阪急百貨店の商品券はどんなもの?使用方法や購入方法を解説

阪急百貨店の商品券はどんなもの?使用方法や購入方法を解説

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阪急百貨店の商品券はどんなもの?使用方法や購入方法を解説

関西を中心に店舗が存在する阪急百貨店には、自社商品券だけでなく他社の商品券類も使用できます。

近年は商品券をギフトやお返しとして贈るケースが増えてきており、百貨店系の商品券を選ぶ方も珍しくありません。

この記事では、阪急百貨店で購入・使用できる商品券を紹介しつつ、商品券をプレゼントするのに適したシーンについて解説します。

阪急百貨店の商品券を有効活用しよう!

阪急百貨店では、阪急・阪神百貨店専用の商品券が存在し、全国百貨店共通商品券など、他社の商品券も使えます。

商品券は種類によって使える場所が限定されていることも多いですが、百貨店では対応する商品券が多いことが特徴です。そのため、使いどころに困った商品券をお持ちの場合は問題なく使えるかもしれません。

また、商品券の使用時に百貨店のポイントカードを提示することで、ポイントを獲得できる可能性もあります。

商品券を有効活用するならば、百貨店も選択肢に入れるとよいでしょう。

阪急百貨店とは?

阪急百貨店とは?
ここからは、阪急百貨店の基本情報について解説します。

阪急百貨店は「株式会社阪急阪神百貨店」が運営している業態の1つです。会社名にある通り、阪急百貨店と阪神百貨店は同じグループの店舗です。そのため、お互いが発行する商品券は相互利用できます。

ただし、使える商品券に関しては、それぞれの店舗や加入テナントで異なる場合があるため、詳細を知りたい方は対象店舗へ問い合わせておくとよいでしょう。

変遷

阪急百貨店の始まりは、1907年の明治時代にさかのぼります。当初の社名は「箕面有馬電気軌道株式会社」という名称で、その後1918年に「阪神急行電鉄株式会社」へと社名を変更しました。

1925年、現在の阪急百貨店の元祖にあたる店舗「阪急マーケット」を開店、その4年後1929年に「阪急百貨店」が誕生しました。その後、およそ5年もの歳月をかけて増築を重ね、関西を代表する百貨店としての地位を確立したそうです。

本格的な外販が始まったのは1934年の出来事で、その後1936年には初の支店である神戸支店を開店しました。1943年には阪神急行電鉄と京阪電気鉄道と合併したことで「京阪神急行電鉄」に社名を変更しています。

1947年には百貨店事業が京阪神急行電鉄から独立し「株式会社阪急百貨店」を立ち上げました。その後は戦後の不況やバブル崩壊など様々な不景気を経験しながらも、関西圏を中心に店舗を多数展開しています。

2007年には阪急百貨店と阪神百貨店の統合が発表され、関西を代表する百貨店グループとして不動の地位を築き上げ、現在にいたります。

店舗数

阪急百貨店の店舗数は2024年6月時点で15店舗あります。具体的な場所は、以下の通りです。

  • 阪急本店(阪急メンズ大阪含む)
  • 千里阪急
  • 高槻阪急
  • 川西阪急
  • 宝塚阪急
  • 西宮阪急
  • 神戸阪急
  • 博多阪急
  • 阪急メンズ東京
  • 阪急百貨店 大井食品館
  • 都筑阪急
  • 阪神梅田本店
  • 阪神西宮
  • 阪神御影
  • 阪神尼崎

店舗のほとんどは関西圏が中心で、関東圏や九州にはわずかな店舗数しか展開されていません。そのため、阪急・阪神百貨店の商品券をギフトとして贈る際は、相手のお住まいが関西圏かどうか確認したうえでプレゼントしましょう。

商品券の種類と金額

阪急百貨店には、自社発行の「阪急百貨店商品券」と、プリペイドカードタイプの「阪急百貨店ギフトカード」の2種類が存在します。どちらも取り扱いは阪急百貨店の一部店舗のみで、購入の決済手段は現金しか使えません。

