全国百貨店共通商品券が使える店舗(デパート)は?

全国百貨店共通商品券が使える店舗(デパート)は?

金券ショップ J・マーケットチケットマスター

全国百貨店共通商品券が使える店舗(デパート)は?

商品券の代名詞である「全国百貨店共通商品券」は近年、お歳暮やお中元といった定番のプレゼントシーンだけでなく、フォーマルな場のお返しやお祝いとして贈るケースも増えてきています。

全国百貨店共通商品券は、数ある商品券の中でもとりわけ使える場所の多い汎用性が高いものです。一部の大型商業施設やデパート、スーパーマーケットで使えるため、万人受けしやすい商品券の1つといえるでしょう。

この記事では、全国百貨店共通商品券が使えるお店や、類似商品である「百貨店ギフトカード」の基本概要について紹介します。

デパートでの買い物が好きな方には全国百貨店共通商品券がおすすめ!

デパートでの買い物が好きな方には全国百貨店共通商品券がおすすめ!
百貨店やデパートの買い物が好きな方にとって、全国百貨店共通商品券はもらって嬉しい商品券といえます。

百貨店系の商品券には、高島屋商品券や阪急百貨店商品券など、特定の百貨店でのみ使えるものも少なくありません。しかし、これらの商品券は使える店舗が非常に限定されるため、原則として該当する店舗の近隣にお住まいの方しか使えません。

全国百貨店共通商品券なら百貨店のほとんどで使え、また一部の大型商業施設やデパート、スーパーマーケットでも使用可能です。ただし、デパートでも「イオン」の場合は原則として対応していないためご注意ください。

全国百貨店共通商品券とは?

全国百貨店共通商品券とは?
ここでは、全国百貨店共通商品券の基本情報について解説します。

全国百貨店共通商品券は、数あるギフト券の中でも高い人気を誇りますが、使用上にいくつか注意点があります。ギフトとして贈る場合は、商品券の特徴や注意事項に留意したうえでプレゼントしましょう。

使える店舗は主にデパート

全国百貨店共通商品券は、主に百貨店で使うための商品券です。一部の大型商業施設やスーパーマーケットでも使えますが、対応場所は全国でもごくわずかです。

原則として百貨店で使うことが前提となるため、百貨店での買い物が好きな方に贈るとよいでしょう。代表的な百貨店の例としては、以下が挙げられます。

  • 高島屋
  • 大丸
  • 阪急百貨店
  • 阪神百貨店
  • 西武百貨店
  • 三越百貨店
  • 丸井百貨店
  • 東急百貨店

上記はあくまで一例であって、もちろん他の百貨店でも使えます。また、百貨店の系列であるショッピングセンターでも使える場所が多いため、基本的には百貨店の関連性が強いところなら使えると思って問題ありません。

商品券の情報

全国百貨店共通商品券の額面は1,000円のみで、プレゼント金額に必要な枚数を購入する形式です。

有効期限は定められていないため、いつでも自由に使えます。また、使用した際に購入金額が額面を下回る場合、差額分はおつりとしてもらえます。

ただし、1,000円の商品券で10円のものを購入し、990円のおつりをもらうといった方法はできない可能性があります。このようなあからさまな換金にあたる行為は、商品券で認められていません。

使えない商品もある

全国百貨店共通商品券は、百貨店にある一部の商品には使用できないと公式で明記されています。購入できないものは、主に以下の通りです。

  • 商品券
  • 切手
  • ハガキ

上記の他、各百貨店が独自に指定した商品や売り場に関しては、商品券を使えません。

商品券の使用は主に食品や衣服類といった「モノ」を購入する際に使えるということを覚えておきましょう。

全国百貨店共通商品券を贈るおすすめのタイミング

全国百貨店共通商品券を贈るおすすめのタイミング
ここでは、全国百貨店共通商品券を贈るのにおすすめのシーンを紹介します。

近年は、商品券をお返しやお祝いのプレゼントとするケースが増えており、「特定の商品を選ぶよりも喜んでもらえる可能性が高い」「商品を選ぶ手間が省ける」と注目されています。特に以下のシーンでは商品券をプレゼントしたほうが喜ばれるかもしれません。

お歳暮やお中元

全国百貨店共通商品券は、お歳暮やお中元といったプレゼントシーンに最適です。

お中元やお歳暮といえば「ハム・そうめん・バスタオル」といった食品類やタオル類が昔からの定番ですが、これらはもらってもなかなか使う機会に恵まれず、ギリギリまで保管してしまうといったケースも珍しくありません。

全国百貨店共通商品券なら自分で自由なものを購入でき、有効期限もありません。特定のモノより自由度が高いため、相手に喜んでもらえる確率は高いといえるでしょう。

ただし、相手によっては商品券を現金と同格に見る場合があり、目上の方に贈るのはマナー違反とされています。目上の方に商品券を贈る場合は、他の商品とセットで贈るといった一工夫を加えるか、別のプレゼントを検討したほうがよいでしょう。

