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全国百貨店共通商品券はスーパーで使えない!注意点を解説
全国百貨店共通商品券は、お世話になった人へのお礼やお祝い、親しい人への贈答品として長い間、愛されているアイテムです。
全国の百貨店で使える商品券なので、日ごろから百貨店を利用している方にとっては重宝します。しかし、全国百貨店共通商品券は百貨店のみでしか使用できないため、スーパーなどでは使用できません。
この記事では、全国百貨店共通商品券とは何か、全国百貨店共通商品券以外に百貨店で使えるギフトカードや、スーパーで使える商品券について紹介します。
この記事を読むことで、日常生活で使える商品券やギフトカードについて詳しく知ることができます。ぜひ参考にしてみてください。
目次
全国百貨店共通商品券はスーパーで使えない
まず大前提として、全国百貨店共通商品券は百貨店専用の商品券であり、スーパーでは使えません。あくまでも百貨店といった形態の店舗のみ使える商品券です。
百貨店といえば、スーパーや衣料品店も含まれると思いがちですが、それらの店舗は含まれないため注意しましょう。
全国百貨店共通商品券について
スーパーや衣料品店が入っているショッピングセンターでは使えない全国百貨店共通商品券ですが、実際に使える百貨店とはどのようなものでしょうか?
ここからは、使用できる店舗や購入できる商品、使用時の注意点について紹介します。
使用できる全国の店舗
百貨店とスーパーや衣料品店が入っているショッピングセンターは明確な違いがあります。百貨店とショッピングセンターの最大の違いは「百貨店協会に加入しているかどうか」です。
百貨店協会とは一般社団法人日本百貨店協会を指し、全国で73社167店舗が加入している組織です。そして、以下に全国百貨店共通商品券が使用できる代表的な店舗を紹介します。
- 大丸
- 東急
- 丸井
- 三越
- 西武
- 京成
- 伊勢丹
- そごう
- 高島屋
- 阪急
- 小田急
- 近鉄
- 京阪
- 天満屋
なお、原宿アルタやサンシャインシティアルタなど、一部百貨店ではない店舗でも利用可能です。そのため、「全国百貨店共通商品券取扱マーク」があることが重要なポイントです。
購入できる商品
全国百貨店共通商品券は、百貨店で販売している商品であれば購入可能です。しかし、一部の商品では商品券を使用して購入できません。
以下に購入できない商品を紹介します。
- 商品券やギフトカード
- 印紙や切手
- はがき
- 取り扱い百貨店が指定した商品
商品券を使ってお金の代わりになるような切手やはがきは購入できないため注意しましょう。
また、たとえ百貨店だとしても、ショッピングセンター内に百貨店などが入居しているようなパターンであれば、その百貨店が営業しているテナントで販売している商品には使えないことがあります。
注意点
全国百貨店共通商品券の額面は1,000円のみ用意されていますが、使用枚数に制限はありません。また、有効期限は定められていないため、購入後はいつでも利用できます。
ただし、紛失してしまった際には注意が必要です。もし、商品券を紛失してしまったり、盗難に遭ってしまったりした場合、再発行はできません。
紛失や滅失、盗難に関して発行元は責任を負わないためです。商品券は紛失しないよう、安全な場所に保管しておきましょう。
全国の百貨店で使えるギフトカードがある?
百貨店で使用できるのは全国百貨店共通商品券のみの印象が強いかもしれませんが、日本百貨店協会からは「百貨店ギフトカード」も発行されています。
ここからは、全国の百貨店で使えるギフトカードについて紹介します。
百観点ギフトカードとは?
