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郵便料金の値上げは金券ショップで備えよう!
2024年10月1日から、郵便料金が値上げされます。使う郵便の種類や郵便物の重量にもよりますが、値上げ幅は17%〜30%程度です。
また、それに合わせて普通切手・郵便はがき・レターパックといったアイテムも新価格のものが発売されるため、郵送を頻繁に使う方はコストの増大に備えなければなりません。
当記事では、10月1日から始まる郵便料金の改定についてや、今からできる値上げ対策について解説します。
目次
郵便料金の値上げに備えよう
日本郵便は、2024年10月1日から既存の郵便料金の改定を発表しました。これにより、定形外郵便や通常はがきといった郵便物全般が、17%〜30%程度値上げされます。
改定後も古いレターパックや郵便書簡はそのまま使えますが、新料金に合わせた差額分の切手を購入しなければなりません。
改定前のレターパックをそのまま使うと差し戻しされてしまうため、急を要する郵便物を取り扱う際は気をつける必要があります。
なお、料金改定に対応した郵便アイテムが発売されるのは、2024年9月2日からです。
10月1日から郵便料金はどう変わる?
ここからは、10月1日から始まる郵便料金の詳細について解説します。
郵便物の種類によって値上げ幅が異なるため、10月1日以降に郵便物を郵送する際には注意が必要です。
おもな新料金のアイテム
郵便料金の改定によって使用が変更されるアイテムは、以下の通りです。
- 郵便切手
- 郵便はがき
- レターパック封筒
- スマートレター封筒
切手以外のアイテムは商品そのものに切手分の料金が含まれているため、改定後はこれらのアイテムの価格も変更されます。
なお、旧料金のアイテムは10月1日以降も問題なく使えますが、差額分の切手を貼り付けた上で郵送しなければなりません。
例えば、レターパックプラスは520円から600円に値上がりするため、520円の旧式レターパックプラスに60円分以上の切手を貼る必要があるのです。そのため、従来のようにポストにそのまま投函するのではなく、自身または郵便局で差額分の切手を貼る手間が発生します。
新料額の普通切手のバリエーションは「16円・22円・26円・40円・85円・110円・180円・270円・300円」の9種類です。販売とともに既存の切手が廃止されるわけではないため、1円切手や5円切手など旧切手は、これからも購入できます。
通常はがきの料金は現在63円のものが85円に上がり、定形郵便物は84円または94円から、110円に統一されます。
定形外郵便物は、50g以内120円〜1kg以内580円だったものが、140円〜750円と、およそ17%〜30%程度の値上がりです。
今回の改定においては、一般書留と簡易書留以外のすべての料金が値上がりしています。とくに1kg以内の定形外郵便物に関しては値上げ幅が大きいため、大きな荷物を定期的に送る方には打撃が大きいといえるでしょう。
新料金に対応したアイテムは9月2日から販売開始
新料金に対応したアイテムは、9月2日から販売が開始されます。2024年7月現在で入手は不可能ですが、9月2日から急いで準備する必要はありません。
前述したように旧料金の切手やレターパック等は変わらず使えるため、残っていても基本的には問題ありません。旧料金のアイテムの在庫が多い場合は、在庫が切れるまで切手はがきの追加だけで対応するとよいでしょう。
なぜ郵便料金が値上げになったのか?