出産や結婚祝い

出産祝いや結婚祝いとして商品券を贈るのもおすすめです。

出産や結婚といったライフイベントでは、引っ越しや新生活に向けて家具・家電・小物類が新しく必要です。何が必要かは家庭によって異なるため、あてずっぽうでプレゼントを贈るより、自由に商品を選べる商品券のほうが使い勝手はよいといえるでしょう。

百貨店では家具・家電・ベビー用品といったすべての商品を取り扱っているため、喜んでもらえる可能性は高いといえます。

退職祝い

全国百貨店共通商品券は退職祝いの品としてもおすすめです。

退職後は自分の趣味や生きがいに時間を使えるため、退職を機に欲しいものを買い始める方も珍しくありません。「定年後はゴルフ三昧したい」「仕事でボロボロの体をいたわってあげたい」など、退職後のライフスタイルは人それぞれです。

前述したように、百貨店ではさまざまな商品を取り扱っているため、ほしい商品を手に入れるにはぴったりといえます。買い物に行く機会にもできるため、喜んでもらえる確率が高いでしょう。

内祝い

全国百貨店共通商品券は、プレゼントやお祝いをもらった際のお返しとしてもおすすめです。

内祝いには、いわゆる「半返し」という、もらった額の1/3〜1/2のものを返す慣習が存在します。

この半返しは予算に合った商品を選ばなければならないため、商品選びに手間がかかります。また、プレゼントの数が多いと一人一人にプレゼントを選定しないといけないため、相当な時間がかかるでしょう。

商品券なら半額分の額面を贈れば済むため、大幅に手間を減らせます。百貨店では全国への配送やギフトラッピングも受け付けているため、百貨店内で一括してお返しを済ませられるでしょう。

ただし、お祝いで商品券をもらい、そのお返しに商品券をプレゼントするのはマナー違反です。これは「お金をお金で返す行為」にあたり、相手の好意を突っぱねる意味合いが含まれます。

そのため、商品券を商品券でお返しするのは避けておきましょう。商品券をもらった場合は、特定の商品やカタログギフトがおすすめです。

商品券をデパートで使うメリット

商品券をデパートで使うメリット
ここでは、商品券をデパートで使うメリットを紹介します。

一般的に百貨店やデパートの商品は高価なものやブランドものが多く、普段使いより特別な日の買い物として利用するケースが多いでしょう。しかし、商品券があると購入のハードルが下がるため、普段使わない方でも百貨店を利用するいい機会にできます。

特別感のある買い物を楽しめる

商品券があると「何を買おうかな?」といった買い物の楽しさがあります。

いつもなら買わないような服や食べたかったグルメ商品など、特別な商品を買う貴重な体験ができるでしょう。

商品券には、現金をもらうのとは異なる特別感があります。

品質の良いアイテムをじっくり選べる

百貨店やデパートには、コストパフォーマンスに優れたものから高級品まで、商品に幅広いバリエーションが存在します。

商品券を使えば購入に対するハードルが下がるため、いつもより少し奮発してハイブランドのアイテムを買ったり、大量のデパ地下グルメに舌鼓をうつことも可能です。

丁寧な接客を受けられる

デパートや百貨店の接客は、一般的な小売り店よりも行き届いている場合が多く、店内で過ごすだけでも楽しい時間を過ごせます。

また、店舗によっては商品の説明を丁寧に行ってくれる専門スタッフもいるため、じっくりと商品を見比べて納得した上で買い物ができるでしょう。

あわせて知りたい「百貨店ギフトカード」について

あわせて知りたい「百貨店ギフトカード」について
ここからは、全国百貨店共通商品券の類似商品である「百貨店ギフトカード」について解説します。

全国百貨店共通商品券と百貨店ギフトカードは、お互いに似た商品ではあるものの、一部の仕様が異なります。それぞれ向き不向きがあるため、プレゼントする相手や用途によって使い分けるとよいでしょう。

カードタイプの商品券

百貨店ギフトカードは、プリペイド式のギフトカードです。紙タイプの商品券とは違い、残高が残っている限り何度でも繰り返し使えます。

例えば、高額な商品を買う際は1,000円分の全国百貨店共通商品券を何十枚と使わなければなりませんが、百貨店ギフトカードなら1枚のカードで買い物を完結できます。

また、1枚のカードに額面の全てを収められるため、コンパクトです。有効期限も存在しないため、非常に使い勝手のよいプレゼントといえるでしょう。

金額は5種類

全国百貨店共通商品券の額面は1,000円の1種類のみでしたが、百貨店ギフトカードの場合は5,000円、10,000円、20,000円、30,000円、50,000円の5種類から選べます。

紙タイプの商品券よりも金額のバリエーションが多いため、高額なプレゼントをしたいときに便利です。

例えば、50,000円の商品券を包む場合、全国百貨店共通商品券だと50枚必要です。50枚もあると財布のなかでかさばるため、1枚に金額を集約できる百貨店ギフトカードの方が向いています。

残高を確認できる

百貨店ギフトカードの残高を確認したい時は、以下の4通りの方法があります。

  • レシート
  • 百貨店ギフトカードホームページ
  • 百貨店のサービスカウンター
  • フリーダイヤル

百貨店の店舗内にいる場合は、サービスカウンターを利用するとよいでしょう。自宅や店外にいる場合は、百貨店ギフトカードホームページやフリーダイヤルにて24時間いつでも確認できます。

