大丸百貨店の商品券とは?額面や購入方法を紹介

大丸百貨店の商品券とは?額面や購入方法を紹介

金券ショップ J・マーケットチケットマスター

大丸百貨店の商品券とは?額面や購入方法を紹介

1717年創業の大丸は関西を中心に複数の店鋪を展開するデパートです。東京や北海道、九州にも店鋪があるため、利用したことがある方は多いでしょう。

大丸でよく買い物をする方には、大丸の商品券がおすすめです。大丸各店の他、松坂屋やピーコックストアでも使用することができます。

この記事では、大丸の歴史や店舗数、商品券の概要などについて紹介します。また、大丸で買えるその他の商品券の種類や、商品券の購入に金券ショップを利用するメリットなどについても解説します。

大丸の商品券をは使うも贈るもよし

関西に地盤を置くデパートの大丸はオリジナルの商品券を発行しています。

商品券は大丸各店に加えて、松坂屋やピーコックストアなどでも使用可能です。また、有効期限がなく、額面以下の買い物ではおつりがもらえます。現金のような感覚で使えるため、大丸をよく利用する方におすすめの商品券です。

また、大丸の商品券は贈り物としてもおすすめです。大丸ではファッションや食品、雑貨などの品揃えが充実しています。商品券を受け取った方が好きなものを選べるため、喜んでもらえるでしょう。

大丸とは?

大丸とは?
ここからは、老舗デパートの大丸について、これまでの歴史や全国の店舗数を解説します。また、大丸が発行している商品券の額面や種類についても紹介します。

大丸をよく利用する方や、大丸の商品券をプレゼントしようと考えている方は参考にしてみてください。

変遷

大丸が創業したのは1717年です。京都に開業した呉服店の大文字屋を皮切りに、大阪店、名古屋店と店鋪を広げました。大丸屋と称するようになったのは名古屋店からです。

江戸・明治・大正時代を通して、東京(江戸)・大阪・京都・名古屋に店鋪を持っていた大丸は、1900年代後半頃から全国に店舗網を大きく拡大しました。

1910年に名古屋店を閉鎖した一方で、1947年に高知大丸を開店。1950年に下関大丸、1953年に博多大丸と立て続けに店鋪をオープンさせます。1961年には、小売業界売上NO.1を達成するまでになりました。

また、クリスチャンディオールやジバンシィといった海外ブランドとも独占契約を結び、業界をリードしました。しかし、2000年代に入ると消費者の変化により百貨店業界の再編の動きが広がります。

2007年、大丸は名古屋を拠点とする松坂屋と経営統合を決定。J. フロント リテイリンググループが発足しました。

店舗数

2024年6月現在、大丸は全国に以下の11店鋪あります。

  • 心斎橋店(大阪府)
  • 梅田店(大阪府)
  • 京都店(京都府)
  • 神戸店(兵庫県)
  • 東京店(東京都)
  • 札幌店(北海道)
  • 須磨店(兵庫県)
  • 芦屋店(兵庫県)
  • 下関店(山口県)
  • 福岡天神店(福岡県)
  • 高知大丸(高知県)

また、兵庫県神戸市には大丸インテリア館「ミュゼ エール」もあります。

京都で創業した大丸の店鋪は関西に多い一方、東北や中部のように店鋪がない地域もあります。

商品券の種類と金額

大丸商品券には以下の6種類があります。

  • 500円券
  • 1,000円券
  • 10,000円綴(1,000券10枚のセット)
  • 30,000円綴(1,000券30枚のセット)
  • 50,000円綴(5,000券10枚のセット)
  • 100,000円綴(5,000券20枚のセット)

