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近鉄百貨店で使える商品券は?グループ商品券やギフトカードも紹介
近鉄百貨店は関西圏で複数の店鋪を展開している百貨店です。
2014年には日本最大級の売場面積を誇る「あべのハルカス近鉄本店」を大阪市阿倍野区にオープンさせたことでも話題になりました。
大阪市内や近鉄沿線に住んでおり、よく利用している人は多いでしょう。
この記事では、近鉄百貨店の概要や発行されている商品券について詳しく紹介します。また、商品券の入手方法や金券ショップを利用するメリットなどについても解説します。
目次
近鉄百貨店の商品券で買い物をもっとお得に
食品や衣類、雑貨など様々なものが揃う近鉄百貨店は、大阪府や奈良県など関西圏で10店鋪を展開しています。特別な買い物やお出かけなどで利用している人は多いでしょう。
近鉄百貨店では紙タイプの「近鉄グループ商品券」と、プリペイドカードタイプの「近鉄百貨店ギフトカード」の2種類の商品券を発行しています。
とくに近鉄グループ商品券は、近鉄百貨店以外にも近鉄グループが運営する幅広い種類の店鋪やサービスで利用できるため、使いやすい商品券です。
近鉄百貨店の商品券でもっとお得に買い物しましょう。
近鉄百貨店とは?
ここでは、近鉄百貨店について紹介します。
大阪市内や近鉄沿線に住んでおり、近鉄百貨店に馴染みがある人は多いでしょう。商品券について紹介する前に、近鉄百貨店の歴史や店舗数などについて見ていきます。
近鉄百貨店の変遷
近鉄百貨店は1920年にオープンした京都物産館(丸物)と、1936年に開業した大軌百貨店の流れを汲む百貨店です。
1966年に丸物が近鉄グループに入ったことを機に店名を「近鉄百貨店」とするようになりました。一方、大軌百貨店から事業を引き継いだ近鉄百貨店は、1970年〜1990年代にかけて大阪府や奈良県などに積極的に店鋪を展開します。
2001年には両社が経営統合し、新しい株式会社近鉄百貨店が大阪市阿倍野区に誕生しました。
2014年には大阪・阿倍野の本店を全面改装し、日本最大級の店舗面積を持つ「あべのハルカス近鉄本店」がグランドオープンしました。
店舗数
2024年6月現在、近鉄百貨店の直営店ならびに所在地は以下の10店鋪です。
- あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)
- 上本町店(大阪市天王寺区)
- 東大阪店(大阪府東大阪市)
- 奈良店(奈良県奈良市)
- 橿原店(奈良県橿原市)
- 生駒店(奈良県生駒市)
- 和歌山店(和歌山県和歌山市)
- 草津店(滋賀県草津市)
- 名古屋店(名古屋市中村区)
- 四日市店(三重県四日市市)
また、以下の商業施設も近鉄百貨店によって運営されています。
- Hoop(大阪市阿倍野区)
- and(大阪市阿倍野区)
- 上本町 YUFURA(大阪市天王寺区)
近鉄グループ商品券とは?
近鉄グループ商品券とは、近鉄百貨店を含む近鉄グループ各店での買い物やサービス利用に使える商品券です。
額面は、500円・1,000円・5,000円・1万円の4種類があります。また、使用期限はありません。
近鉄グループ商品券を使える主な施設を紹介します。
- 近鉄百貨店各店
- あべのハルカス展望台、美術館
- 近畿日本鉄道の特急券うりば、駅営業所
- 近鉄バス・奈良交通・三重交通などの定期券うりば
- 近鉄グループの各タクシー
- 近鉄グループの飲食店
- 宿泊施設(都ホテル・都シティ・都リゾート、賢島宝生苑など)
- レジャー施設(志摩スペイン村パルケエスパーニャ、海遊館、ニフレルなど)
- ゴルフ場(近鉄賢島カンツリークラブなど)
- 旅行代理店(近畿日本ツーリスト・近畿日本ツーリスト個人旅行・クラブツーリズム)
近鉄ギフトカードとは?
