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全国百貨店共通商品券はイオンで使えない?使える店舗を紹介
有名な商品券の中に「全国百貨店共通商品券」があります。全国にある百貨店のお買い物で利用できる商品券のため、普段から百貨店を利用する機会が多い方にぴったりのアイテムです。
しかし、この商品券は百貨店でのみ使用可能なため、イオンを始めとした他のショッピングセンターでの扱いには注意が必要です。
この記事では、全国百貨店共通商品券について、その概要と使える店舗を紹介します。また、イオンで使える商品券も紹介します。
目次
全国百貨店共通商品券はイオンでは使えない
結論として全国百貨店共通商品券はイオングループの各店舗では使用できません。
全国百貨店共通券はあくまで百貨店と呼ばれる店舗でのみ使用できるものです。百貨店と聞くとスーパーマーケットや様々な衣料品店で利用できるイメージがあるでしょう。
しかし、これから紹介するところ以外では使えないため、注意しましょう。
全国百貨店共通商品券とは?
ここからは、全国百貨店共通商品券について概要を紹介します。
使用可能店舗数や代表的な百貨店を紹介するため、参考にしてください。
使える店舗は全国にある
全国百貨店共通商品券は、北海道から沖縄まで全国の百貨店約500店舗で利用できる商品券です。
商品券を使える代表的な店舗は下記の通りです。
・大丸
・三越
・西武
・伊勢丹
・高島屋
・東武
・松坂屋
・小田急百貨店
なお、原宿アルタやサンシャインシティアルタなど、一部百貨店ではない店舗でも利用可能です。
利用できない主な商品
全国百貨店共通商品券は百貨店でのお買い物で利用できますが、購入できない商品もいくつか存在します。具体的には下記の通りです。
・商品券やギフトカード
・印紙や切手
・はがき
・取り扱い百貨店が指定した商品
商品券を使って商品券やギフトカードを購入するといったことはできないため注意が必要です。また、印紙や切手などお金に変わる商品においても商品券の利用はできません。
紛失した場合は再発行できない
全国百貨店共通商品券は盗難や紛失、滅失した場合、再発行が不可能です。発行元が責任を負うことができないため注意が必要です。
商品券を保管する場合は、財布や通帳などお金周りのものと一緒に保管すると紛失を防げるでしょう。また、紙タイプの商品券は汚れや水濡れに弱いため、クリアファイルに入れる方法もおすすめです。
イオンで使える商品券を紹介
ここからは、イオンでのお買い物に使える商品券を9つ紹介します。
クレジットカード系の商品券からイオン独自の商品券まで様々なため、使えるものを有効活用しましょう。
VJAギフトカード
三井住友カードVJAギフトカードは贈り物として人気のアイテムです。全国50万点以上で利用できる全国共通商品券で、提携の旅行会社でも活用できる「VJAトラブルギフトカード」や横浜中華街で利用できる「横浜中華街専用ギフトカード」などのラインナップもあります。
国内でのお買い物のほかネットショッピングや海外でも利用できるプラスチックタイプの「VISAギフトカード」の扱いもあり、非常に利便性が高いでしょう。
VJAギフトカードにおいては1,000円と5,000円の額面があり、有効期限は設けられていません。
贈る場合は希望の金額を自由に組み合わせられ、指定先に直接届けてもらえたり、のし紙をつけてもらえたりと柔軟な対応も可能です。
なお、ギフトカードの購入は取り扱い店舗の売り場の他、オンラインショップでの購入も可能です。原則として銀行振込や現金での支払いを行いますが、一部の販売店ではグループ系列のクレジットカード決済ができる場合もあります。
JCBギフトカード
JCBギフトカードは全国に100万点以上の使用箇所があり、クレジットカード系の商品券の中でも最も使い勝手が良いものといえるでしょう。紙タイプの商品券で、デパートやショッピングモール、家電量販店など様々な店舗に対応しています。
額面は1,000円または5,000円で、有効期限は設けられていません。
ギフトカードの購入方法は全国にある取扱店舗やオンラインショップ、または電話で行います。贈答用にも対応しており、のし紙やカードケース、箱型など一般的なもの以外に、自由にメッセージをつけて贈れる「メッセージギフトケース」の扱いもあります。
なお、ギフトカードを購入する場合はインターネットでの購入がおすすめです。インターネットで購入するとお中元やお歳暮など包装・熨斗を無料で対応してもらえたりメッセージカードで華やかな印象を添えられたりします。
さらに、一般的に商品券の類は現金もしくは振込が支払い手段ですが、インターネットの場合はJCBギカードでの支払いも可能です。
UCギフトカード
UCギフトカードは百貨店やスーパー、アウトレットやホームセンターなど様々なお買い物に使用できる商品券です。
取り扱い金額は500円・1,000円・5,000円の3種類があり、500円はちょっとしたお礼として活用できます。有効期限がないため自分で使う際も期限を気にせずに利用できます。