1,000円分以上の大丸商品券が必要な場合は500円券・1,000円券を組み合わせるか、あらかじめ一定金額分の商品券がまとめられているセットを購入しましょう。

大丸商品券は全国の大丸各店の他、J. フロント リテイリンググループの松坂屋やピーコックストア各店で使えます。

有効期限はなく、額面未満の買い物ではおつりも出るため使いやすいでしょう。

ただし、一般的に商品券は切手やハガキ、他の商品券やギフトカードなどの購入には使えないことに注意が必要です。詳しくは店鋪で確認するとよいでしょう。

大丸の商品券を購入する方法

大丸の商品券を購入する方法
ここからは、大丸の商品券を購入する方法について解説します。

大丸の商品券は、主に店鋪または金券ショップで購入できます。購入場所によって選択肢の豊富さや価格、サービスなどが異なるため、使い分けるとよいでしょう。

店舗で購入する

大丸の商品券は、各店舗のギフト・商品券売場で購入できます。売り場の場所は各店舗の案内やウェブサイトで確認可能です。

商品券の希望額面や種類を伝えて用意してもらいましょう。

大丸の商品券には500円券・1,000券の他、10,000円以上の場合は1,000円または5,000円の券を組み合わせたセットもあります。

額面の指定がある場合は、「◯◯円券を何枚」と伝えると分かりやすくなります。また、必要な場合は包装やのしのサービスを利用できるか確認しましょう。

金券ショップで購入する

街中や商業施設などの中にある金券ショップでも大丸商品券を扱っていることがあります。

金券ショップは、商品券を額面よりも安く購入できることが魅力です。購入価格にかかわらず、大丸や松坂屋などで1,000円券は1,000円分の買い物に使用できます。

ただし、金券ショップでは店鋪によって在庫にバラつきがあるため、希望の額面の商品券がなかったり、十分な量を買えなかったりする可能性に注意しましょう。

また、ラッピングなどのサービスも基本的にないため、プレゼントの場合は自分で用意する必要があります。

大丸の商品券が買える金券ショップとは?

大丸の商品券が買える金券ショップとは?
ここからは、金券ショップについて解説します。

金券ショップは大丸の商品券が買える場所の1つです。店鋪で購入する場合と比較すると、商品券がお得に買えることや株主優待券、新幹線チケットなども買えるという違いがあります。

近くに金券ショップがある方はぜひ利用してみましょう。

商品券をお得に購入できる

金券ショップのメリットは商品券をお得に購入できることです。

例えば、額面1,000円の商品券を970円で購入しても、店鋪では1,000円分の商品と引き換えできるため、30円得します。

金額は小さいようでも、割合でいえば3%引きで購入したのと同じになるため、積み重なれば節約につながります。

商品券には多くの種類があり、デパートやスーパーなどよく利用する場所で使えるものも少なくありません。節約に関心がある方はぜひ金券ショップで商品券を買うことを検討してみてください。

商品券以外にも購入できるアイテムがある

金券ショップでは、株主優待券や新幹線の回数券といった商品券以外の金券類も取り扱っています。

株主優待券とは、株式を保有している株主に対してお礼として企業が贈るものです。内容としては、商品やサービスを利用できる金券や割引券などが多い傾向にあります。

金券ショップであれば、株主にならなくても優待券を買える可能性があります。

また、新幹線の回数券とは乗車券6枚分がセットになっているお得なチケットのことです。駅の窓口や券売機では6枚セットでしか購入できませんが、金券ショップでは1枚から買えます。

旅行や出張の頻度が少ない方でもお得に利用できるため人気があります。

大丸で購入できる様々な商品券

大丸で購入できる様々な商品券
ここからは、大丸で購入できる様々な商品券について概要や使える場所、有効期限の有無などを紹介します。

大丸の商品券売場では大丸専用の商品券以外にも、使いやすい商品券を取り扱っています。ただし、販売されている商品券の種類は店鋪によって異なる可能性があるため注意が必要です。

ここでは参考までに東京店で販売されている商品券を取り上げます。

JTB旅行券

JTB旅行券「ナイストリップ」とは、大手旅行代理店のJTBで使える有効期限のない商品券です。1,000円・3,000円・5,000円の3種類の額面があり、切符や国内外のツアー旅行の購入に使えます。

