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ビール券の金額の見方は?使わないビール券の換金方法も紹介
ビール券をプレゼントや会社のイベントの景品などで手に入れたけれど、金額の見方が分からないという方は多いのではないでしょうか。
ビール券は発行された年月や種類の違いによって額面の記載位置が異なります。スムーズにビール券を利用するには、事前に金券の金額を把握しておくことが重要です。
この記事では、ビール券の金額の見方について詳しく解説します。また、ビール券の換金方法や換金時の注意点などもまとめているため、ビール券の取扱いにお悩みの方は参考にしてください。
目次
ビール券の金額の見方は?
ビール券は金額の異なる2つの種類があり、どちらも券面の左下にあるコードの下3桁がビール券の持つ額面を表しています。
現在、発行されているものは「びん633ml2本(額面は770円)」と「缶350ml2本(額面は488円)」です。それぞれ、ビール券の販売価格は額面の金額とは異なり、額面770円のビール券は販売価格845円、額面488円のビール券は販売価格544円です。
数量が書かれているのは、発行当時の市場の小売価格に基づいています。発行されてから年数が経っているビール券は額面の記載位置が異なる場合もあるため、気をつけて確認しましょう。
古いビール券の金額の見方
ビール券には種類があり、それぞれ利用できる金額が異なります。基本的には額面を確認することで利用可能額が調べられますが、なかには額面の記載がないビール券もあります。
事前に利用可能額を調べておくことが、会計時にスムーズにビール券を使用するポイントです。
ここからは、古いビール券の金額の見方について紹介します。
左下に額面が記載されているビール券
比較的古いタイプのビール券には、左下に額面が印刷されているものが多い傾向です。「びん633ml2本」と書かれているものや、「AG8F-430」という暗号のようなものが書かれているものがあります。
数字の前のアルファベットと数字の組み合わせは、ビールの種類や本数、金額などを表しています。
例えば、「AG8F-430」と記載されているものは、430円分として利用できるということです。分かりやすく金額が記載されていないものでも、このコードを確認することで金額の推定が可能です。
中央に額面が記載されているビール券
券の中央に大きく金額が記載されているビール券は、比較的新しく、額面が明確で見やすいことが特徴です。「633ml×2本」「A-22 1,000円」などと中央部に配置されており、一目で使用可能な金額が分かるようになっています。
例えば「AB84J-620」と書かれているビール券は、620円分の金券として使用が可能です。このタイプのビール券は額面が分かりやすいことから、換金率も安定しており、買取業者でも評価が高い傾向にあります。
なかには中央の下部に書かれているものもあるため、記載が見当たらない場合は、金券の下の方を確認しましょう。
右下に額面が記載されているビール券
古いビール券の一部には、右下に小さく額面が記載されているタイプのものもあります。この表示方法は他の情報と並んでいるため、見落としやすく注意が必要です。
例えば、「0006-457」と記載されているビール券は457円分の金券として使用できます。
右下に額面が記載されているビール券は、とくに「A-21」「びん633ml×2」などの情報がまわりにある場合は、額面の文字が目立たず分かりにくいでしょう。英数字の記載場所が異なる場合でも下3桁の数字が額面金額であることは変わりません。正確な金額を把握するには、券面全体をよく確認することがポイントです。
右上に額面が記載されているビール券
基本的には左右の下部に書かれているビール券が大半ですが、なかには右上の額面が記載されているものも存在します。このタイプは数としては少ないですが、一部の地域や限定発行分に多く見られる仕様です。
ビール券の右上に「EH-570」などの金額が目立つように印刷されているため、額面の確認はしやすいでしょう。なお、この表記の場合は570円分のビール券であることが分かります。
ビール券の表記が大きいと視認性も高く、見間違いを防げるでしょう。紙が古くなって文字が見にくくなった古いビール券でも額面の確認が比較的簡単です。
額面の記載がないビール券
ごく一部の古いビール券のなかには、金額の記載がないものもあります。このようなタイプのビール券は、「びん633ml×2本」などの数量だけが書かれており、発行当時の市場の小売価格に基づいています。
額面を見ただけではビール券の金額が分からないため、額面に記載のないビール券は使用前に店舗で確認してもらいましょう。
なお、額面の記載がなくても、有効期限が書かれている場合は、有効期限内に使い切ることが重要です。もし、現金化を考えている場合も同様に、有効期限内に金券ショップに持ち込み、査定を受けましょう。
ビール券の有効期限
ビール券は基本的に有効期限があります。発行時期や種類によって有効期限の有無や期限までの長さが異なるため、使用前によく確認しておきましょう。