購入方法

全国百貨店共通商品券や百貨店ギフトカードの取り扱いは、基本的に百貨店のギフトサロンコーナーでのみ購入が可能です。ネット販売はしていないため、注意しましょう。

ギフトサロンコーナーでは、購入の際に全国への配送やギフトラッピングサービスも受け付けています。遠方の方にプレゼントする場合も百貨店内で完結できるため、ギフトとして配送する分には使い勝手がよいといえるでしょう。

また、商品券を入手する手段として、金券ショップも選択肢に挙げられます。金券ショップの場合はギフトラッピングや配送を受け付けていないため、基本的には自分用として利用しましょう。

また、金券ショップでは、商品券を額面より数%程度安い金額で購入できるため、百貨店をお得に利用できます。

使用や購入時の注意点

すべての商品券やギフトカードにいえることですが、原則として金券類は盗難・紛失・改ざんされた場合の返金や再発行を受け付けておりません。一度購入すると原則として返品できないため、よく検討したうえで購入しましょう。

また、全国百貨店共通商品券や百貨店ギフトカードを贈る場合は、プレゼントする相手の住所にも注意しなければなりません。百貨店は都市部にあることが多く、地方にお住まいだと近隣エリアに百貨店がない場合もあります。

住所によっては百貨店の商品券を送っても使いづらい可能性があるため、別の商品券やプレゼントを検討したほうがよいでしょう。代替案として、地方でも使いやすい「イオンギフトカード」「お米券」「ビール券」といった商品券が挙げられます。

百貨店で使える商品券の種類

百貨店で使える商品券の種類
ここでは、百貨店で使用できる商品券について解説します。

以下の商品券は、発行元が指定した小売り店以外だけでなく、百貨店でも使用可能です。ただし、すべての百貨店で使えるとは限らないため、別の決済手段も予備として準備しておいたほうがよいでしょう。

ビール共通券

ビール共券は、全国酒販協同組合連合会が発行しているお酒専用の商品券です。ビール券と書いてありますが、ワインやウイスキーといった商品にも対応しています。

ビール券の基本情報は、以下の通りです。

額面…488円(缶350ml 2缶相当)、820円(びん633ml 2本相当)
使用できる店舗数…不明
有効期限…発行時期による
購入方法…スーパーマーケットやデパートの一部、酒屋、リカーショップ

ビール券は酒屋やリカーショップなら基本的に使えますが、百貨店やスーパーといった場所では対応が店舗によって異なるので注意しましょう。

全国共通おこめ券

全国共通おこめ券は、全国米穀販売事業共済協同組合が発行する、お米専用の商品券です。原則はスーパーやお米屋といった場所にてお米の購入に使うものですが、店舗によっては他の食品類にも使えます。

おこめ券の基本情報は、以下の通りです。

額面…440円
使用できる店舗数…不明
有効期限…無期限
購入方法…利用可能店舗の一部、ネット販売

百貨店で使う場合は、地下の生鮮コーナーに限ります。

おつりの有無はテナント店舗によって判断が異なるため、基本は額面以上の買い物に使いましょう。

図書カードNEXT

図書カードNEXTは、従来の図書カードを新しい形式で発行したもので、既存のカードタイプの他にも、スマートフォン上で使えるデジタルチケットタイプも存在します。

昔の図書カードは使用金額に応じてカードにパンチ穴が空く形式でしたが、現在の図書カードNEXTでは公式ホームページや電話で残高を確認する方法に変わっています。

図書カードNEXTの基本情報は、以下の通りです。

額面…200円〜10,000円
使用可能店舗…全国の加盟書店
有効期限…あり(10年以上)
購入方法…加盟店の一部

図書カードNEXTは百貨店や加盟店だけでなく、一部の電子書籍サービスにも利用できます。

JCBギフトカード

JCBギフトカードは、クレジットカード会社のJCBが発行する商品券です。対応店舗の多さが魅力で、数ある商品券のなかでも随一の対応店舗数を誇ります。

地方でもほとんどの店舗で使えるため、ギフトにJCBギフトカードを選ぶ方も少なくありません。

JCBギフトカードの基本情報は、以下の通りです。

額面…1,000円・5,000円
使用できる店舗数…全国100万店以上
有効期限…無期限
購入方法…ネット販売、JCB加盟店の一部、電話

JCBギフトカードは非常に汎用性が高い一方で、おつりがでません。使用する際は必ず額面以上の買い物に使用しましょう。

まとめ

①デパートや百貨店が好きな方へのプレゼントには全国百貨店共通商品券がおすすめ
②全国百貨店共通商品券は特定の百貨店系商品券よりも使えるシーンが多い
③近年はお返しやお祝いに商品券をあげるケースが多く、出産祝いや退職祝いとしてもおすすめ
④全国百貨店共通商品券以外にもプリペイド式の百貨店ギフトカードもある
⑤地方のお住まいの方だと全国百貨店共通商品券が使いづらい可能性があるため、相手の住所に注意してプレゼントしよう

 

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