百貨店ギフトカードは日本百貨店協会が発行しているカードタイプの商品券です。
デザインはゴールド、ホワイト、レッド、ブラックの4パターンあり、金額は5,000円から50,000円までの5種類用意されています。
商品券と違って額面の幅があり、カードサイズなのでお財布やカードケースにも入れやすく利便性に優れている点が特徴です。
また、残高の確認方法は以下の4つがあり、いつでもどこでも確認できる点が利用時の安心につながっています。
- レシート
- インターネット
- 取扱店内
- フリーダイヤル
さらに、商品券と異なりコンビニで購入できる点もギフトカードの利便性の良さを象徴するポイントの一つです。ローソンとファミリーマートで購入できるため、急な入用にもすぐに対応できます。
加えてギフトカードはクレジットカードを利用して購入できる点も特筆すべきポイントでしょう。アメックスのホームページを経由してクレジットカードを利用できます。
商品券の場合は、クレジットカードで購入することができないため、利便性の良さが光っています。
使用できる全国の店舗
百貨店ギフトカードが利用できる店舗は全国各地に広がっており、商品券が利用できる店舗とほぼ同じです。例えば、次の店舗が該当します。
- 大丸
- 東急
- 丸井
- 三越
- 西武
- 京成
- 伊勢丹
- そごう
- 高島屋
- 阪急
- 小田急
- 近鉄
- 京阪
- 天満屋
また、百貨店以外では以下の店舗で利用できます。
- 鶴屋 フーディワン各店
- 井筒屋サテライトショップ各店
商品券よりも利用できる店舗数は少ないものの、商品券は利用できない店舗でギフトカードは使えるため、生活県内に上記2店舗が該当する場合は利便性に優れているアイテムといえます。
購入できる商品
百貨店ギフトカードで購入できる商品は商品券と同様で、百貨店で販売されている衣料品や日用品、食品など様々です。
また、お歳暮やお中元も購入できるので季節の挨拶などに利用しやすいといえます。
贈り物や自分ではなかなか購入できない食品を購入する際に活用すると良いでしょう。
一方で、下記の商品には利用できない場合が多くあります。
- 商品券やギフトカード
- 印紙や切手
- はがき
- 取り扱い百貨店が指定した商品
事前に公式ホームページや店舗での確認を行いましょう。
額面と注意点
ギフトカードの額面は、5,000円~50,000円の5種類と前述しましたが、具体的な金額は次の通りです。
- 5,000円
- 10,000円
- 20,000円
- 30,000円
- 50,000円
1枚当たりの額面が高額なカードも用意されており、高級品が取り揃えられている百貨店での利用を想定した金額設定であることが分かります。
また、有効期限は商品券と同様に設けられていないため、いつでも安心して利用できる点も使いやすいポイントです。
しかし、紛失や盗難、滅失によって手元からギフトカードをなくした場合は再発行できないため注意が必要です。
スーパーで使える商品券をご紹介
全国百貨店共通商品券や百貨店ギフトカードは、百貨店でしか利用できず、スーパーでは利用できないことが分かりました。
それでは、スーパーで使える商品券はないのでしょうか?
ここからは、スーパーで使える商品券について、7種類紹介します。全国のスーパーで使えるもの、地域に根差したスーパーが展開しているものなど、様々な商品券があります。
JCBギフトカード
JCBギフトカードは「JCBカード」のブランドで有名なクレジットカード会社である株式会社ジェーシービーから発行されているギフトカードです。
ギフトカードという名称ですが、商品券タイプの金券であり、ジャンル・エリア問わず様々な店舗で使用できる点が魅力的な商品券です。
用意されている額面は1,000円と5,000円の2種類であり、全国100万店舗以上で利用可能なため、場所を選ばずに使用できます。
有効期限も設定されておらず、いつでも安心して利用できるため、贈答品や景品として重宝されている商品券です。
また、実店舗とインターネットの両方で購入でき、インターネットではマイページに購入履歴があれば過去3年分の履歴から購入できるため、お中元やお歳暮としても使いやすいでしょう。
三井住友カードVJAギフトカード
三井住友カードVJAギフトカードは、JCBカードと並ぶブランドの「VISAカード」を発行している三井住友カード株式会社から発行されている商品券タイプの金券です。
額面は1,000円と5,000円の2種類であり、全国50万店舗以上で利用できるため、全国のスーパーやデパートで利用できます。
有効期限は設けられていないためいつでも利用でき、インターネットと実店舗の2通りで購入可能です。インターネットであれば、三井住友カード(クレジットカード)や現金振り込みで購入できます。