阪急百貨店商品券の額面は、500円、1,000円、5,000円、10,000円、20,000円、30,000円、50,000円、100,000円の8種類です。

バリエーションが豊富なため、フォーマルなシーンのお返しにも使えます。

一方、阪急百貨店ギフトカードの額面は、1,000円〜100,000円まで範囲で好きな金額を設定可能です。プリペイド式なため額面が残っている限り何度でも使えます。

商品券タイプよりコンパクトなところがメリットといえるでしょう。

どちらも基本的に阪急百貨店内のテナント店舗で使えますが、一部非対応の店舗も存在します。また、商品券や切手、はがきといった金券類の購入には利用できません。

商品券を使用する際は、使えない場合も想定して別の決済手段も同時に用意しておきましょう。

なお、阪急百貨店商品券は阪神百貨店や阪急グループのスーパーマーケットでも使えます。

例えば、「阪急オアシス・イズミヤ」といった店舗にも対応しています。また、神奈川県横浜市にあるショッピングセンター「モザイクモール港北」も阪急グループであるため、商品券が使えます。

阪急百貨店ギフトカードに関しては利用できる範囲が百貨店と明記されていますが、系列のスーパーマーケットやショッピングセンターで使えるかは明記されていません。使用を検討している方は、対象店舗へ直接問い合わせるとよいでしょう。

阪急百貨店の商品券を購入する方法

阪急百貨店の商品券を購入する方法
ここからは、阪急百貨店の商品券やギフトカードを購入する方法を紹介します。

阪急百貨店系列の商品券やギフトカードは、基本的に店舗でのみ購入可能です。ネット販売はしておらず、購入に際してクレジットカードや電子マネーの類は使えません。

店舗で購入する

商品券やギフトカードを購入できる店舗は、関西圏の阪急百貨店がほとんどで、阪急メンズ大阪・阪急メンズ東京といった系列店舗では販売していません。阪神百貨店でも商品券の購入は受け付けていないため、原則は阪急百貨店に向かいましょう。

通常、百貨店では商品券を購入する際にギフトラッピングや全国への配送も受け付けています。しかし、阪急百貨店に関しても対応している可能性はありますが、公式ホームページには明記されていません。

店舗によって対応が異なる可能性があるため、気になる方は直接店舗へ問い合わせておくと安心です。

金券ショップで購入する

阪急百貨店商品券を始めとした商品券類は、金券ショップでも入手できます。

金券ショップでは商品券を額面よりも安い金額で入手できるため、百貨店の買い物にかかる費用を下げられます。

ただし、ギフトラッピングや全国への配送は受け付けていないため、プレゼントではなく自分用の入手手段といえるでしょう。

なお、金券ショップのラインナップは在庫状況に依存するため、阪急百貨店商品券が売られているかは行ってみなければわかりません。

商品券のハイシーズンである大型連休前や年末年始の時期は在庫切れが起こりやすく、入手できない可能性があります。

金券ショップの商品券は、基本的に売り手がいないと在庫が補充できないため、人気の商品券は品薄な場合がほとんどです。

金券ショップとは?

金券ショップとは?
ここからは、金券ショップの詳細について解説します。

金券ショップには公式店舗にない様々な特徴があるため、用途や利用シーン次第では金券ショップのほうが向いていることもあります。

金券ショップ利用のメリット

金券ショップのメリットは、以下の通りです。

  • 額面より安く入手できる
  • 百貨店のギフトサロンまで行かずに済む
  • 不要な商品券の売却もできる
  • 他の金券類も入手できる
  • 運がよければ大幅な値引きも期待できる

金券ショップの主なメリットは、額面より安い金額で入手できる点にあります。ただし、値下げ幅は数%程度がほとんどです。

それでも確実に額面より安く購入できるため、ショッピングにかかる費用を節約できるのは間違いありません。

金券ショップの探し方

金券ショップは、繁華街や大型駅の周辺など、都市部に存在するケースがほとんどです。基本的に店舗は小さいため、よく行くエリアでもいつの間にか見逃している可能性もゼロではありません。

生活圏内に金券ショップがあるか気になる場合は、検索エンジンを使いましょう。

また、繁華街だとエリア内に複数の金券ショップが存在するケースも珍しくありません。そのため、片方の店舗では在庫がなくても別の店舗なら在庫が残っている場合もあります。