ビール券は1枚あたり数百円の価値がありますが、有効期限を過ぎてしまうと1円にもなりません。
なかには有効期限の記載がない古いビール券もあり、このようなビール券は現在でも使用可能です。しかし、なるべく早めの使用が推奨されており、自宅に複数枚ビール券が眠っている方は古いものから使用しましょう。
とくに古いビール券を保管していた場合は、有効期限が切れてしまって使用できないこともあるため、注意が必要です。
古いビール券の有効期限
ビール券に有効期限が設けられるようになったのは、2005年の10月からです。そのため、2005年10月より前に発行されたものは有効期限が記載されておらず、「有効期限なし」として扱われるため、現在でも使用が可能です。
しかし、なかには店舗によって古いビール券の使用を断られてしまう恐れもあるため、事前に問い合わせておくと安心して使用できるでしょう。
発行年数が古くても、状態が良ければ現金化もできます。状態が良くて現在では発行終了しているようなビール券は、コレクターの目に留まって、高値で売れることもあるでしょう。
ビール券以外にお酒が購入できる商品券
ビール券以外にお酒を購入できる商品券として「清酒券」があります。
清酒券もビール券同様、全国酒販協同組合連合会が発行する商品券で「特選券」と「上撰券」の2つの種類があります。どちらも1.8Lのびん1本との引換が可能で、販売価格は特選券が2,880円(額面2,592円)で上撰券は2,470円(額面2,199円)です。
清酒券にもビール券と同じように有効期限があり、期限を過ぎてしまうと利用できません。
ビール券よりも1枚あたりの金額は高額です。1枚からでも使用できるため、ビールよりも清酒が好みの方には、清酒券をプレゼントすると喜ばれるでしょう。
清酒券も、全国酒販協同組合連合会の加盟店で使用できます。
使わないビール券は売却できる
使わないビール券は、売却して現金化することも可能です。
プレゼントや仕事のイベントの景品などで人気のあるビール券ですが、普段ビールを飲まない方や使用の予定がない方は使い道に困ってしまうでしょう。使用用途に困ってしまったビール券は、現金化することで無駄にせず活用できます。
ビール券の有効期限の残りの期間や、券自体の状態によって換金率は異なり、有効期限が長く残っているほど高い買取価格が期待できます。また、買取店や金券ショップによって買取金額も異なるため、高価買取を狙うのであれば、複数の店舗で査定を受けてみることがおすすめです。この際、手数料のかからない店舗を選ぶことも、満足な買取を実現するために重要です。
ビール券の換金方法
ビールを飲まない方にとっては、なかなかビール券を使用できるタイミングはありません。しかし、ビール券の期限が過ぎてしまうとただの紙切れになってしまうため、早めに現金化してしまうことがおすすめです。
基本的には額面全額での換金はできないため、注意しましょう。
ここからは、ビール券の換金方法について紹介します。
金券ショップで売却する
金券ショップでは、ビール券をその場で査定・買取してくれるため、即日現金化が可能です。店舗によって換金率は異なりますが、有効期限が長期間残っている場合は額面の90%近くの買取率が期待できるでしょう。
額面やビール券の状態、有効期限の期間によって査定額が上下するため、高価買取を狙う場合は複数の店舗で査定を受けて査定額を比較することがおすすめです。しかし、店舗が遠いと交通費や手間がかかってしまう点には注意が必要です。
高価買取を実健するためにも、ビール券の汚れや折れ曲がりがないよう、保管状態には気をつけましょう。
金券買取オンライン業者で売却する
オンラインでの取引を受け付けている買取業者では、郵送でビール券を送るだけで換金が可能です。店舗に足を運ぶ手間が省けるため、忙しい方や自宅の近くに金券を取り扱う買取店がない場合に適しています。
買取率は公式サイトで公開している買取業者も多く、自宅にいながら買取業者の比較ができることも魅力のひとつです。とくに、複数枚まとめて買取に出すと、より高値で買取ってくれるキャンペーンを行っている買取店もあります。
買取店を選ぶ際には、ビール券の買取金額だけでなく、手数料の有無や金額もチェックしておくことが重要です。
ネットオークションに出品する
金券の売買が認められているオークションサイトなどを利用することも、換金方法のひとつです。
ビール券を自分で出品し、落札された金額で取引を行います。オークションサイトの利用は、自分が希望する金額で出品できることがメリットです。
しかし、出品や発送の手間がかかってしまったり、オークションサイトの利用手数料が差し引かれてしまったりすることがデメリットです。また、個人が直接取引を行うため、トラブルに発展してしまうリスクもあるでしょう。
オークションサイトの利用に慣れていない方には、少しハードルが高い傾向です。
【注意】フリマアプリには出品できない
メルカリやラクマなどの利用者数が多いフリマアプリでは、偽造防止や現金同等物の不正取引を防ぐ規定から、ビール券を含む金券類の出品が禁止されています。