近鉄ギフトカードとは、近鉄百貨店グループ各店で使えるプリペイドカード型の商品券です。
額面は、10万円を上限に1,000円から1円単位で設定できます。また、有効期限は発行日または最終チャージから5年間です。
近鉄ギフトカードを使用できる店鋪は以下の通りです。
- あべのハルカス近鉄本店ならびにHoop
- 上本町店
- 東大阪店
- 奈良店
- 橿原店
- 生駒店
- 和歌山店
- 草津店
- 四日市店
- 名古屋店ならびに近鉄パッセ
ただし、売場や商品によっては使えない場合もあります。
なお、ギフトカードの残高は以下の3つの方法で確認できます。
- インターネット
- 近鉄百貨店各店の売場
- フリーダイヤル
残高照会にはカード番号とPINが必要です。問い合わせの際は手元にギフトカードを用意しておきましょう。
商品券の入手方法
ここでは、商品券の入手方法について紹介します。
プレゼントなどとして商品券が必要なときにどこで買うべきか迷う人は多いでしょう。商品券は一般的に店鋪または金券ショップで購入できます。
それぞれの違いを押さえて、使い分けるとよいでしょう。
店舗で購入する
商品券を購入する代表的な方法の1つが、実店舗のレジで購入することです。
商品券を使える店鋪では同時に販売も行っていることが少なくありません。レジまたはサービスカウンターなどで商品券が欲しい旨を伝えましょう。
ただし、商品券の種類によっては店鋪での販売を行っていないこともあります。また、中にはチケットショップなどの専門店で買える商品券もあります。
店鋪によって取り扱っている種類が異なるため、欲しい商品券が決まっているときは販売状況を問い合わせてみるとよいでしょう。
金券ショップを利用する
商品券の多くは金券ショップでも購入できます。
金券ショップは商品券やギフトカード、映画鑑賞券などの金券類を買取・販売している専門業者です。
金券ショップには商品券を額面より安い価格で買えるという特徴があります。また、繁華街や商業施設の中に多いため、利用しやすいことも魅力です。
ただし、店鋪によって商品券の取扱状況が異なることに注意しましょう。
商品券をお得に購入するなら金券ショップ
ここからは、金券ショップについて解説します。
商品券などの金券・チケット類の買取や販売を行っている金券ショップは、商品券をお得に購入したい人にとくにおすすめです。
店鋪を見かけたら気軽に利用してみましょう。
金券ショップを利用するメリット
金券ショップのメリットは、商品券をお得に購入できることです。
金券ショップでは仕入れた金券・チケット類を販売することで利益を上げています。そのため、金券ショップで販売されている商品券などは本来の販売価格より少し安い価格に設定されているのが一般的です。
店鋪では額面通りの金額で使えるため、差額の分だけ得できます。商品券1枚あたりの割引額は小さくても、積み重なれば大きく節約できるでしょう。
金券ショップの探し方
金券ショップの利用経験がない人の中には、どこに店鋪があるのか分からない人もいるかもしれません。
金券ショップは駅チカや商業施設内、繁華街などに多い傾向にあります。「格安チケット」などと書かれた看板があれば金券ショップである可能性が高いでしょう。
また、インターネットで店鋪の場所を探したり、オンライン金券ショップを利用したりする方法もあります。
「金券ショップ 〇〇(場所)」などのキーワードで検索してみましょう。
金券ショップで購入できるもの
金券ショップでは商品券やギフトカードのほかに以下のようなものを取り扱っています。
- はがき
- 切手
- 新幹線回数券、特急券
- 映画鑑賞券
- 株主優待券
- レジャー施設入場券
金券ショップでは基本的にどのチケットも額面より安く販売されています。また、ほとんどの場合1枚から購入できるため、旅行や出張、レジャーなどで活用するのがおすすめです。
金券ショップを利用して節約につなげましょう。
近鉄百貨店の商品券によくある質問
ここからは、近鉄百貨店の商品券について、よくある質問とその答えを解説します。
近鉄百貨店の商品券を初めて使う人や、誰かにプレゼントしようと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
現金との交換はできますか?
近鉄百貨店の商品券は未使用であっても現金との交換はできません。また、購入後は返品も不可のため注意しましょう。
近鉄百貨店の商品券は買い物だけでなく、飲食店などのサービス利用時にも使えます。有効期限もないため近鉄百貨店に行く機会がくるまで保管しておいてもよいでしょう。
ただし、近くに店鋪がなく利用機会がない場合や、現金が必要な場合は、金券ショップで買取してもらうことも検討してみてください。
お釣りはでますか?
近鉄百貨店の商品券を額面未満の買い物などで使用した場合、お釣りがでないため注意しましょう。
額面が1,000円の商品券であれば1,000円以上の買い物で使い、不足分は現金などで払うと損することを避けられます。
また、近鉄百貨店で使える商品券には500円・1,000円・5,000円・1万円の4種類の額面があります。自分で購入するときはできるだけ額面の小さいものを選ぶと使いやすいでしょう。
紛失した場合に再発行はできますか?