ここからは、郵便料金が値上げになった理由について解説します。
昨今は物価や燃料費の高騰により、郵便業界にも大きな打撃が与えられています。しかし、理由はそれだけではなく郵便物の減少やデジタル技術の普及も理由にあるそうです。
郵便物が減少した
国内の郵便物は平成13年度をピークに毎年減少している傾向にあり、現在ではピーク時のおよそ半分程度にまで減少しています。
総務省の見解では、デジタル技術の活用が急速に進んでいる状況を踏まえ、郵便物の減少は今後も続くと予想されています。
郵便に限らずサービスや物の価値が安くなるのは、事業規模が大きく薄利多売でもビジネスが成り立っているからです。例えるなら、個人の飲食店とファミレスで料理の提供価格が大きく変わるのと同じです。
利用者数や事業規模が大きいと、商品を大量に仕入れたり、人員を多くしてより低い価格で商品やサービスを提供できます。しかし、前述したように日本の郵便物は平成13年度をピークに減少傾向にあるため、年々薄利多売でのビジネスが成り立たなくなってきているのです。
今回郵便物の料金が改定されたのは、こういった需要の減少が理由の1つとしてあげられます。
物価や燃料費の高騰
料金の値上げの理由の1つとして挙げられるのが、物価や燃料費の高騰です。近年はエネルギー価格の高騰により、配送にかかる燃料コストが増大しています。
また、物価の上昇に伴う従業員の賃金の引き上げも行われているのも大きな理由でしょう。人件費や配送の委託費用がコストの大半を占める郵便事業においては、エネルギー価格の高騰や人件費の高騰による影響は大きいといえます。
今回17%〜30%程度の値上げに踏み切ったのは、現時点でのコストの高騰と、今後のエネルギー価格の高騰も含まれている可能性があります。
デジタル化による郵便物のあり方に変化
近年はメッセージのやりとりや書類の送付に、チャットツールやメールを用いるのが主流になってきました。
例えば、年賀状や契約書類の送付をGmailやLINEで済ませている方も多いのではないでしょうか。事実、年賀状の枚数は2010年を境に年々減少しつつあるそうです。
携帯カメラの普及でインスタントカメラが使われなくなったのと同じように、デジタルツールの登場で郵便物のあり方も変化しているのです。
郵便物の価格改定は、社会のデジタル化も理由として挙げられるでしょう。
郵便料金の値上げ対策には金券ショップを使おう
ここからは、郵便料金の値上げ対策に有効な「金券ショップ」について解説します。
これからの値上げに備える方法としてまず挙げられるのが「郵送1回あたりのコストを減らす」ことです。今回の値上げは16%〜30%と上昇幅が大きいため、1回あたりの郵送コストを下げることは大きな費用削減につながります。
金券ショップを有効活用すれば郵送コストを削減できるため、10月1日に向けて今から準備しておくのをおすすめします。
金券ショップについて
金券ショップとは、商品券・切手・割引券・交通切符・航空券といった金券類を中古で買取、販売している店舗のことです。基本的に駅の周辺や繁華街にある場合が多く、近年では金券サイトとしてインターネット上にも存在します。
割引の鉄道切手を購入した経験がある方も多いのではないでしょうか。販売価格は種類にもよりますが、定価より安く金券を入手できる分、節約や費用削減に効果的です。
金券をお探しなら、日本最大級の金券&チケット売買専門店「Jマーケット」におまかせください。弊社では定番の商品券から格安航空券まで、幅広い商品を取りそろえています。
東京・大阪・福岡の支店を構えており、オンライン販売や買取も実施中です。切手やレターパックのまとめ買いを考えている方は、ぜひお気軽にご利用ください。
取り扱う商品
金券ショップで取り扱っている商品は、主に以下の通りです。
- 普通切手
- 記念切手
- 収入印紙
- はがき
- レターパック
- スマートレター
- エクスパック
- ミニレター
- 株主優待券
- 商品券
- ギフトカード
- 旅行券
- 宿泊券
- クオカード
- 図書カード
- テーマパークチケット
- 前売り券
- 外貨両替 など
主に金券と呼ばれる類いのものは、ほとんど販売されています。切手やはがきといった郵便関係のアイテムも多数販売されているため、大量に仕入れることで郵便コストを下げられるでしょう。
