西友で商品券は使える?お得な使い方を解説

西友で商品券は使える?お得な使い方を解説

金券ショップ J・マーケットチケットマスター

西友で商品券は使える?お得な使い方を解説

北海道〜関西圏にかけて店舗を展開している「西友」ですが、ネットスーパーを除く西友各店と関係店舗で商品券が使えます。

すべての種類に対応しているわけではありませんが、JCBギフトカードやUCギフトカードなど、クレジットカード系の商品券のうち、何種類かは使用可能です。

今回は、西友で使える商品券と、商品券の扱いでよくある質問にお答えします。

西友では幅広い商品券が使える

西友では幅広い商品券が使える
スーパーマーケットの「西友」では、さまざまな種類の商品券が利用可能です。代表的なものとしては、クレジットカード会社が発行するギフトカードや、西友の関係店舗独自の商品券があります。

例えば、リヴィンやパルコの商品券は、全国の西友各店で使用可能です。これらはお釣りがでるため、買い物の金額を気にせず使えます。

ただし、西友とパルコで使用する場合、使える店舗が限られる点にご注意ください。具体的には、以下の店舗で使用可能です。

  • 札幌店
  • 仙台店
  • 池袋店
  • 渋谷店
  • 吉祥寺店
  • 調布店
  • 新所沢店
  • ひばりが丘店
  • 浦和店
  • 松本店
  • 静岡店
  • 名古屋
  • 心斎橋店
  • 広島店
  • 福岡店

なお、西友の関係店舗は、主にセゾングループ時代のグループ店舗や、西友傘下のスーパーです。一例としては以下になります。

  • サニー
  • パルコ
  • エンドーチェーン
  • リヴィン

西友は現在セゾングループの会社ではありませんが、詳細は後ほど解説します。

西友とは?

西友とは?
西友は、日本国内で多数の店舗を展開するスーパーマーケットチェーンです。「西友が身近にあるしあわせ」という使命のもと、地域社会に寄り添った行動原則と顧客ファーストの価値観でスーパーマーケットを全国に展開しています。

そんな西友ですが、「セゾングループの中核企業→ウォンマートとの提携→グループ会社を設立」という変遷を辿っているのが特徴です。

前述したパルコやサニーといったスーパーの商品券が西友で使えるのは、セゾングループ時代の名残だといわれています。

ただし、同じくセゾングループであった西武百貨店やファミリーマートでは、西友・パルコ・リヴィンといったスーパーの商品券は使えません。

店舗展開は北海道〜関西エリアまで

2024年8月時点で、西友は北海道から関西エリアにかけて254店舗を展開しています。

九州エリア5県にあった店舗は、同年4月を以て中国・四国・九州に店舗を構えるスーパー「イズミ」に売却しました。

店舗はとくに関東圏が多く、次いで中部、北海道エリアが多数です。東京都に至っては74店舗も展開しています。

関西圏も展開はしていますが、数は少なめです。大阪でも5店舗、奈良県に至っては1店舗しかありません。そのため、西友は基本的に北海道から中部にかけて強みのあるスーパーといえるでしょう。