なお、地方にお住まいだと金券ショップが近隣にないかもしれません。そういった場合におすすめなのが、金券買取サイトです。

インターネット上に存在する金券買取サイトなら、自宅にいながらお得に金券類を購入できます。また、不要な金券類も自宅にいながら売却することができます。

金券ショップで購入できるもの

金券ショップでは、商品券以外にも以下の商品も取り扱っています。

  • 株主優待券
  • 割引券
  • 航空券
  • 新幹線乗車券
  • 特急券
  • 旅行券

金券ショップを利用する方のなかには、鉄道の切符や格安の航空券を目的としているケースも珍しくありません。金券ショップは駅近に存在する場合が多いため、切符関係はとくに人気です。

阪急百貨店で使える商品券

阪急百貨店で使える商品券
ここからは、阪急百貨店で使える商品券の一例を紹介します。

以下の商品券やギフトカードは、基本的に阪急百貨店内のテナントで使用可能です。しかし、店舗によって対応が異なる場合もあります。

基本は使えると認識して問題ありませんが、万が一使えなかった場合も考えて、別の決済手段を用意しておくとよいでしょう。

全国百貨店共通商品券

全国百貨店共通商品券は、国内にある百貨店のほとんどで使える商品券です。阪急・阪神百貨店も対象に含まれており、百貨店内の各テナントで使用できます。また、百貨店だけでなく一部の大型ショッピングモールやスーパーマーケットも対応しています。

全国百貨店共通商品券の基本情報は、以下の通りです。

額面…1,000円
使用できる店舗数…全国500店以上
有効期限…無期限
購入方法…百貨店サービスカウンター

全国百貨店共通商品券は、ほかの百貨店系商品券と同じく、商品券・切手・はがきといった金券類の購入には使えません。

なお、購入金額が額面を下回る場合は、差額分をおつりとしてもらえます。

百貨店ギフトカード

百貨店ギフトカードは、全国百貨店共通商品券のプリペイドカードタイプです。

紙タイプの商品券はどんな商品であっても使用は1回限りですが、百貨店ギフトカードなら残高が残っている限り何度でも使えます。使う金額を気にせず利用できる分、使い勝手はこちらのほうがいいでしょう。

全国百貨店共通商品券の基本情報は、以下の通りです。

額面…5,000円、10,000円、20,000円、30,000円、50,000円
使用できる店舗数…不明
有効期限…無期限
購入方法…百貨店サービスカウンター

百貨店ギフトカードのデメリットとしては、使用可能店舗数が百貨店共通商品券より少ない点です。全国の百貨店のほとんどで使えますが、一部非対応のところも存在するため注意しましょう。

JCBギフトカード

JCBギフトカードは、クレジットカードの「JCB」が発行する商品券です。対応店舗は全国に100万店以上あり、非常に汎用性の高い商品券として有名です。

JCBギフトカードの基本情報は、以下の通りです。

額面…1,000円・5,000円
使用できる店舗数…全国100万店以上
有効期限…無期限
購入方法…ネット販売、JCB加盟店の一部、電話

JCBギフトカードは汎用性が高い一方で、おつりがでないデメリットを持ちます。額面よりも安い買い物で使ってしまうと損をしてしまうため、基本は額面以上の買い物に使って、超過分を別の支払い方法で決済するのがよいでしょう。

JTBナイスギフト

JTBナイスギフトとは、旅行代理店である「JTB」が発行する商品券の1種です。発行にはJCBが関与しており、基本概要はJCBギフトカードと同じです。

JTBにはナイスギフト以外にも旅行券・交通費・宿泊費用に使える「JTB旅行券ナイストリップ」や、プリペイドカード式の「JTBトラベルギフト」も存在します。

それぞれ特徴が異なるため、間違えないよう注意しましょう。

VJAギフトカード

三井住友カードVJAギフトカードは、三井住友カードが発行する商品券です。百貨店やスーパーマーケットを始め、全国のVISA加盟店のほとんどで利用できます。

三井住友VJAギフトカードの基本情報は、以下の通りです。

額面…1,000円・5,000円
使用できる店舗数…全国50万店以上
有効期限…無期限
購入方法…ネット販売

三井住友カードが発行する商品券には、VJAギフトカード以外にもプリペイドカードタイプの「Visaギフトカード」も存在します。こちらは実店舗だけでなくインターネットショッピングにも使え、海外利用も一部で可能です。