ただし、金券ショップは中古販売が基本なため、在庫に限りがあります。店舗によっては在庫切れの商品があることも珍しくありません。大量に仕入れるなら、店舗型の金券ショップより金券買取サイトを利用したほうがよいでしょう。
なお、「Jマーケット」では、切手・はがき・レターパックなど郵便関連のアイテムを扱っています。価格改定前に低コストで大量ストックしておきたい方は、ぜひご検討ください。
金券ショップの探し方
金券ショップの多くは、駅周辺・商業施設内・繁華街といった人通りの多い場所に存在します。目立ちにくい場所に構えている店舗もあるため、探す際はスマートフォンの検索機能を使うと効率的でしょう。
ただし、金券ショップの多くは都市部にあり、地方にお住まいの方だと近隣エリアにないこともあるでしょう。そんな方はインターネットの金券買取サイトを利用するのをおすすめします。
金券ショップにおいて、商品の値下げ幅は、定価から数%程度が多いため、移動に費用がかかると元を取れない可能性があります。車や電車で移動が必要なくらいなら、インターネットの金券買取サイトを利用したほうがよいでしょう。
また、金券ショップが見つかってもその店舗に欲しい商品の在庫があるとは限りません。在庫数や取り扱い商品は店舗によって異なるため、事前に問い合わせて確認しておくとよいでしょう。
金券ショップではレターパックも買える
金券ショップといえば「商品券」や「交通切符」というイメージを抱く方も多いですが、切手・はがき・レターパックといった郵便関連のアイテムも数多くラインナップされています。
在庫数は店舗によりますが、郵便コストを下げるなら積極的に活用するとよいでしょう。
ここからは、金券ショップのレターパックについて解説します。
レターパックをお得に購入できる
金券ショップではレターパックを定価より安く購入できます。
レターパックの定価はレターパックプラス20部セットで10,400円、1部あたり520円です。レターパックライトの場合は20部セットで7,400円、1部あたり370円かかります。
これを金券ショップで購入した場合、レターパックプラスなら1部あたり509円前後、レターパックライトなら1部あたり359円前後で入手可能です。
ただし、販売価格は金券ショップによって異なるため、あくまで参考価格である点にご注意ください。
旧式のレターパックは新料金後も引き続き使えるため、今の価格が安い内に大量にストックしておくのもおすすめです。
ただし、郵便料金の値上げによって中古アイテムの需要が上がる背景から、転売目的の買い占めが起こるかもしれません。まとめ買いを考えている場合は、早めに対処しておいたほうがよいでしょう。
まとめて購入するとさらにお得に
店舗やサイトによっては購入枚数が多いほど割引を適用しているケースもあります。事業用や個人のインターネット販売といった方で大量に必要なら、最大枚数で購入したほうがコストを下げられるでしょう。
例えば、金券ショップによっては200枚以上の購入でレターパックプラスなら1部あたり約503円、レターパックライトなら1部あたり355円まで下げられるところも存在します。
送料無料で購入できる金券買取サイトもあるため、近隣にショップがない場合はインターネット購入を活用しましょう。
金券ショップでレターパック購入がおすすめの人
ここからは、金券ショップでレターパックを購入するのがおすすめな方について紹介します。
レターパックは金券ショップで購入したほうが安いため、10月からの値上げ対策として有効です。高頻度で使う方ほど高い効果を発揮するため、以下の方は積極的に金券ショップを活用しましょう。
士業の事務所
弁護士や税理士といった士業の方は、資料や契約書類の郵送でレターパックを多く使います。近年はデジタルツールでデータとして送るケースも増えてきていますが、まだまだ紙の書類のほうが多数派です。
10月1日以降は郵送コストで利益が圧迫されるため、早い段階から金券ショップや金券買取サイトでまとめて購入しておきましょう。
不動産業者
士業と同じく、不動産業者の方も資料や契約書類に郵送を用います。物件情報や注文住宅のカタログをレターパックで送るケースも多いため、郵便料金の値上げの影響が大きい業界の1つといえるでしょう。
事業用であっても、レターパックを金券ショップで購入して使うのは問題ありません。金券ショップのものだからといって特別な制約がかけられるわけではないため、積極的に活用しましょう。
