの有無を確認しておくことが重要です。

ビール券の利用は、スーパーマーケットやコンビニといった身近な店舗から、酒店などの店舗まで幅広く対応しています。

ここからは、ビール券が使用できる店について紹介します。

スーパーマーケット

スーパーマーケット
全国のスーパーマーケットでは、比較的多くの店舗でビール券の使用が可能です。イオンやイトーヨーカドー、ライフなどの大手チェーン店をはじめ、ヤオコーやマルヤス、タイヨーなどの地域密着型のスーパーマーケットでも基本的に利用できます。

スーパーマーケットには多くの酒類・食料品が販売されており、店舗によってはビール以外の酒類やおつまみなどの食料品に使える場合もあります。

しかし、使用できる範囲はスーパーマーケットや店舗によって異なるため、レジでビール券を出す前に対象商品や使用方法を確認しておくことがおすすめです。

コンビニ

コンビニでも一部店舗では、ビール券の利用が可能です。セブンイレブンやローソンなどの大手チェーン店では、酒類を取り扱っている店舗なら基本的に使用できます。また、店舗によってはデイリーヤマザキやセイコーマートでも利用できるでしょう。

詳細は店舗の判断によって対応が異なる場合もあるため、レジで直接確認するか、事前に問い合わせておくことをおすすめします。

なお、ビール券が使える店舗であっても、セルフレジでは使えないケースが大半です。ビール券を使用する際は有人レジを選ぶようにしましょう。

ドラッグストア

ドラッグストア
近年では、酒類の取り扱いを行うドラッグストアも増えており、ビール券が使える店舗も増加傾向にあります。代表的なドラッグストアには、ツルハドラッグやココカラファイン、ウエルシアなどが挙げられます。

ただし、酒類販売を行う店舗に限られており、すべての店舗で対応しているわけではないため、注意しましょう。

また、酒類にしか使えないのか、それともお酒が含まれていれば、その他の商品の購入にも使えるのかなどの内容も店舗により異なります。

ドラッグストアでの利用を考えている場合は、店頭でステッカーの表示の有無や、スタッフに確認しておくことがおすすめです。

酒屋

酒屋はビール券がもっとも安心して使用できるお店です。地域密着型の酒屋からリカーマウンテン、カクヤス、やまやなどの大型の酒類専門店まで幅広く対応しています。

酒店ではビールだけでなく、他の酒類やおつまみなどにも使用できる場合が多く、柔軟な対応をしてくれる店舗が多い傾向です。やまやでは、全商品がビール券の対象であるため、気兼ねなく使用できるでしょう。

とくに地域密着型の酒販店では、細かい相談にも応じてもらえるため、プレゼントでもらったビール券の活用にもピッタリです。

ビール券の使用方法について不安な気持ちのある方は、酒店での使用をおすすめします。

その他

その他
ビール券は上記以外にもドン・キホーテやカインズなどの店舗でも使用でき、百貨店やホームセンターなど、意外な店舗でも利用可能です。

また、宿泊施設の売店やレストランなど酒類を提供している場所で金券として受け取ってくれる場合もあります。

しかし、これらはあくまで一部であって、すべての施設が対応しているわけではありません。どの種類の店舗でも、全国酒販協同組合連合会の加盟店であるかどうかが、ビール券の利用の可否を分けます。

ビール券の使用ができるかどうか分からない場合には、まず問い合わせて確認しておくことが確実でしょう。

ビール券を使用する際の注意点

ビール券を使用する際の注意点
ビール券は便利な金券ですが、使用する際にはいくつかの注意点があります。とくに初めてビール券を使用する方にとっては、ルールを知らずに戸惑ってしまうこともあるでしょう。

店舗ごとの対応の違いやおつりの有無、有効期限など、事前に知っておくとよりスムーズに活用できます。

ここからは、ビール券を使用する際の注意点について解説します。

店舗によってルールが異なる

ビール券は全国共通とされていますが、実際には店舗ごとに使い方のルールが異なります。例えば、使用できる商品の範囲やビール以外の商品購入の可否、他の割引との併用などです。

ビール券の使用に関するルールは、店舗のオーナーの判断次第です。そのため、これまでは対象外とされていたものが、オーナーの判断で使用できるようになるケースもあります。

「使えると思っていたのに、会計時になって断られた」というトラブルを事前に防ぐためにも、使用前にレジのスタッフに確認するか、店頭のステッカー表示の有無を確認しておくことをおすすめします。

おつりが出ない

ビール券は基本的に、おつりが出ない仕組みになっています。

例えば、ビール券の額面に770円と記載されていて、購入した商品が500円であっても差額の270円は返ってきません。そのため、ビール券の金額にできるだけ近い価格の商品を選ぶことが損をしないためのポイントです。

また、ビール券の金額以上の買い物をするときには、不足分を現金やほかの支払い方法で補うことで使用できます。770円のビール券を使用するのに、購入したい商品が1,000円の場合は、券を渡してさらに230円支払いましょう。