ただし、有効期限が2年間と決まっているため、渡す相手やシーンは吟味しましょう。

ビール券

ビール券は、全国酒販協同組合連合会が発行している酒類専用の商品券です。ビール券と書いてありますが、日本酒や焼酎といった酒類全般で使えます。

ビール券の基本情報は、以下の通りです。

額面…488円(缶350ml 2缶相当)、820円(びん633ml 2本相当)
使用できる店舗数…不明
有効期限…発行時期による
購入方法…スーパーマーケットやデパートの一部、酒屋、リカーショップ

ビール券は酒屋やリカーショップなら基本的に使えますが、スーパーやデパートだと使えない店舗も存在します。また、おつりの有無は店舗側で対応が異なるため、基本は額面以上の買い物に使いましょう。

おこめ券

おこめ券は、全国米穀販売事業共済協同組合が発行している、米専用の商品券です。

原則として、おこめの購入に使うものですが、対応店舗によっては他の食品類に使えるところもあります。使える範囲が店舗によって異なるため、気になる方は対象店舗へ問い合わせましょう。

おこめ券の基本情報は、以下の通りです。

額面…440円
使用できる店舗数…不明
有効期限…無期限
購入方法…利用可能店舗の一部、ネット販売

おこめ券は加盟店制度をとっておらず、対応店舗の基準が曖昧です。基本的に使用できる場所はスーパーマーケット・デパート・お米屋ですが、同グループの店舗でも対応・非対応が異なります。

こども商品券

こども商品券は、ベビー用品・子ども用おもちゃ・文房具といった小さなお子様に必要な商品やお子様用サービス・レジャー施設に使える商品券です。

こども商品券の基本情報は、以下の通りです。

額面…500円、1,000円
使用できる店舗数…不明
有効期限…約5年(発行年による)
購入方法…利用可能店舗の一部

こども商品券の魅力は、商品の購入だけでなく、レジャー施設やタクシーなどのサービス関係にも使えるところです。対応企業は限られますが、小さなお子様がいるご家庭なら、持っていて使い道に困ることはありません。

百貨店の商品券が適したシーン

百貨店の商品券が適したシーン
ここからは、百貨店の商品券をプレゼントするのに適したシーンやどんな人におすすめかを解説します。

百貨店の商品券は汎用性が高く、ギフトとしても人気の高い商品です。しかし、種類によっては使える店舗が限られます。

例えば、阪急百貨店商品券は主に関西圏でしか使えません。九州や東京でもごく一部で使えますが、基本は関西の方に向いた商品券といえるでしょう。

商品券をプレゼントする際は、相手に合ったものを選ぶことが大切です。

入学や卒業のお祝い

商品券のプレゼントは、入学や卒業のお祝いにおすすめです。

例えば、小学校の卒業祝いなら、商品券を使って勉強用の文房具や書籍の購入に使えます。大学の合格祝いなら、一人暮らしに必要な家具・家電類の購入費用にも使えるでしょう。

百貨店では小物アイテムから大型の家具まで幅広く取り扱っているため、お子様から大人まで幅広い層に対応できます。

結婚や出産のお祝い

商品券のプレゼントは、結婚や出産などお祝いの品としてもおすすめです。

結婚や出産に伴って、新居へ引っ越す世帯は珍しくありません。商品券があれば家具・家電といった新生活に必要なアイテムの購入費用に使えるため、高い確率で喜んでもらえます。

また、百貨店のなかには必ずベビー用品のお店が存在します。親の身としては、お子様に上質な服や道具を使ってもらいたいものです。そういったアイテム類も百貨店では取り扱っているため、もらって嬉しいと感じるでしょう。

会社の福利厚生

商品券はギフトプレゼント以外に景品や特典としても活用できます。

例えば、広告イベント用の参加特典・取引先へのお礼・会社の福利厚生といったシーンにも使えます。

商品券の多くは法人対応もしており、オリジナルデザインを作成してくれるところもあります。

注文枚数が多いビジネス利用なら、法人用の問い合わせフォームを利用しましょう。

まとめ

①阪急百貨店は関西を中心に店舗を展開している
②阪急百貨店では自社の商品券だけでなく様々な種類の商品券を使える
③阪急百貨店の商品券には「阪急百貨店商品券」と「阪急百貨店ギフトカード」の2種類がある
④阪急百貨店の商品券は、阪急百貨店もしくは金券ショップで購入することができる
⑤金券ショップは普段のショッピングをお得にできる
⑥百貨店系の商品券は汎用性が高い一方、渡す相手の住所には注意しなければならない

 

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