昔は西友商品券も販売していた

西友では、かつて「西友商品券」と呼ばれる自社発行の商品券も販売していましたが、現在は取り扱っていません。

使用自体は可能なため、現在西友商品券をお持ちの場合は西友やリヴィン、サニーの全店と、パルコの一部店舗で使用可能です。

少し前までは西武百貨店でも使えたそうですが、現在は使用できません。

西友で使える商品券

西友で使える商品券
西友で使える商品券は、関係店舗のものだけではありません。ここからは、西友で使える商品券を紹介します。

以下の商品券やギフトカードをお持ちの場合は、西友での普段のお買い物に使ってみるのも良いでしょう。

JCBギフトカード

JCBギフトカードは、クレジットカード会社のJCBが発行する商品券です。全国に100万以上ある対応店舗が魅力で、汎用性が高い商品券の一つとしても有名です。

JCBギフトカードは、都市部に限らず地方でも使える店舗が多いため、ギフトにJCBギフトカードを選ぶ方も珍しくありません。

JCBギフトカードの基本情報は、以下の通りです。

額面…1,000円・5,000円
使用できる店舗数…全国100万店以上
有効期限…無期限
購入方法…ネット販売・JCB加盟店の一部・電話

注意点として、JCBギフトカードのようなクレジットカード系の商品券は、おつりがでません。そのため、使用の際は額面以上の買い物に使わなければ、損をしてしまいます。

また、JCBの商品券には「JCBプレモカード」と呼ばれるカードタイプも存在するため、混同しないよう注意が必要です。

JCBギフトカードは紙タイプの商品券ですが、JCBプレモカードは、プリペイドカードに金額をチャージして使います。残高が残っている限り何度でも使えるため、設定金額の高いギフトカードを贈るなら、こちらのほうがコンパクトで使い勝手に優れています。

ただし、JCBギフトカードの対応店舗が100万店以上なのに対し、JCBプレモカードはおよそ70万店舗です。汎用性が若干落ちるため、地方にお住まいの方へ贈るには向かないかもしれません。

JTBナイスギフト

JTBのナイスギフト(NICE GIFT)とは、旅行会社のJCBが発行している商品券です。全国のデパートや百貨店といった全国100万店以上のJCB加盟店で使えます。

買い物や飲食だけでなく、JTB系列の旅行券としても使えるため、高い汎用性を誇ります。

JTBナイスギフトの基本情報は、以下の通りです。

額面…1,000円・5,000円
使用できる店舗数… 全国100万店以上(JTBの旅行代理店含む)
有効期限…無期限
購入方法…ネット販売・JTB各店舗・FAX

なお、JTBには他にも「JTBトラベルギフト」「JTBナイストリップ」の2種類が存在します。

JTBトラベルギフトは、JTBの旅行代理店やグループのホテル、レストランで使えるプリペイドカードタイプです。残高が残っている限り何度でも使え、最低3,000円〜最大500,000円まで設定可能です。

デザインを自由に作れるため、記念の贈り物として人気があります。その代わり、有効期限がある点と、リチャージできない点には注意が必要です。

JTBナイストリップは、紙タイプのJTBトラベルギフトといってよいでしょう。額面は1,000円・5,000円・10,000円の3種類で、こちらは有効期限がありません。相手に有効期限を気にしてほしくない場合は、こちらがおすすめです。

UCギフトカード

UCギフトカードは、クレジットカード会社である「ユーシーカード株式会社」が発行する商品券です。全国の百貨店やスーパー、ショッピングセンターで使えます。

UCギフトカードの基本情報は、以下の通りです。

額面…500円・1,000円・5,000円
使用できる店舗数… 全国50万店以上
有効期限…無期限
購入方法…ネット販売・加盟店の一部・電話・FAX

2024年8月現在、UCカードの対応店舗は徐々に少なくなってきているそうです。

例えば、焼肉屋の「彩炉」は2024年3月31日時点で、カインズホームでは同年2月1日、三井ガーデンホテルでは2023年6月に取り扱いを停止しています。

それでも対応店舗は全国に多数ありますが、心配な方は早めに使っておいたほうがよいでしょう。

Visaギフトカード・VJAギフトカード

三井住友カードで知られるSMBCグループでは、西友で使える「Visaギフトカード」と「VJAギフトカード」を発行しています。

Visaギフトカードは、全国の百貨店やスーパーマーケットを始めとした国内外のVISA加盟店で使え、対応店舗数は1.3億店舗以上にものぼります。

Visaギフトカードの基本情報は、以下の通りです。

額面…3,000円〜50,000円(プリペイド式)
使用できる店舗数… 国内外1.3億店舗以上
有効期限…2年間
購入方法…ネット販売

Visaギフトカードで注意したいのが、有効期限が2年なところです。こちらは紙タイプの商品券ではなく、プリペイドタイプとして販売されています。

三井住友カードでは、紙タイプの「VJAギフトカード」という種類も存在します。こちらは有効期限がないため、万が一贈り相手が利用を忘れてしまっても安心です。その代わり、使える場所は国内に限定され、対応店舗数は50万店まで落ちてしまいます。