イオン商品券
イオン商品券は全国のイオン系列の店舗で使える商品券です。
イオンやイオンスタイル、マックスバリュやミニストップなど、スーパーやショッピングモール、コンビニと幅広い店舗で利用できます。そのため、食料品や日用品をはじめとした生活に必要な様々な商品の購入に利用できる点が特徴です。
用意されている額面は500円と1,000円の2種類です。利用できる店舗数は全国に広がっており、詳細な数はわかりませんが、薬局やレストランを含めた74業態で利用できるため、生活に必要なものをすべてカバーできます。
イオン商品券は有効期限が設けられていない点も使いやすさの秘訣です。
一部店舗を除きますが、全国のイオン、マックスバリュ、イオンスーパーセンター、ザ・ビッグ、マルナカなどで購入できます。
ユニー商品券
ユニーは愛知県を中心に関西から関東まで幅広く展開しているスーパーです。
ユニーで販売されている商品券は、500円と1,000円の2種類が用意されており、会計時に利用してもお釣りが出る点が特徴です。
また、ユニーでのお買い物では「Tポイント」が付与されていますが、商品券を使って購入してもポイントが付与される点は他の商品券と異なる点でしょう。
有効期限がないため、購入後も安心して利用できます。現金払いでしか購入できない点に注意しましょう。
また、使用できる店舗は次の通りです。
ユニー(株)
・アピタ
・ピアゴ
・ラ フーズコア
・ユーストア
・風まつり 他
UDリテール(株)
・MEGA ドン・キホーテUNY
・ドン・キホーテUNY
(株) ドン・キホーテ
・ドン・キホーテ
・MEGAドン・キホーテ
・ピカソ
(株) 長崎屋
・MEGAドン・キホーテ
・長崎屋
(株)サンリフォーム
・サンリフォーム
・サンリペア
(株) ファミリーマート
・ファミリーマート
スーパーやディスカウントストア、コンビニと幅広い店舗で利用できる点が魅力です。
購入する場合は、(株)ドン・キホーテおよび(株) 長崎屋の店舗以外で購入できます。
セブン&アイ共通商品券
セブン&アイ共通商品券は、全国のセブン&アイグループ各店で利用できる商品券です。
額面は500円券と1,000円券の2種類が用意されています。
購入金額が商品券の額面に満たない場合はお釣りが出る点は魅力的です。また、有効期限はないため安心して利用できます。
使用可能な店舗は次の通りです。
【スーパーストア・スーパーマーケット】
・イトーヨーカドー
・丸大
・ヨークベニマル
・ヨークマート
・ヨークフーズ
・ヨークプライス
・サンエー
・ザ・ガーデン自由ヶ丘
・ダイイチ
【コンビニエンスストア】
・セブン-イレブン
【レストラン・ファストフード】
・デニーズ
・太陽のグリル
・ポッポ
【専門店】
・イトーヨーカドー専門店(一部除く)
・アリオ
・グランツリー
・プライムツリー
・グッディ原宿
・アカチャンホンポ
・ロフト
・セブンカルチャークラブ
・アインズ
・アインズ&トルペ
・セブンパーク
商品券は、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマート・ヨークフーズ、アカチャンホンポの各店で販売しており、現金で購入できます。
平和堂商品券
平和堂は滋賀県を中心に関西圏で展開しているスーパーです。
平和堂で販売されている商品券は、500円と1,000円の2種類が用意されており、会計時にお釣りが出る点が特徴です。
また、平和堂では独自の「HOPポイント」が付与されますが、商品券を利用してもポイントが付与される点は魅力的なポイントでしょう。
有効期限はなく、購入後も安心して利用できます。
使用できる店舗数は次の通りです。
- 滋賀県:80店舗
- 京都府:20店舗
- 大阪府:22店舗
- 兵庫県:3店舗
- 石川県:7店舗
- 富山県:2店舗
- 福井県:6店舗
- 岐阜県:7店舗
- 愛知県:18店舗
商品券を購入する場合は現金払いのみなので、注意しましょう。
ハーゲンダッツギフト券
ハーゲンダッツギフト券は高級アイスクリームであるハーゲンダッツの購入時に利用できる商品券です。
1枚当たり814円で販売されており、ギフト券1枚でハーゲンダッツの以下商品からいずれか2個と交換できます。
- ミニカップ
- クリスピーサンド
- バーアイス
全国のハーゲンダッツを販売しているコンビニ、スーパー、デパートなどで利用できるため、ハーゲンダッツ好きにはたまらない商品券でしょう。また、有効期限は基本的にありません。
全国の百貨店や一部の酒屋、オンラインショップで購入できます。
全国百貨店共通商品券とスーパーで使える商品券はどちらが良い?