百貨店においては伊勢丹や近鉄百貨店京王百貨店など、ほとんどの店舗で使用できます。また全国のアウトレットやイオン、ホテルや旅館などでも使用できます。
お礼やお中元などの使用以外に、両親の還暦祝いなどに送ると喜んでもらえるでしょう。
UCギフトカードは全国で取り扱う販売店やオンラインショップ、電話やFAXで購入することができます。購入には現金もしくは銀行振替だけでなく、UCカードの使用も可能です。
普段からUCカードを使用している方におすすめです。
三菱UFJ NICOSギフトカード
三菱UFJ NICOSギフトカードは、三菱UFJニコスから発行されていた商品券です。
額面は1,000円または5,000円の2種類で、全国のデパートやショッピングモールなど幅広い店舗で使用できます。
なお、今後三菱UFJ NICOSギフトカードの購入はできず、今後クレジットカード系のギフトカードを購入したい場合は「JCBギフトカード」の購入になります。
DCギフトカード
DCギフトカードは2024年3月末を持って販売が終了しました。現在カードを保有している方は引き続き百貨店で利用可能です。有効期限は設けられていないため今後も活用できるでしょう。
利用できる店舗は百貨店やスーパー、家電量販店や書店、ホテルなど様々です。
AMEXギフトカード
AMEX(アメリカン・エキスプレス)から発行されるギフトカードは「百貨店ギフトカード」とも呼ばれ、全国の百貨店で活用できます。
カードタイプで1,000円から5万円まで自由に価格を設定できるため、贈答用に適しています。また、カードタイプなので使った分だけ残高が減り、0まで使える仕組みです。そのため、お釣りの心配はないでしょう。
有効期限が設けられておらず財布に入れてすぐに利用できるため利便性が高いアイテムです。また、使用時にサインの必要がない点も嬉しいポイントです。
ギフトカードの購入はWebや電話、百貨店で行います。
イオン商品券
総合スーパーマーケットとして広く知られているイオングループの各全店で使用できるイオン商品券は、日用品の買い物やお食事、映画鑑賞など様々な利用用途があります。
取り扱い額面は500円と1,000円で、贈答の際は金額を組み合わせて贈ることも可能です。また、お釣りも出るため使い勝手が良いでしょう。
商品券は自分で使うほか贈り物として用意することもあります。イオンでは商品券を贈る際の熨斗掛けを無料で行っているため、出産祝いや結婚祝いなど様々なおめでたいシーンで活用できます。
有効期限もないため自分の使いたいタイミングで使用しましょう。
ダイエー商品券
ダイエー商品券は、全国のダイエーグループで使用できる商品券です。購入はダイエー各店舗のサービスカウンターで行います。
買い物や食事、旅行や書籍など幅広い範囲で使用できるため、利用機会が多い商品券といえるでしょう。具体的には下記の店舗が挙げられます。
・ダイエー各店舗
・イオン
・マックスバリュ
・イオンスーパーセンター
・OPA
・ビブレ
・フォーラス
・日本旅行リテイリング
・未来屋書店
・イオンシネマ など
有効期限がないため財布に入れておいて気づいたタイミングで使用するのも良いでしょう。また、お釣りが出るため、使用金額が額面に届かなくても安心できます。
取扱金額は500円と1,000円の2種類です。
商品券を上手に使うポイント
ここからは、お手持ちの商品券を上手に使う3つのポイントを紹介します。
商品券は有効期限があったり、状態によっては使えないと判断されるものもあります。また、利用できる店舗やエリアが限定されていることもあるため、使用前に裏面の確認が必要です。
お金と同様に扱える大切なもののため、使う機会を逃さないようにしましょう。
利用可能エリアや店舗を確認する
どの商品券にも利用可能なエリアや店舗が決まっています。そのため、商品券を利用する前は券の裏面や公式サイトなどで自分が使いたい場所で使用可能かを確認しておきましょう。
例えば、イオンの商品券の場合はイオンに入っている全ての店舗で使えるとは限りません。一部店舗では使用できないケースがあるため、公式サイトで確認しましょう。
また、その他の商品券においても、利用可能なエリアが一部定まっている場合もあります。そのため、お住まいの地域で使用できるかもチェックしましょう。
利用できる商品を確認する
イオンの商品券のみならず、様々な商品券では利用できる商品が定まっています。
例えば、タバコやお酒などに利用できない商品券もあります。自分が購入したい商品に対して商品券を活用できるか確認しましょう。
よくある失敗例としては「たくさん商品券を持っていてお酒を何ケースも購入しようとしたが、商品券が対応していなかったため店舗で困ってしまった」というものが挙げられます。
使用できるものについては各商品券を扱う企業の公式サイトや商品券の裏側に記載があります。もしも自分が購入したいものが使えるか心配な場合は電話で問い合わせる方法もおすすめです。
商品券の状態に注意する