旅行が好きな方へのプレゼントや、退職祝いなどとして贈ると喜ばれるでしょう。一部を除く全国のJTBグループ店鋪や電話でも使えるため、近くに店鋪がない方でも使いやすいことがメリットです。

なお、JTB旅行券はおつりが出る商品券です。おつりが1,000円以上のときは1,000円のJTB旅行券、1,000円未満の分は現金でもらえます。

ビール券

ビール券はビールなどのアルコール類を購入する際に使える商品券です。全国酒販協同組合連合会(全酒販)から発行されており、大丸をはじめとするデパート、全国の酒屋、スーパー、コンビニなどで使用できます。ビール共通券を使用可能な店舗には全酒販の青いステッカーが貼ってあります。

ビール券には内容の異なる以下の2種類があります。

  • 633mlの瓶2本分(915円相当)
  • 350ml缶2本分(560円相当)

なお、ビール券の有効期限は年度によって異なるため注意しましょう。2024年度に発行されたビール券は2031年3月末まで使用可能です。

お米券

おこめ券はお米の購入に使える紙タイプの商品券です。全国米穀販売事業共済協同組合(全米販)から発行されており、デパートや米屋、スーパーなどで使用可能です。

普段の買い物のついでに使え、有効期限もないため、とくに使いやすい商品券の1つといえるでしょう。

おこめ券の額面は発行年度によって異なるため注意が必要です。2007年度以降に発行された商品券は1枚440円分として使用できます。(購入価格は500円)

2006年以前に発行されたものの中には1枚540円または520円相当の券もあります。

ハーゲンダッツギフト券

ハーゲンダッツギフト券はアイスクリームブランドのハーゲンダッツで使える商品券です。

額面814円のギフト券1枚につき、ハーゲンダッツブランドの以下の商品2個と引き換えられます。

  • ハーゲンダッツ ミニカップ
  • ハーゲンダッツ クリスピーサンド
  • ハーゲンダッツ バー

ハーゲンダッツギフト券はハーゲンダッツの商品を販売しているデパートやスーパー、コンビニで使用できます。

有効期限は無期限です。ただし、交換対象の商品の販売が終了した場合は、ギフト券も使用できなくなる可能性があるため注意しましょう。

ジェフグルメカード

ジェフグルメカードは全国の約35,000店の飲食店で使える紙タイプの商品券です。使用可能店鋪には大手のファストフードチェーンやレストランなども含まれます。

店内飲食・持ち帰りの他、店舗に直接注文する場合は宅配でも使用可能です。

ジェフグルメカードは500円券の1種類のみです。有効期限はありません。レジでの支払い額がジェフグルメカードの額面を下回る場合は、基本的におつりがもらえます。

家族や友人との外食、同僚とのランチなど様々な機会に使いやすい商品券といえるでしょう。

クオカード

クオカードはコンビニやドラッグストア、書店といった全国6万店以上で使えるプリペイドカードタイプの商品券です。おつりが出ない代わりに残高がなくなるまで繰り返し使えます。

コンパクトなカード型で持ち歩きやすく、有効期限がないため自分のペースで使えることがクオカードのメリットです。

クオカードには以下の8種類の額面があります。

  • 300円
  • 500円
  • 700円
  • 1,000円
  • 2,000円
  • 3,000円
  • 5,000円
  • 10,000円

金額設定が豊富なため、贈りたい金額にあわせて選べることができます。また、500円~10,000円の範囲で自由に金額を選べるセミオーダータイプのカードもあります。

こども商品券

こども商品券は、子どもや親向けの紙タイプの商品券です。デパートやおもちゃ店、レジャー施設などで使えるため、子どもへのプレゼントとしておすすめです。

また、育児サポート、家事代行サービスなどにも使えるため小さな子どものいる方への贈り物としても最適です。

プレゼントを贈りたいが、子どもの好きなものや服のサイズが分からないときに、こども商品券を選ぶとよいでしょう。

こども商品券には500円・1,000円の2種類の額面があります。また、発行されたタイミングによって有効期限が異なり、最長5年間です。有効期限は商品券に記載されているため、購入前に確認しましょう。