ビール券を無駄なく使いたいと考える場合には、事前に価格を調べてから使用するのをおすすめします。

消費税を忘れずに

ビール券はほかの金券と同じように、購入時には消費税がかかりません。しかし、ビール券を使って商品を購入する際には消費税が発生します。そのため、ビール券を使用する際には消費税を支払う必要があることを覚えておきましょう。

例えば、ビール券に記載された価格が820円であった場合、税抜き820円の商品とは引き換えられません。税込み902円の支払いが必要になるため、差額分の82円を支払うことでビール券の使用ができます。

ビール券の購入は非課税ですが、ビール券を使って商品を購入する際は課税対象であるため、注意が必要です。

有効期限に注意する

ビール券には有効期限が設定されており、期限が切れてしまった後は使用できません。とくに古い券や発行日から日数が経過している券については注意が必要です。

期限が設けられるようになったのは、平成17年10月以降であり、それ以前のビール券には有効期限が設定されていませんでしたが、なるべく早めの使用が推奨されています。

有効期限はビール券の表面もしくは裏面に記載されているため、使用する前にチェックしましょう。なかには額面が記載されていないものもあり、このような場合は使用時に店舗に確認が必要です。

ビール券を複数枚所有している場合には、有効期限の近いものから使用することがおすすめです。

セルフレジでは使えない

最近では多くの店舗にセルフレジが導入されていますが、ビール券で支払いを行う際は基本的にセルフレジは利用できません。これは、ビール券が紙の金券であり、レジ操作にスタッフの確認が必要であることが理由です。

セルフレジでは電子マネーや現金支払いなど、さまざまな支払い方法に対応してきましたが、ビール券などの金券にはまだ非対応です。ビール券を使用する際には、有人レジを選んでスタッフに直接渡す必要があります。

店舗のレジが混雑していると、セルフレジに並んでしまいがちですが、使用できずに二度手間にならないよう、レジ選びには気を付けましょう。

ビール券はプレゼントにおすすめ!

ビール券はプレゼントにおすすめ!
ビール券は、自分用に購入すると販売価格が額面を上回り、損をしてしまう可能性があります。そのため、ビール券をわざわざ購入して、自分がビールを購入するのに使うメリットはありません。

ビール券は場所を取らずに自分の好きなタイミングでビールを購入できることから、誰かに贈るプレゼントとして適しています。ビールが好きな人でも、出先でビールをそのままプレゼントされたら、重たくて、かさばるため、持ち帰るのに苦労してしまうでしょう。

また、ビール好きには好きな銘柄があり、「ビールを贈りたいけれど好みの銘柄が分からない」というシーンにもビール券がおすすめです。

ビール券が購入できる場所

ビール券の存在は知っていても、いざ購入しようとなるとどこで買えば良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。ビール券は全国酒販協同組合連合会の加盟店で購入でき、スーパーマーケットや一部のコンビニなど、私たちの身近な店舗でも取り扱われています。

ここからは、ビール券が購入できる場所について紹介します。

全国酒販協同組合連合会の加盟店

ビール券は全国酒販協同組合連合会の加盟店で購入できます。つまり、「ビール券が使用できる店舗では基本的に購入もできる」ということです。

イオンやイトーヨーカドーなどのスーパーマーケットではサービスカウンターで受け付けていることが多く、酒屋やコンビニではレジのスタッフに購入したい旨を伝えると購入できます。

どの店舗でも取り扱われているわけではないため、とくに多くの枚数を購入したい場合には事前に在庫の有無を問い合わせておくことをおすすめします。

また、ビール券を含む金券は現金支払いが基本です。なかにはクレジットカードでの支払いに対応している店舗・金券もありますが、現金を用意しておくのが安心です。

金券ショップ

金券ショップでもビール券の購入が可能です。しかし、未使用の状態でも有効期限が短いことが多く、プレゼントには適していません。

金券ショップに売られているビール券は、全国酒販協同組合連合会の加盟店で購入するよりも、安く手に入れられる場合もあり、上手く活用するとお得に利用できるでしょう。

また、フリマアプリでもビール券が販売されていますが、原則金券類の販売は禁止されています。そのため、フリマアプリで販売されている金券は期限切れなどの使用できないものであり、コレクション目的での売買が基本です。利用目的では購入しないように注意しましょう。

まとめ

①ビール券はビールや酒類の購入以外にも、食料品の購入や宿泊費としての利用ができ、金券ショップで現金化も可能
②ビール券の正式名称は「ビール共通券」といい、「633mlびん2本分(額面金額770円で販売価格845円)」と「350mlびん6本分(額面金額488円で販売価格544円)」の2つの種類がある
③ビール券はスーパーマーケットやコンビニなど、全国酒販協同組合連合会に加盟している身近な店舗で利用可能
④ビール券には有効期限があり、おつまみなどの食料品にも充てられるかなどの使用に関するルールは店舗によって異なることに注意が必要

 

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