商品券が破れたり濡れて文字が見えなくなったりしている場合、使用できない可能性があります。
紙タイプの商品券の場合、保存方法が悪ければ時間が経つにつれて状態が悪化することもあるでしょう。特に、封筒やケースから出してカバンにそのまま入れていると、他の荷物で券が曲がってしまったり、お茶をこぼした時に汚れてしまったりといった可能性があります。
商品券は受け取った時のケースや封筒に保存したまま、もしくは財布の中に保管しておきましょう。
なお、カードタイプの商品券においても磁気に触れると扱えなくなる可能性もあるため注意が必要です。商品券はお金と同等の価値があるため大切に扱いましょう。
商品券を利用しない場合の対処法
ここからは、お手持ちの商品券を利用しない場合の対処法を紹介します。
お祝いやお礼で商品券を受け取っても対応エリア外だったり欲しい商品がなかったりする場合、無駄になってしまうこともあるでしょう。その場合、友人や家族に使ってもらったり、金券ショップで買い取ってもらったりする方法がおすすめです。
友人や家族に使ってもらう
自分で商品券を使えない場合、友人や家族にお買い物をしてもらう方法があります。
例えば、自分がなかなか百貨店に行かない場合、百貨店でお買い物をよくする家族に渡すと有意義に使ってもらえるでしょう。
もしも友人や家族に譲るのが難しいと言った場合は、百貨店でお菓子や飲料など自分が好みのものを購入する方法もあります。
金券ショップで買い取ってもらう
商品券を使う機会がなく、持て余してしまうといった場合は金券ショップで買い取ってもらう方法もおすすめです。
近隣に金券ショップがある場合は利用を検討してみましょう。金券ショップは駅ナカや商業施設の一角など、身近なところに見られます。
お買い物のついでに立ち寄ってみましょう。ただし、金券ショップで買取してもらう場合、額面よりもやや金額が下がる傾向があります。
金券ショップとは?
金券ショップは商品券や株主優待券など、お金の代わりに使えるものを買い取ってくれるお店です。
受け取ったものの使用機会がない商品券を換金できるため、無駄なく活用できます。
ここでは、金券ショップのメリットや探し方を紹介します。
金券ショップを使うメリット
金券ショップの最大のメリットは、使わない商品券を換金できることです。
使わない商品券は手元に持っているとただの紙になってしまいますが、買い取ってもらうとお金に変えられます。
さらに、金券ショップでは買取だけでなくお得な優待券や商品券も購入可能です。優待券の場合、商品券と比較して割引率が高かったり、独自のサービスを展開していたりするためチェックしてみましょう。
金券ショップの探し方
金券ショップに普段行かない場合「どこにあるのだろう?」と悩むこともあるでしょう。
金券ショップは人の往来が多いところに店舗を設けている傾向があります。駅前やショッピングモール、商店街など人通りが多い場所をチェックしてみましょう。
ショップ自体、比較的小さめなことが多いので、普段何気なく通っている場所にも「実は金券ショップがあった!」といった可能性もあります。
なお、金券ショップで買取を依頼する場合は、相場の確認がおすすめです。金券ショップによって商品券の買取価格が多少前後します。
そのため、少しでも高い金額での買取を目指す場合はいくつかのショップを確認したり、ネットオークションで相場を確認したり情報収集を行いましょう。
参考までに、金券ショップで商品券を買い取ってもらう場合も有効期限や商品券の状態に注意が必要です。有効期限が近い場合、買取を断られたり価格が下がってしまったりします。また、商品券の状態が悪い場合も売り物として使用できないため、買取を断られる可能性もあるでしょう。
金券ショップで扱う主な商品
最後に金券ショップで扱う主な商品を紹介します。
金券ショップでは全国百貨店共通商品券やイオンの商品券だけでなく、下記のようなものも取り扱っています。自分が売却するのはもちろん、利用できる商品券があるか探してみましょう。
・印紙や切手
・はがき
・各種株主優待券
・旅行や宿泊券
・新幹線や特急回数券
・図書カード
・クオカード
・テレホンカード
・食品系のギフト券
・メジャーテーマパークのチケット
・外貨の両替
特に、新幹線や特急回数券は人気が高いアイテムで、旅行のシーズンに需要が高まります。
また、金券ショップによっては外貨の両替を行っているところもあり、様々な用途で活用できるでしょう。
まとめ
①全国百貨店共通券はイオンでは使えない
②全国百貨店共通券は全国にある百貨店で使用できるが、商品券やギフトカードなどの金品においては利用できない
③イオンでは、クレジットカード系の商品券やイオン独自の商品券を使うことができる
④商品券を使う場合、有効期限や商品券そのものの状態に注意する
⑤もしも商品券を使わない場合は、家族や友人に使ってもらったり、金券ショップで買取ってもらったりする方法がある
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