【贈り物に最適】商品券を選ぶポイント

【贈り物に最適】商品券を選ぶポイント
ここからは、贈り物として商品券を選ぶ際のポイントについて解説します。

様々なメリットのある商品券は、プレゼントとして人気です。特に相手の好みや住んでいる地域など、ポイントを押さえて商品券を選ぶと喜んでもらえるでしょう。

大丸などの商品券をプレゼント用に購入しようと考えている方は参考にしてみてください。

「カジュアル」か「高級志向」かに注目して商品券を贈ろう

商品券は贈るシーンや相手との関係性、社会的立場などを踏まえて選びましょう。その際、「カジュアル」か「高級志向」かに注目するのがおすすめです。

例えば、友人にちょっとしたお礼を贈る際は、カジュアルなカフェやスーパーの商品券が適しています。一方、大丸をはじめとするデパートの商品券は高級志向の贈り物で「きちんと感」を出したいときに向いています。

親戚に贈る結婚や出産のお祝い、上司へのプレゼントなどは高級感のあるデパートの商品券を選んでみてはいかがでしょうか。

デパートの売り場で商品券を購入すると、箱に入れて、のしをつけてもらえるサービスなども受けられます。

相手が利用する店舗の商品券を贈ろう

相手の好みやライフスタイルが分かる場合は、よく利用する店鋪の商品券を贈るのがおすすめです。普段の買い物のついでに使えるため、相手の負担になりません。

一方、利用頻度の低い店鋪や好みでないブランドの商品券などは、使ってもらえない可能性もあります。

なお、好みが分からない場合は大丸のようなデパートの商品券を贈るのも方法の1つです。食品や衣類、おもちゃなど品揃えの豊富なデパートであれば、相手の欲しいものが見つかるでしょう。また、デパート内の飲食店でも利用できるため、使ってもらえる可能性が高くなります。

相手が住む地域の商品券を贈ろう

遠方に住んでいる方にプレゼントする場合は、相手の住む地域に商品券を使うことができる店鋪があるかどうか、確認することが大切です。

大丸のように、地域によっては店鋪がない場合もあります。近くに使える店鋪がなければ、なかなか使ってもらえなかったり、使えないまま有効期限が切れたりすることも考えられます。

それぞれの商品券の使用可能な店鋪一覧などをチェックして、相手の住むエリアに店鋪があるものを選びましょう。

また、オンラインショッピングでも使えるものや、全国に使える店鋪が多数ある商品券を選ぶ方法もあります。

有効期限が長い商品券を贈ろう

多くの商品券に有効期限が設定されています。贈る前に有効期限の長さを確認しておきましょう。有効期限が長いほど、相手にとっては使いやすい商品券だといえます。

例えば、大丸の商品券は有効期限が無期限です。高額の買い物をするときや誕生日などのイベントにあわせて相手のペースで使えるため、喜ばれるでしょう。

有効期限までに使えなかった商品券は無駄になるため、期限が近いものを渡すと相手にとってプレッシャーとなる可能性もあります。できる限り渡す直前に購入するなどの工夫をするとよいでしょう。

まとめ

①大丸は1717年に創業した老舗デパートの1つ。2007年には松坂屋と経営統合し、J. フロント リテイリンググループの中核企業となった
②大丸の商品券は500円券、1,000円券の他、複数枚を組み合わせたセットもある
③大丸の商品券は店鋪の商品券売場や金券ショップで購入することができる
④金券ショップのメリットは商品券をお得に購入できること
⑤贈り物に商品券を選ぶ際は、贈るシーンや相手の好み、生活エリアに加えて、商品券の有効期限もチェックするとよい

 

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