グループ店舗の商品券

西友の関係店舗では、サニー・パルコ・エンドチェーン、西友ストア長野で発行している商品券もあります。これらの商品券は、相互的に使えるため、別の店舗へ行ったときでも安心です。

ただし、前述したようにパルコのみ使用できる店舗が限定されます。

また、サニー・エンドーチェーン・西友ストア長野の商品券は、パルコでは使えません。

現在は販売を終了しているが使用はできるギフトカード

西友で使える商品券のなかには、既に販売が終了しているものもあります。

例えば、前述した「西友商品券」を始め、サニー・エンドーチェーン・西友ストア長野でも販売自体は終了しています。

また、西友で使えるクレジットカード系ギフトカードのなかにも販売が終了しているものも。具体的な商品券の名前は、以下の通りです。

  • 三菱UFJニコスギフトカード
  • DCギフトカード
  • ダイナースロイヤルチェック など

販売は終了しているものの、西友や関係店舗で使用するのは可能です。ただし、取り扱い自体を取りやめる可能性もゼロではないため、上記の商品券を持っている場合は早めに使ったほうがよいでしょう。

西友の商品券でよくある質問

西友の商品券でよくある質問
ここからは、西友の商品券についてよくある質問について解説します。

西友の商品券を持っていたり、対応店舗について疑問があったりする方は、以下の点を参考にしてください。

西友のネットスーパーでも使えますか?

西友で使える商品券の類は、基本的には実店舗でのみ利用可能です。

ネットスーパーでは現在、商品券での支払いに対応していません。そのため、商品券を利用したい場合は、近くの西友店舗で直接買い物をする必要があります。

とくに、九州エリアは4月に店舗がなくなったばかりのため、西友または関連店舗の商品券を持っている場合は、金券ショップで換金したほうがよいかもしれません。金券ショップでの換金については後述します。

西友で使える商品券は西武百貨店やファミリーマートでも使えますか?

クレジットカード会社が発行しているギフトカード(JCBギフトカードやVisaギフトカードなど)は、西武百貨店やファミリーマートなどほかの店舗でも使える場合があります。

しかし、西友または関連店舗で発行された商品券については、使用できません。また、パルコに関してはクレジットカード系の商品券以外、使用できるのが一部の店舗のみです。

お釣りはでますか?

西友に対応している商品券は、種類によってお釣りの有無が異なります。

西友グループの商品券の場合は、お釣りがでます。一方で、クレジットカード系のギフトカードはお釣りがでません。

混同しやすいため、利用の際は基本的に額面以上の買い物に使用しましょう。

商品券はどこの西友でも使えますか?

西友・リヴィン・サニーは、全国どの店舗でも共通して商品券が使えます。関係スーパーの商品券も相互利用できるため、サニーの商品券を西友で使うことも可能です。

使用しない商品券は金券ショップで買取してもらおう!

使用しない商品券は金券ショップで買取してもらおう!
西友の商品券を持っていても、人によっては「普段から西友に行かない」「西友が近くにない」といった理由で、使い道に困ることもあるでしょう。そんなときは、金券ショップで換金するのがおすすめです。

ここからは、金券ショップの基本情報について解説します。

金券ショップとは?