ネットオークションをする人
ネットオークションやフリマサイトを活用して、物販をしている方にとって、郵送コストの影響は大きいといえます。
オークションやフリマサイトでは1円単位の価格差が購入に響くため、郵送コストを抑えられればその分販売価格も安くできます。
また、1回の取引で生じる利益も増えるため、金券ショップは積極的に活用するとよいでしょう。
レターパックの特徴
ここからは、レターパックを利用したことがない方に向けて、郵便局のレターパックの基本情報について解説します。
これから個人やビジネスでレターパックの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
料金が全国一律
レターパックは、A4サイズで総重量4kgまでなら全国一律料金で郵送をお願いできるサービスです。厚紙の封筒に郵送物を入れて、ポストに投函または集荷によって配送します。
通常の郵送と違って送り状や切手を貼り付ける必要がなく、レターパック1枚だけですべて補完可能です。
荷物の配送状況を確認できる
レターパックの特徴の1つが、郵送物の配送状況をアプリやWebで追跡できるところです。
郵便物の配達においては「まだ着いてないの?」「ほんとうに送ってる?」と心配する方も珍しくありません。とくに重要な種類ほど敏感になってしまうものです。
レターパックなら追跡サービスがあるため、郵便物の配送状況をリアルタイムで確認できます。
休みの日も配達してもらえる
レターパックは郵便局へ持参しなくても、規定の郵送条件を満たしていればポストへ投函しても送ってもらえます。土・日・祝日も含めて対応してくれるため、急いで書類を届けたい方にもおすすめです。
近隣にポストがない方や病気やケガで外出が難しい方は、郵便局の集荷をお願いするとよいでしょう。
レターパック「プラス」と「ライト」について
レターパックには「レターパックプラス」と「レターパックライト」の2種類があります。
レターパックプラスは配達時に対面で受領印をもらう形式で、レターパックライトは郵便受けに投函する形式です。また、料金はレターパックプラスは520円、レターパックライトは370円とレターパックライトを使ったほうが低コストです。
ただし、レターパックライトは厚み3cm以内でなければ郵送出来ない点にご注意ください。
郵便料金の値上げ前に取り組みたいこと
ここからは、郵便料金の値上げが実施される前に今からできることについて解説します。
今回の価格改定は値上げ幅が大きいため、郵便を普段から活用している方への影響は大きいでしょう。少しでも郵便のコストを下げるためには、今から対策しておく必要があります。
使用する切手をあらかじめ購入しておく
9月2日の新切手販売に向けて、現在の切手の駆け込み需要が予想されます。発売当日は購入希望者が郵便局に殺到して買えない可能性もあるため、使いやすい1円・5円切手を詰めておきましょう。
また、金券ショップでは切手も販売されており、こちらも料金改定前に購入が殺到すると予想されます。早いうちから安い切手を大量に確保しておき、郵便コストの上昇に備えておきましょう。
10月の値上げ後は「安く買える」を意識
今回の価格改定の影響は大きいと予想されるため、現在と違って「いかに郵便コストを下げるか」に注目が集まるでしょう。金券ショップに目を付ける人も多いため、今後は価格の安い切手やレターパックの獲得競争が起こる可能性があります。
金券の類は需要が高くなると価格も合わせて上昇するため、現在は1部あたり509円程度で購入できるレターパックも、10月以降は価格相場が上昇するかもしれません。
レターパックは大量にストックしても腐らないため、価格改定に備えて大量にストックしておくのも1つの手段です。
まとめ
①2024年10月1日から郵便料金の値上げが行われる
②新料金になっても旧式のレターパックやはがきは使えるが、新料金の差額分の切手が必要になる
③郵便コストを節約するのは金券ショップの中古アイテムを活用しよう
④郵送を頻繁にする方ほど金券ショップはおすすめ
⑤10月に備えて今から値上げの対策を行っておこう
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