紛失や盗難の場合、商品券の再発行はできません。そのため、近鉄百貨店の商品券の保管には十分注意しましょう。
なお、破損や汚れの場合は、手元に残っている商品券の状態によって再交付の対象になることもあります。具体的には商品券が2分の1以上残っており、偽造・変造されたものでなく未使用であることが確認できるとき、手数料を払ったうえで再発行できる可能性があります。
詳しくは店鋪で確認しましょう。
近鉄百貨店で使える代表的な商品券の概要
ここでは、近鉄百貨店で使える代表的な商品券について概要を紹介します。
近鉄百貨店では、近鉄グループ商品券以外の他社発行の商品券が使用可能です。ただし、店舗によっては使えないものもあるため注意しましょう。
全国百貨店共通商品券
全国百貨店共通商品券は、日本百貨店協会に加盟している全国500店以上の百貨店で使える商品券です。近鉄百貨店も加盟しているため、買い物に使うだけでなく購入することもできます。
なお、全国百貨店共通商品券には購入した百貨店のロゴが入りますが、加盟店であればどこでも使用可能です。
有効期限がなく使いやすい全国百貨店共通商品券は、自分で使うのはもちろん、プレゼント用としても人気があります。
全国百貨店共通商品券の額面は1,000円の1種類のみため、購入の際は売場で必要枚数を伝えましょう。
なお、全国百貨店共通商品券はお釣りのでる商品券です。
百貨店ギフトカード
百貨店ギフトカードは、日本百貨店協会発行のカード型商品券です。
額面は、5,000円・10,000円・20,000円・30,000円・50,000円の5種類で、好きな金額を選んでチャージして購入します。
また、カードのデザインは4種類もあるため、好みのものを選びましょう。
百貨店ギフトカードは全国の百貨店で利用できます。
なお、プリペイド式の百貨店ギフトカードはお釣りがでません。カードの残高がなくなるまで何度も使用でき、かつ有効期限がないため、自分のペースで使えることがメリットです。
VJAギフトカード
VJAギフトカードは、紙タイプの商品券です。クレジットカード会社の三井住友カードから発行されており、全国50万店以上で使えます。
使用可能店鋪には近鉄百貨店のほか、スーパー、レストラン、ホテルなどがあります。有効期限はありません。
VJAギフトカードには、1,000円・5,000円の2種類の額面があります。プレゼントとして購入する場合は、贈りたい金額にあわせて自由に組み合わせるとよいでしょう。
なお、原則として額面未満の金額の買い物に利用した場合、お釣りはでないことに注意してください。
JCBギフトカード
JCBギフトカードは、クレジットカード会社のJCBから発行されている紙タイプの商品券です。1,000円と5,000円の2種類の額面があり、オンラインショップを除く全国100万以上の店鋪で利用できます。
取扱店舗には近鉄百貨店以外にスーパー、家電量販店など多様な業種が含まれるため、日常的に使いやすい商品券の1つです。
JCBギフトカードに有効期限はありません。
なお、プレゼントとして購入する際は販売店やオンラインショップ、もしくは電話で注文しましょう。
UCギフトカード
UCギフトカードは、クレジットカード会社のユーシーカード発行の商品券です。紙幣サイズの商品券であり、額面は500円・1,000円・5,000円の3種類です。
UCギフトカードの主な使用可能店鋪には百貨店やショッピングセンター、ホテルなどがあります。
500円という少額から設定があることと、有効期限がなく使いやすいことがUCギフトカードの特徴です。ただし、お釣りがでないため額面未満の買い物で使用する際には注意しましょう。
なお、UCギフトカードは全国の販売店やオンラインショップに加えて、電話やFAXでも購入できます。
清酒券
清酒券とは、指定の種類の清酒(日本酒)と引き換えができる紙タイプの商品券です。
近鉄百貨店以外に、全国の酒屋やスーパー、コンビニなどでも利用できます。清酒券を使える店鋪には全日本酒販協同組合連合会(全酒協)のステッカーが貼られているため参考にするとよいでしょう。
清酒券には以下の2種類があります。
- 清酒特撰券:清酒特選1.8L瓶1本と交換可能(希望小売価格2,880円)
- 清酒上撰券:清酒特選1.8L瓶1本と交換可能(希望小売価格2,470円)
清酒券には発行年度ごとに異なる有効期限があります。2024年度に発行された清酒券の有効期限は2031年3月31日です。
アイスクリーム券
アイスクリームギフト券(ハーゲンダッツギフト券)とは、アイスクリームブランドのハーゲンダッツが販売している特定の商品と交換できる商品券です。
交換可能な商品は以下の3種類です。
- ハーゲンダッツ ミニカップ
- ハーゲンダッツ クリスピーサンド
- ハーゲンダッツ バー
上記の中から好きな商品2個と引き換えられます。
アイスクリームギフト券は近鉄百貨店のほか、全国のデパートやスーパー、コンビニなどハーゲンダッツブランドを取り扱っている店鋪で使用できます。有効期限はありません。
ただし、対象商品の販売が終了した際はギフト券も使えなくなることがあります。
ビール共通券
ビール共通券は、ビールなどのアルコール飲料と引き換えられる商品券です。
近鉄百貨店を含む全国の百貨店、酒屋、スーパー、コンビニなどで使えます。使用可能店鋪には全国酒販協同組合連合会(全酒販)の青いステッカーが貼られています
ビール共通券は缶または瓶と交換できる以下の2種類の券があります。
- 633mlの瓶2本分(希望小売価格915円)
- 350ml缶2本分(希望小売価格560円)
ビール共通券の有効期限は発行年度ごとに決まっています。2024年度に発行されたビール共通券は2031年3月末まで有効です。
まとめ
①近鉄百貨店は、大阪を中心とする関西圏で10店鋪を営業している百貨店
②近鉄グループ商品券は、近鉄百貨店のほか、近鉄グループの施設でも利用できる商品券。プリペイドカードタイプの近鉄百貨店ギフトカードもある
③商品券を購入するなら店鋪または金券ショップを利用するのがおすすめ
④駅チカや商業施設内などに多い金券ショップであれば、商品券を額面より安く買える
⑤近鉄百貨店の商品券は現金との交換や再発行ができず、お釣りがでないため使用や保管の際には注意する
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