金券ショップとは、使用しない商品券や各種割引券といった「金券」を、換金・購入できるお店です。

基本的には主要駅や繁華街、ショッピングモールに店舗を構えており、店舗は小型である場合がほとんどです。大通りより、細い路地や高架下といった目立ちづらい場所にあることが多く、よく行く場所でも存在に気づかないケースも珍しくありません。

金券ショップを探す際は、マップアプリやWebサイトの検索機能を使ったほうがよいでしょう。

金券ショップの取り扱い商品

金券ショップでは、商品券だけでなくほかの金券類全般を取り扱っています。

主な商品項目は、以下の通りです。

  • 切手
  • はがき
  • レターパック
  • 株主優待券
  • 旅行券
  • 宿泊券
  • 食事券
  • 鉄道切符
  • グルメギフト券
  • テーマパークチケット
  • 図書カード
  • QUOカード
  • 印紙 など

金券ショップは基本的に買い取った商品を再販して利益を得ているため、上記の商品すべてが揃っているとは限りません。

また、金券ごとの人気や希少性など、さまざまな要素を加味して買取額が決定します。換金率は店舗やシーズンによって変わる点にはご注意ください。

なお、一部の金券ショップでは外貨の両替を行っているところもあります。空港や銀行よりレートが有利なこともあるため、海外旅行の帰りに金券ショップで換金するのもおすすめです。

金券買取サイトもおすすめ

金券ショップは比較的、都市部に集中しているため、地方に住んでいると近くに店舗がないこともあります。そのような場合は、インターネットを活用した「金券買取サイト」を利用しましょう。

金券買取サイトでは、郵送で商品券を送るだけで簡単に査定・買取をしてもらえます。条件次第では店舗より換金率は下がってしまいますが、金券ショップへ行く交通費も考慮すれば、買取サイトのほうがお得な場合もあるでしょう。

もし金券ショップが近隣エリアにある方でも、金券の換金目的で車や電車の移動費をかけるのは勿体ないです。そのため、ショッピングや食事など、何かの用事のついでに寄るのをおすすめします。

商品券を高く買い取ってもらうポイント

商品券を高く買い取ってもらうポイント
ここからは、商品券をできるだけ高く売るポイントについて解説します。

どのポイントも簡単に実行できるため、できるだけ高く売りたい方は以下の方法をお試しください。

1.複数社で比較する

金券ショップの店舗によって、換金率は異なるものです。同系列の店舗でも在庫の数によって変動することがあるため、査定は複数で行って比較するのが重要です。

とくに、高額な商品券はほんの1%の換金率が大きな差につながることもあるため、比較対象はあったほうがよいでしょう。

金券ショップが近隣にない、または1店舗しかない場合は、金券買取サイトの相場表を参考にするのもおすすめです。換金率が異なるといっても、商品の状態が同条件なら相場より大きく乖離することはありません。

悪質な店舗につかまると安く買いたたかれる可能性もあるため、相場は事前に知っておいたほうがよいでしょう。

2.保存状態を良くしておく

商品券の保存状態も、買取価格に影響を与えます。紙面の汚れやミシン目の破れがあると、買取額が下がることがあります。

大切に保管し、できるだけ綺麗な状態で査定に出すよう心がけましょう。

3.シーズンを狙う

商品券の需要は、年末年始や大型連休前など、特定の時期に高まることがあります。このような時期は店舗も在庫を確保しておきたいと考えるため、通常時より換金率が高くなるかもしれません。

商品券を売るときは、一般人の消費活動が活発化しやすいシーズンの直前を狙いましょう。

ただし、有効期限がある金券類は、早めに売ってしまうのをおすすめします。期限が迫っている金券類は買取価格が下がる可能性があり、最悪の場合は買取不可とされるかもしれません。

商品券の換金を検討する際は、有効期限があるかどうかを事前に確認しましょう。

まとめ

①西友では関連スーパーの商品券やクレジットカード系の商品券が使える
②現在、西友は北海道〜関西エリアにかけて店舗展開している
③西友で使える商品券は同社のネットスーパーでは使えない
④西友の商品券を使わないなら金券ショップで換金しよう
⑤商品券の高価買取を目指すなら保存状態とシーズンに注目

 

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