ルールを無視して出品した場合は、運営によって削除されたりアカウントの制限を受けたりします。しかし、有効期限が切れたものは、コレクション目的で取引が行われており、間違って出品してしまわないよう注意が必要です。
このようなことから、金券として使用できる状態のビール券は、フリマアプリではなくオークションサイトや金券ショップなど、他の販売方法を検討しましょう。
ビール券を換金するときのポイントと注意点
満足のいくビール券の換金を実現させるためには、いくつかのポイントや注意点があります。
金券ショップによって買取金額が異なるため、なるべく高く買取ってもらうためには店舗の買取金額を比較したり、需要が高まる時期を狙ったりすることが有効です。
ここからは、ビール券を換金するときのポイントと注意点について紹介します。
早めに換金する
ビール券の価値は、発行されてから時間が経つほど下がる傾向があります。とくに有効期限のあるビール券の場合、残りの期間が短いと買取を断られてしまう恐れがあるため注意が必要です。
また、年末年始やお盆の時期など市場での需要が安定している時期に早めに売却することで、満足できる買取金額が期待できるでしょう。
しかし、需要の高いタイミングを狙うことで、売却するタイミングが遅くなってしまうようであれば、時期を待たずに買取に出してしまうのがおすすめです。不要だと感じた時点で、早めに換金しておくことがポイントです。
買取価格を比較する
ビール券の買取価格は、金券ショップやオンライン業者ごとに異なります。同じビール券でも店舗によって買取金額が異なることも多く、複数の買取店で査定を受け、査定額を比較することでより高値での買取が期待できます。
オンライン買取を実施している買取店は、店舗に足を運ばずに買取が利用できるため、忙しい方や自宅の近くに金券ショップが無い方におすすめです。
満足な買取を実現させるには、ビール券の買取金額だけでなく、手数料の有無や金額も要チェックです。手数料がかかってしまうと、ビール券の査定額が高くても手元に入る金額は少なくなってしまうため、気をつけましょう。
需要が高まる時期を狙う
年末年始やお中元・お歳暮のシーズンは、贈り物としてビールの需要が高くなり、それに伴ってビール券の需要も高まります。需要が高くなると、金券ショップも在庫を確保するために買取価格を通常時よりも高く見積もります。
また、金券ショップなどの買取店だけでなく、ネットオークションを利用する場合にも需要が高い時期を狙うことで、スムーズに買い手が見つけられるでしょう。
しかし、換金率が高くなるタイミングを計ることでビール券の有効期限が大幅に短くなってしまうような状態であれば、早めの売却を優先させることをおすすめします。
使用済みでないかを確認する
ビール券が未使用の状態であることは、買取に出す上で大前提のポイントです。使用済みのビール券は無効であり、換金はできません。
使用済みかどうか分からない場合は、券面に「済」などの押印があったり、破れや切り取り跡がある場合は使用済みであることを表しています。
もし、複数枚まとめて換金を検討している場合は、1枚ずつ使用済みでないか状態をチェックし、使用済みのビール券が紛れていたら外しておきましょう。
丁寧に保管しておく
ビール券は紙製であるため、汚れや折れ、破れなどがあると修復は困難です。状態不良だと買取価格に影響するため、保管状況には気をつける必要があります。
とくに長期間保管しておく場合は、日焼けや湿気にも気をつけましょう。うっかり汚してしまったり、折ってしまったりすることを防ぐためにも、クリアファイルなどを使って保管しておくことがおすすめです。
なお、きりとり線が切れてしまった金券は使用していなくても無効になってしまいます。3分の2以上繋がっていて管理番号が読めるものなら換金可能です。
キレイな状態を保つことで、買取時の評価が高くなり、高額査定が期待できます。
期限切れのビール券にも価値がある場合も
一般的には期限が切れてしまったビール券には価値がなく、買取対象外となってしまいます。しかし、すべてのビール券が価値がないというわけではありません。
ビール券の種類によっては、コレクターの間では希少価値の高いものとして取引されることがあります。
とくに、発行枚数や発行地域が限定されているビール券や、発行終了してから何年も経っている古いビール券など、なかなか手に入らないものであるほど買取価格も期待できるでしょう。
処分してしまう前に、ビール券の種類や状態を確認し、専門業者に問い合わせてみることをおすすめします。
まとめ
①ビール券の金額は種類によって額面が記載されている場所が異なるため、見落とさないよう注意が必要
②なかには額面の記載がないビール券もあって2005年10月以前のものは有効期限はないが、なるべく早めの使用が推奨されている
③使わないビール券は金券ショップや金券買取オンライン業者、ネットオークションを活用することで換金が可能
④ビール券の需要が高くなる時期を狙うことが高価買取のポイントではあるが、ビール券の有効期限にも注意が必要
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