全国百貨店共通商品券や、クレジットカード会社、小売店が販売する商品券など、様々な商品券があることが分かりました。
では、どの商品券をどのケースで使用するのが良いのでしょうか?
種類が多いからこそ、利用シーンに合わせて使いたい方が多いでしょう。
ここからは、それぞれの商品券を使うおすすめの場面について紹介します。
贈り物なら全国百貨店共通商品券
大事な人への日頃の感謝や結婚式のお祝いなど、オフィシャルな贈り物をする場合であれば「全国百貨店共通商品券」がおすすめです。
百貨店だからこその高級品を買う際に、商品券を使えると気になっていたアイテムを手に取りやすくなるため、お得感も得られやすい点が特徴です。
全国百貨店共通商品券は、購入時に百貨店の店員さんへお願いするとラッピングしてもらえます。そのため、贈り物として高級感を出すためにも適しています。
用意されている額面は1,000円のみであるものの、金額を自由に設定できるため金額による組み合わせを気にする必要もなく、簡単に用意できる点も魅力です。
使い勝手ならスーパーで使える商品券
日頃の使い勝手を考慮するとスーパーで使える商品券がおすすめです。地域に根差したスーパーが販売している商品券であれば、日々の生活でも使いやすくお得感を実感しやすいでしょう。
また、全国百貨店共通商品券とは違って、スーパーで使える商品券は会計時にお釣りが出るケースが多く、より日常使いがしやすいでしょう。
平和堂やユニーであればスーパーで利用できるポイントも貯まるため、よりお得に使用できます。
目上の方なら全国百貨店共通商品券
目上の方に贈る場合、百貨店で使える「全国百貨店共通商品券」がおすすめです。
目上の人であれば百貨店を利用する場面は多いことが予想されます。そのため、確実に百貨店で使える商品券であれば、もらっても困ることなく安心して受け取れます。
友人ならスーパーで使える商品券
近しい立場の友人であればスーパーで使える商品券がおすすめです。
ちょっとしたお礼として物品を考えても、貰って嬉しいかどうかは相手に渡すまで分かりません。そのため、確実に日々の生活で使えるスーパーの商品券は贈り物として最適です。
地域に根差したスーパーがなくても、セブン&アイ共通商品券やイオン商品券であれば全国に店舗を展開しているスーパーであるため使いやすいでしょう。
まとめ
①全国百貨店共通商品券は、全国百貨店協会に加盟している百貨店で利用できるが、ショッピングセンターなどでは利用できない
②百貨店ギフトカードは商品券と異なり、使い勝手が良く、デザインのパターンも多いため、贈り物として最適
③スーパーで使える商品券は、クレジットカード会社や地域のスーパーが販売しており、日常使いに適していたり、各スーパー特有の条件があったりと幅広く活用できる
④全国百貨店共通商品券は、贈り物や目上の人へのお礼に適している
⑤スーパーで使える商品券は使い勝手が良く、友人などにちょっとしたお礼として贈るのに優れている
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